外交問題研究no.002.米国の手つまり

2007/04/01

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    外交問題研究    NO.002            ???
         2007.04.01        ???
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           米国の手つまり
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イラク戦争でもイランとの紛争でも、手つまりな米国である。石井

米国の戦略が全て、暗礁に乗り上げている。イランに空母2隻を送
って圧力を掛けているが、イランはウラン濃縮を諦めない。そして
英海軍艦がイラン国境を侵犯したとして拿捕している。

イラクでの作戦も旨くいっているように見えない。米議会も軍事費
の増額には反対しないが、来年夏まで撤退するという条件を付けて
抵抗している。もちろんブッシュ大統領は拒否すると言っている。

北朝鮮問題は、中国の抵抗で北朝鮮資金口座の移転ができないでい
る。6ケ国協議も再開できない。なぜ中国が抵抗しているかは昨日
のマルマガで述べたが、中国の独自性に拘っている。

すべてに旨くいっていない米国に追い討ちを掛けるように、親米の
サウジ国王までが、「米軍のイラク駐留は不法占拠」と発言される
までになっている。サウジアラビアはイラクのスンニ派住民が米軍
から攻撃されているが、スンニ派住民を守るべき宗教上の義務があ
る国である。米軍のスンニ派攻撃には非常に危機感を持っている。
米国がイラン(シーア派)と戦いながら、イラクでシーア派を助け
るという矛盾した行動が中東の事態を複雑にしているのに、その面
での反省が米穀にはない。ここがうまくいかない問題の本質である。

親米の英国も6月でトニー・ブレアが首相を退任することになって
いる。後任のブラウン財務相はブレアほどの親米派ではない。英国
の世論もイラクなどからの撤退を求めているので、ブラウン新首相
は、その世論にある程度従うことになると見る。

しかし、イランの英軍兵士の拘束でブレアは強硬手段を米国と共に
取る事もありえるので、要注意であるが、全ての面で米国の思いど
うりに行っていない。
さあ、どうなりますか??
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イラン大統領「核開発やめない」 国連の追加制裁決議で(ASAHI)
2007年03月26日10時31分
 イランからの報道によると、イランのアフマディネジャド大統領
は25日、国連安全保障理事会でイランにウラン濃縮活動の即時停
止などを求める追加制裁決議が採択されたことに対し「イランは平
和的で合法的な核開発を一秒たりとも止めない」と語った。大統領
府報道官は同日、国際原子力機関(IAEA)との協力を制限した
と述べた。 

 国営イラン通信などによると、イランはこれまで信頼醸成措置の
一環として、核開発関連施設の建設計画を事前にIAEAに伝えて
いた。だが、今後は保障措置(核査察)協定の義務である、「施設
稼働の6カ月前」まで通告しないという。イランはすでにIAEA
との協力を見直す法律を可決、今年1月には査察官の入国を拒否し
たことがある。 
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サウジ国王「イラク駐留は不法占拠」発言に反論・米国務次官
(nikkei)
 バーンズ米国務次官(政治担当)は29日の議会証言で、サウジア
ラビアのアブドラ国王が米軍のイラク駐留を「外国による不法占拠
」と批判したことについて「同意できない」と反論し、サウジ政府
に説明を求める考えを示した。

 同次官は「(アブドラ国王の)発言に若干驚いている」と表明。
米軍のイラク駐留は国連安全保障理事会の決議に基づいているとし
て正当性を主張した。その上で、発言の翻訳や引用に間違いがあっ
た可能性もあると指摘。両国の協力関係に影響を与えることはない
と強調した。

 AP通信などによると、アブドラ国王は28日、アラブ連盟首脳会
議での演説で「イラクでは、外国による不法占拠の下、同胞の間で
血が流されている」と述べた。対テロ戦争での米国の主要な同盟国
であるサウジ首脳が米国のイラク政策を公に批判するのは極めて異
例。(ワシントン支局)(11:01) 
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イランが英兵士解放しなければ「別の段階」に進む=ブレア首相

 [ロンドン 27日 ロイター] ブレア英首相は27日、イラ
ンが拘束している英海軍兵士・海兵隊員15人を解放しなければ、
「別の段階」に進むと警告した。

 首相は「外交的手段での解決を目指しており、兵士は解放されな
ければならず、拘束は正当化できないことをイラン政府に理解させ
ようとしている」と指摘。「解放しなくてはならないと理解させる
ことを望んでいる。そうでなければ、別の段階に進むことになる」
と述べた。

 首相報道官は、英国側が取りえる次の措置として、GPS(衛星
利用測位システム)記録で兵士がイラン領海内にいなかったと証明
することを挙げた。
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