エコ・リサイクル

月のリズムで暮らす ナチュラル生活初めの一歩“コマンタレブー”

旬を感じながら幸せになれるナチュラルでオーガニックな暮らし方を提案。美味しい・綺麗・気持ちいいが三原則。食の裏側の話や要注意の落とし穴も経験者が語ります。

全て表示する >

【月のリズム62】日本人は軟水族 2009/9/19

2009/09/18

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

コ┃マ┃ン┃タ┃レ┃ブ┃ー┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛

*∴★ --- 月のリズムで暮らす ナチュラル生活初めの一歩☆*∴★

2009 9/19(新月) 第62号(あたりまえの食卓 Vol.91)

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
インデックス

1 暦の話 ・・・シルバーウィーク
2 食材ノオト ・・・水と食文化、そして健康

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

  暦・・・二十四節気:
            白露(はくろ)〔9月 7日〜 9月23日〕
            秋分(しゅうぶん)〔9月23日〜10月 8日〕

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

★暦の話★
「シルバーウィーク」

今日からの5連休をシルバーウィークと呼ぶそうですが、
連休ばかりが頭にあって、さて、何の日なのか忘れていました。

21日は敬老の日、23日は秋分の日で、祝日法によると、それぞれ、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」と
「自然をいつくしみ、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」
とあります。

祝日法は守らないからと言って罰せられたりしない法律のようですが(笑)、
それなりに意味のあることなんだなと読み返しました。

過去を振り返ることが良くない事のように言われがちなこの頃ですが、
1年に1度位、5日あるお休みの中の1日位は、昔の事を考え、過ぎた日に
活躍した人たちへ敬意と感謝を表す時間を取るのは良き事哉、と思います。

                        (ながた けいこ)


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  ■□ 食材ノオト ・・・ ながた けいこ □■
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

「水と食文化、そして健康」

日本は水の豊かな国です。
水道水の味は別としても、蛇口をひねるとちゃんといつでも飲める水が
出てきて、公園や駅等、公共の場所でも‘無料’で‘いつでも’‘きれいな’
水を飲むことができます。

今までに旅で訪れた国々では、ネパールは山が多く上下水道共に設備のない
地域があって、女性の朝の仕事は水汲みから始まっていましたし、
先進国アメリカでも水道水をそのまま飲用できない都市が数多くありました。

雨が十分に降るという気候と豊かな山林という風土に恵まれた日本は、
昔から美味しい水が貧富の区別なく手に入る恵まれた水王国でした。
そのおいしくて安全な水に育まれたのが日本料理です。

日本の水が軟水*であることはすでにご存じと思います。
和食の基本になるかつお節や昆布でとる「だし」は、どちらも軟水が
適しています。また、緑茶も軟水でないとおいしくありません。
日本の水が和食文化を生んだともいえると思います。

逆に西洋料理と呼ばれるヨーロッパの、肉を主体とした料理はミネラル分の
高い硬水*が適しているのです。
例えばシチューなど肉を煮込む料理は、カルシウムが肉を硬くする成分と
結びついてアクとして出るので、硬水で調理することによりやわらかく
仕上がります。

和食に欠かせないご飯を炊くと硬水と軟水の差がはっきりわかります。
軟水で米を研ぎ、軟水で炊き上げると、お米の細胞がきれいな網目構造に
なり、ふっくら粘り気のあるご飯が食べられます。
硬水で炊くと、硬水に含まれるカルシウムが食物繊維を硬化するので、
同じ米でも味が落ちてしまいます。
ご飯を炊くには、日本の土地にある軟水が一番というわけです。

一方、炒飯やパエリア、ピラフなど、パラパラに仕上げるご飯料理には、
中硬水**が適しています。
中国やスペインの水は日本より硬度が高く、どの国でも水に合った調理法が
発達してきたことがわかります。

また、水と食文化は健康や寿命とも密接な関係があります。

和食は野菜と米、豆腐や味噌・醤油など大豆製品が基本、魚もイワシ、
サンマ、サバといった青魚(=不飽和脂肪酸の比率が高く、血中の悪玉コレ
ステロールを減少させる)が多く、マグロやサケ、かつお等大きな魚は
食卓に上る頻度も少なく、肉類はハレの日のものでした。
そのような食材が中心の食事では脳梗塞や心筋梗塞などになる危険は
かなり少なかったのです。

一方、肉が中心の食文化圏では、日常に飲む水が硬度の高いものであるため、
カルシウムやマグネシウムが十分に摂取され、動脈硬化など血管の障害に
よる病気の予防になっていたといえます。

地産地消、身土不二というのは経済にも身体にも理にかなったエコなこと
なのですね。

美味しいものを知ってしまった私たちの味覚や、車や飛行機による流通で
世界のものが手に入るようになった便利さを50年前に戻すことはもう
できません。
が、日本人の身体・DNAは一朝一夕に変わるものではありません。
時には自分の身体の本質やキャパシティーを振り返って、日常の生活を
見直す事が必要なのではと思います。

*硬水と軟水
水の中に含まれるミネラル類のうちカルシウムとマグネシウムの合計含有量
の指標を硬度という。含有量の高いものが硬水、低いものが軟水となる。

世界保健機関(WHO)の基準(水1L中)
軟水  0 - 60mg未満
中程度の軟水(中硬水) 60 - 120mg未満
硬水  120 - 180mg未満
非常な硬水  180mg以上

**硬度の計算の仕方、分類は国によって違いがある。


 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■□ ながた けいこ □■
 ■有機野菜とオーガニック食品の会社で商品企画と営業を担当、
 ■全国の自然食品店約100店舗をまわる。その後、自然食品店の
 ■アドバイザーや自然素材のお菓子工房の通販に携わる。
 ■生産者と消費者をつなぐ視点で、食のセミナーを企画。
 ■それらの経験を元にメルマガ発行中。
 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
□・編集後記・□
秋の味覚・サンマがウチではうまく焼けない。そのうえサンマ臭で数日悩
まされてしまう。かわりにマッタケと言いたいところだが・・・。(な)
--------------------------------------------------------------
今年のさんまは、豊漁で大きくて脂が乗っていて、おいしい! これから
の季節、私の好きな青い魚がおいしくなって、うれしい限り。(晴)
--------------------------------------------------------------
秋の味覚といえば新米! さんま! すだちも安くて魚だけでなくサラダ
や漬物にも使います。あれこれ食べたくメニューに悩む爽秋かな。(絵)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

次回配信予定日:2009年 10月 4日(満月)
☆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞☆
発行:コマンタレブー編集部 http://www.atarimae.com/
代表:ながたけいこ
日々是ナチュラル:河井晴菜美
美しさはこころよさ:絵本まや
☆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞☆
☆月のリズムメールマガジンのバックナンバーは下記へどうぞ。
http://www.atarimae.com/
☆ご意見・ご感想はこちらへ。 mm@ atarimae.com
☆登録の解除・変更は下記ページでお願いいたします。
まぐまぐ!
http://www.mag2.com/m/0000229335.html
melma!
http://www.melma.com/backnumber_167535/
☆禁複写・転載☆
本誌に掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。
Copyright(c)2009 atarimaeno-shokutaku. All rights reserved.
☆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞☆

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2007-03-25  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。