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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

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「なにわのエリカ様」に思うことの(週刊 自転車ツーキニスト609)

2015/04/10

 
 
 
 
 
 
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       「なにわのエリカ様」に思うことの609号

■いったい誰が祭り上げたんだ(@∀@;)。

 わはは、面白いなぁ、なにわのエリカ様は。
 何から何まで期待通り、言えば言うほど墓穴掘りまくりだ。体調が悪くて本会議を欠席しながら、前夜は飲み屋をハシゴ、名刺はもちろん花柄、個人的デートではありませんと言いながら宿泊は彼氏の実家……。
http://urx3.nu/jnAo
 こんな人が代議士やってたのかぁ。
 元来、普通の感覚では「はいはい、分かった、分かったから、あまり表に出ないでね」という人材だろうに。

 今回の話、有り体に言って、引っ張り出した人が悪いよ。
 誰が「ぜひ出馬を!」なんつって焚きつけたんだろう。保険会社OLだった29歳の女の子を。
 おまけに「なにわのエリカ様」なんておだてちゃって。誰が言ったんだ。似てないっての。
 かわいそうじゃないか(笑)。いや、本気で。

■不思議な橋下徹最高顧問

 それにしても、不思議なのは「維新の党」橋下徹最高顧問のことだ。
 この人、いささか首をかしげてしまうほどに、人を見る目がないと思う。
 エリカ様にしたって、もちろん橋本氏が直々に面接した人なわけだろうに。でも、話はエリカ様だけじゃない。鳴り物入りだった「公募区長」「公募校長」にしても、どうもその先が芳しくない。
 セクハラに、虚偽経歴に、ツイッター暴言に……、と不祥事のオンパレード。評判はさんざんだ。
 これ、橋下氏のパーソナリティに遠因があると思うのだ。
 何のことかというと、こんな話。

 橋下氏、テレビに出てきた頃は、サングラスに金髪の「破天荒弁護士」というのがウリだったと思う。ヘンな若造、でも、弁護士なんだってよ、弁護士らしくない弁護士だなぁ、というのが視聴者スタンスだ。
 ところが、見た目に反して、中身はイケてた。アタマの回転は速いし、絶妙に空気も読めるし、あらゆることの飲み込みがいい。視聴者は「おや、この若造、案外やるじゃん」となり、やがて「橋下、イイコト言ってるよ」となり、最終的に「ちょっと任せてみようよ」となった。
 事実「橋下徹」という人間は、政治家としても魅力的だったと思う。
 一時期ではあるものの、政界のキーパーソンとなった。それは故なきことではなかったと思うのだ。

■他人と自分は違う

 橋下氏にとって「見た目と違って、中身はスゴい(ちゃんとしてる)」というのは、存外、重要なことではなかったかと思う。彼にとっては、一種のアイデンティティとすら言えるのかもしれない。
 そして、そこから「自分がそうだったから、他人もそうに違いない」という思い込みが生まれた。
 いや、見た目に限らない。「一見、破天荒だが、しかし……」「一見、デーハー、○○らしくない、しかし……」など、すべて当てはまる。一言でいうなら、彼はそういう「一見、○○、しかし……」が「好き」なのだ。
 だからこそ、エリカ様みたいなのが、橋下氏の面接をパスしたりした。
 彼女だって「一見、化粧、派手、なんだかホステスみたい、しかし……」だったのだと思う。
 ただ、橋下氏にとって誤算だったのは、その「しかし……」の後が続かなかったところだ。

 橋本氏本人については、確かにあったのだ。「しかし……」の後に、しっかりしてる、アタマがいい、アイディア豊か、など、色んな結語が付けられた。
 でも、それが橋下氏以外の人に当てはまるかというと、現実は当てはまらないことの方が多いってことだ。そんなことは誰もが知ってる通りなんだけど。
 一見破天荒に見える人間は、実際にも「破天荒というだけのただの変人」であることがほとんどだし、一見派手で遊び人風の人間は、そのまま遊び人であることの方が多い。
 ちょっと前に流行った言葉でいえば「人は見た目が九割」なのだ。

■エリカ様の行く末

 だってね、なにわのエリカ様を見てみても、分かるではないの。
 もともと持って生まれた顔ということではなく、彼女の場合、あのお化粧がすべてを物語っていると思う。
 彼女はもちろん、あれがいいと思って、毎朝、鏡に向かっているのだ。
 だが、外野から言わせていただくと「わお、昭和のホステスみたい」「しかも場末の」というのが、通り相場だろう。彼女の知人たちだって、面と向かっては言わないが「テイスト変えた方がいいよ」「濃すぎるよ」というのが、正直なところだと思う。
 彼女は、そこが読めない。
 これは政治家としては(彼女が「政治家」であるならばだが)致命的な話で、自分が他者の目にどう映っているかを推測することが、彼女は不得手なのだ。
 だからこそ「取材拒否です、撮らないでください」の、例のぶら下がり取材にもなるし、記者会見での「有権者の期待にこたえるためにも国政に(居座る)」の台詞にもなる。
 言えば言うほど墓穴。自分の口がどんどん自分を窮地に落とし込んでいく。

 いやはや「それでも議席にだけはしがみつく」のが、なにわのエリカ様流だ。その根性で、もしや「何か」に大化けするかもしれない。
 その「何か」がいったい何なのか。
 ……恐ろし過ぎて知りたくもないけれど。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「2050年の世界」英エコノミスト編集部篇 文春文庫

 今頃、読んだ。けっこう暗い気分になった(- -;)。
 2050年、そうか、日本の将来はそこまで暗いか。もとより日本についての記述は多いとは言えないけれど、それ以上に日本のプレゼンスは落ち込むのだそうだ。
 世界的に歴史的に類例をみない超高齢化によって、われわれの国の経済規模は世界のたった1.9%までに減るというのが「エコノミスト」誌の見立て。1人あたりのGDPはアメリカの半分程度に。韓国にすら抜かれてしまうのだという。
 外れろ、予想。当たるもんかよ、予言。「エコノミスト」はヘボ雑誌。なんて思い込もうとするんだが、こんな記事を見るにつけ、うーん、「エコノミスト」結構いいところを突いてるのかもしれんとも思う。
http://mainichi.jp/ronten/news/20140527dyo00m010026000c.html

 本日、日経平均が一時2万円回復!
 ……なんつって、喜んでる場合じゃないよ。
 大まかにいうと円安のなせるわざ。ドル換算でいったら、そんな「回復!」と大喜びするほどには、回復してないぞ。

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【ヒキタ最新刊】
「自転車“道交法”BOOK」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト
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「だって、自転車しかないじゃない」朝日文庫
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【好評既刊本】
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
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