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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

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「夜明け前が、一番、暗い!」のか? の(週刊 自転車ツーキニスト716)

2017/04/26





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      「夜明け前が、一番、暗い!」のか? の716号

■中学の先生の決めゼリフ

 私が通ってた中学の先生の決めゼリフにこんなのがありましてね。
「夜明け前が一番、暗い!」
 ふむ、まあ、意味合いとしては次のような励ましフレーズだ。

 もう少しだ、頑張れ、今を乗り越えれば、きっとその努力が報われるときがくる! 今が一番苦しいんだ、そうだ、夜明け前が、一番、暗いんだぁぁぁぁ!

 ……はあはあ。
 とまあ、そういう感じ。ちょっと熱血系の先生でね。
 ところが、中学同時の私は、これを聞きながら「また言ってるよ、夜明け前が一番暗いわけないだろ」と思ってた(やな生徒だね)。
 だって、普通に考えて、構造的にそんなワケないでしょう。
 地球が回って太陽の方を向く、それが朝なんだから、夜明けの前にはジワジワと明るくなるに決まってる。トワイライトなんて言葉も「夜明け(または夕ぐれ)間際の薄明かり」を指しているんだし、経験上もそうだ。
 夜明け前は「一番暗い」どころか「薄らぼーっと明るい」のだ。
 で、私しゃ、この決めゼリフ、この先生のオリジナルだと思ってた。

■ところがワールドワイド♪

 ところが、先日、とある英文を読んでたら、この言い方が普通に出てきて驚いた。
 オリジナルはこんな言い回しだ。曰く“It's always darkest before the dawn.”“The darkest hour is just before the dawn.”
 ひゃー、今、辞書を引いてみたら、2例も載ってたよ。
 で、周囲に聞いても「うん、言うよね」ということであって、私の中学教師だけじゃなかった。Y先生、失礼しました。お見それしました。
 それにしても、何だろうなぁ。
 この警句(?)圧倒的に「事実でない」わけだ。夜明け前は間違いなく「一番暗」くはない。
 でね、こういう格言って「なるほど、そうだよなぁ」と納得するには、いわばファクトがないと成り立たたんだろうに、と思うわけ。
「一番、暗い」という事実がないにもかかわらず「そうか、今が一番苦しんだ!」なんて歯を食いしばれないよ。
 どうだろう。私だけかな?

■で、提案(笑)

 で、私ヒキタとしては提案(笑)があるのだ。
 たしかに「今が一番苦しい、でも、ここを乗り越えれば栄光を掴むことができる!」という局面は実在する。そしてそれは必ず、その人にとって重要な局面だろう。
 そこを励ますことが必要なことって、間違いなくあるのだ。
 であれば「夜明け前が一番、寒い!」というのはいかがだろうか。
 これなら事実だぞ。
 夜ってのは、夜明けの直前までずーっと気温が下がり続けるもので、一般的には夜明け前こそが一番寒い。これは事実だし「凍える」という直接的な不利益を考えると、「暗い」よりもむしろこっちの方がいいくらいではないか?

 というわけで、少なくとも、私の息子、娘には、そう教えることにする(笑)。
 いま決めた(笑)。

■そうそうそう、そろそろ始まる学習院講座

 前回に引き続き、告知♪ 来月21日から始まります。恒例の学習院「楽しむための自転車学」。
 今期から、日曜開講(午後3時から)になりまして、なおかつ、学習院本校キャンパス内となります。わはは、目白駅前の、あの森の中だ。
 やむごとなき方々とすれ違うかもしれませんぞ〜♪

【学習院生涯学習センター「楽しむための自転車学2017】】
http://g-sakura-academy.jp/course/detail/2017/A/065/

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「かわうその自転車屋さん 4」こやまけいこ著 芳文社

 人気シリーズ、早くも第4巻であります。
 今回はなぜかツーリング系のエピソードが多いな。ファットバイクで川沿いキャンプ・ツーリングとか、一目で「こりゃ伊豆大島だ〜」と分かるような架空の島とか、輪行で温泉、とかね。
 相変わらず可愛らしいキャラクターたちが、それぞれにマニアック知識を披露し、なおかつ、自転車の魅力を伝え続ける。こやまさんいいね。かわうそ店主、1mmもブレずにここまできたぞ。
 それにしても、毎度毎度思うのだけど、この可愛らしくも品行方正なマンガが載っている雑誌のことだ。
 人呼んで(いえ、正式名称で)「週刊漫画TIMES」。
 いわゆるガテン系の青年漫画誌であります。以前のようなエロ&バイオレンスの路線じゃなくなったものの、なんつーのか、汗だくなガテン系職業モノが多い、という感じ。
 このマッチョな漫画群の中に、一点「かわうその自転車屋さん」……。
 ふむ、この対比がいいのかな。
 相対的に可愛らしさも1.5倍増し、というところなのかもしれん。
 それにしても不思議ではあるんだよなぁ。この雑誌コンセプト、というか、作品ラインナップ。

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【ヒキタ最新刊】
「電動アシスト自転車を使いつくす本」東京書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4487809878
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト
http://www.amazon.co.jp/dp/4777931048
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4022617616
【好評既刊本】
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書

「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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