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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

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子どもの頃の暑い夏の(週刊 自転車ツーキニスト625)

2015/07/29

 
 
 
 
 
 
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          子どもの頃の暑い夏の625号

■猛暑の子どもたち

 いや、連日、暑いすね。
 終末に子どもを連れてどこかに行こうなんて、正気の沙汰とは思えない。
 思えないんだけど、テレビを見てると、行楽地は子ども連れでいっぱいだ。○○のプールやら、浦安の××リゾートやら「おや、少子化の中、まだまだこんなに子どもがいたか」とばかり、画面に笑顔で映ってる。今年は関西のUSJが人気なんだってね。テレビによると。
 エラいなぁ。パパたち、ママたち。
 熱中症には気をつけてね。

■考えてみれば、自分がガキンチョのとき

 そうそう、考えてみれば、自分自身がガキンチョの頃、この猛暑をどうクリアしていたかというと、ふむ、銀行に行ってたな。友達と連れだっての銀行ロビー。
 銀行にはなんつっても冷房があるからね。
「こら、用のないガキは来るな」とか、追い出されながら、でも、なんだかんだで10分程度は滞在できたかな。宮崎銀行日南支店、および、日南信用金庫であります。当時、行員だった方々、ありがとうございました(笑)。
 ということは……、あれ、裏を返せば、銀行以外には冷房がなかったのだ(@∀@;)。
 コンビニなんて存在自体がなかったし、本屋も、文房具屋も、駄菓子屋も、冷房ゼロだ。そのかわり窓から何から全開放で、風通し100%。チリンチリン(風鈴の音)、ミーンミンミン(アブラゼミの声)、ワヤワヤワヤ(子どもの声)……。
 そういや、スーパーには、冷房あったような気がするけど、あまり効いてなかった。だから、暑かったよ、スーパーは。そういや当時の冷房は、いわゆる「エアコン」じゃなくて「クーラー」だったからね。ドライモードがなくて周囲が結露するタイプ。「効かせすぎるとカビが生える」なんていう懸念があったのかな。

■そうであってもしのげたよ

 少年時代を過ごした宮崎県日南市は、沖縄を除くと、おそらく日本で一番暑い町のひとつだったろう(当時)。
 本土のほぼ南端で、最南端の鹿児島と違って、黒潮が直接ぶつかるから。
 だけど、それでもしのげたよ。端的に言って今ほどは暑くなかった。
 朝のラジオ体操に行けば何だかひんやりしたし、「アサガオの観察日記」をつける際に測った気温だって、32度なんかになると「今日は暑いぜ〜」「すごいぜ、30度超え〜」なんて思った。
 日中だって、木陰に入れば涼しかったし、虫取り網を持って普通に活動できた。井戸で冷やしたスイカだって、普通に冷たく感じたものだ。

 あれから40年。少年時代の夏に較べると、現在の夏は明らかに異常だろう。
 カッと照る太陽の下、歩いているだけで倒れそうになる。36度、37度、いや、それ以上。体温超えなんてまったく珍しくなくなった。都心のこの息苦しいほどの熱気、内陸部の「日本一暑い町」の数々。
 幼い頃を過ごした“King of 田舎”のひとつ日南と、現在過ごしている東京の差はたしかにあるだろう。いわゆる都市気候、ヒートアイランド。コンクリートが照り返す輻射熱。
 じゃが、それは東京。館林がそんなに都会か? 熊谷が? 多治見が? つまり日本全体が暑いのだ。
 地球温暖化の理由はわからない。二酸化炭素じゃないのかもしれない。
 だが、少年時代のことを考えると、どうしても今が間違ってるとしか思えないよ。
 暑い暑いとエアコンを効かせ、熱を大量に外に吐き出し、さらに暑いからと、もっと効かせる。クルマはバンバン走って熱を大量放出するし、数々の自動販売機だって大した熱源だ。
 なんだかね、温暖化云々よりも、社会全体のあり方が「熱の押し付け合い」になってるような気がするわけさ。
 そこがなんとも、ね。

■団長、大事にならなくてよかった

 というわけで、団長安田、仕事に復帰だ。こんなに早くて大丈夫か?
 自転車復帰はまだのようだけど、ま、ぼちぼち静養しつつ、再び「武勇伝」(危険なことという意味じゃないすよ)の数々を期待してますぞ。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/07/29/kiji/K20150729010831480.html

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「じこまん3」玉井雪雄著 日本文芸社

 漫画家・玉井雪雄による「ロードバイクあるある」の集大成漫画第3弾。
 ハードな筆致によるハードギャグの連発に、毎度、抱腹絶倒の、至福1時間を過ごすんだけど、今回は、小4の「じこまん娘」小玉ちゃんがいいね。わかるよ、娘の父として。私の娘も「じこまん娘」にしようっと。まだ1歳だけど。
 この世には一つだけ確かなことがある。それは ー 時は来る。ということだ。そして、たいがいは準備不足である。玉井雪雄
 ……というのは、いったい何かというと、本書の後半「デスライド」の話。
 サンフランシスコ空港からクルマで4時間、獲得標高差4572m、つまり、ほとんどすべて上り坂の207km、最低気温0度、最高気温40度。
 うひゃー、まさにデスライド。何が楽しくて、そんな苦しい目にあいに行くのか、しかしながら、日本から同志18人で走りに行く。もちろん最初心者は玉井氏だ。
 闇の中の浮遊ペダリング、乗りながらマジ寝てる、顔を這う巨大アリ、など、見所はたくさんあるワケなんだけど、でも、行きたくなったなぁ。ああ、アメリカよ、アメリカよ。
 残念なことに、本書「じこまん」は、この「3」で完結だ。
 ラストページで私は大ショックだったんだけど、ま、大丈夫だ。玉井氏、ほっといても自転車もの、また描き始めると見た。なんつっても、自称「日本一のじこまん男」なんだから。

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【ヒキタ最新刊】
「おやこで自転車 はじめてブック」疋田智監修 ぼちぼち自転車くらぶ著 子どもの未来社
http://www.amazon.co.jp/dp/4864120609
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト
http://www.amazon.co.jp/dp/4777931048
「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
http://www.amazon.co.jp/dp/4022617616
【好評既刊本】
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書

「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
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【自転車通勤で行こう】
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創刊日:2000-09-15  
最終発行日:  
発行周期:週に1回以上刊  
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