自転車

疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。

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夏の終わりの(週刊 自転車ツーキニスト478)

2012/08/31

 
 
 
 
 
 
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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           夏の終わりの478号

■ジュニアスポーツ緊急募集!

 まずは緊急募集。
 ジュニアスポーツ自転車の、なるたけ新品に近い、完動品を持っている方はいませんか? または「どこどこにあるよ」でもいいです。NPO自転車活用推進研究会が必要としています。
 ジュニアスポーツ自転車とは、例の「巨大変速機」「リトラクタブルライト」「フラッシャー」などが付いた、昭和40〜50年代の少年用自転車のことです。
 ぜひ情報をお待ちしています。
 このメルマガに、そのまま返信いただければ、私ヒキタに届きます。どうぞよろしくお願いします。

■お久しぶりでっす

 すいません、お久しぶりです。
 随分と間があいてしまいましたが、皆様お元気ですか? 私はというと、元気は元気ですが、あまり元気でもありませぬ。いや、その“不元気”状態から立ち直ろうとしているのが、目下の今だ。
 というのは、やはり先日来の、頸椎痛(?)というか、首筋痛、背中痛の話なのであります。
 前号などで少々書いた通り、整形外科に行きまして「軽い頸椎ヘルニアだね」と言われて、薬と、湿布と、理学療法……、と、続けていたわけ。ところが、どうにも一進一退で、左の肩が痛く、左手が痺れ、背筋は痛く、カラダを動かすと違和感ばかりあった。
 何がいかんって、実はロードバイクの姿勢がいけない。背中を丸めて、首だけ前に起こす、と、長時間この姿勢をとっていると、脊椎の神経が圧迫されてしまって、炎症を起こしている部分が、またまた痛む、ということになっていた。
 ということで、とにかく私のすべきことは「炎症を抑えること」。ここに尽きたわけだ。
 で、この1ヶ月というもの、ほぼ自転車に乗らなかった。
 7年連続で出場していた「乗鞍ヒルクライムレース」も、今年は欠場。泣く泣くキャンセルした。
 こんな8月は初めてだったよ。自転車に乗らない8月。向日葵の咲かない夏、セミの鳴かない夏、のようなものだ。当然ながら、私ヒキタとしては、実に実に寂しく虚しい夏だった。アスファルトの照り返しが恋しいくらいだったよ。
 で、どうなったかというと、自転車に乗らない影響は顕著に出たといえる。
 まずは「いつも身体がどんよりとだるい」。その上「すぐに眠くなる」。さらには「何かと気合いが入らない」「無口」……と、あれま、何かに似ている。
 自転車に乗らないと、私は鬱状態になるのか。初めて気づいたよ、しくしく。
 そんなこんなで、本日。もう小学生の夏休みも最終日となる8月31日……。

■しかしながら、もう大丈夫

 しかしながら、先週末から、だいぶん改善されてきてるのも確かだ。
 ひと月前は、正直言うと、こうしてパソコンに向かっていても、左手が痺れていた。それが先週末あたりからは何ともない。背筋が痛いかと言われると、それも大丈夫。頸椎は確実に快方に向かっている。
 効いたのは、3つ程度かな。
 ひとつにはロードバイクに乗らず、頸椎の刺激を極小としたこと。
 ふたつ目が整体だ。自宅の近所にある、ちゃんとした治療院に通って、週に2回、足から首肩までを揉んで、暖めて、整えてもらっている。
 三つ目が、これは対処療法に過ぎないのかもしれないが、昨今のよく効く湿布薬である。
 おやじに聞いて「モーラステープ」というのを処方してもらった。「経皮鎮痛消炎剤」というのだそうだが、貼るだけでイヤな痛みが覿面にひいていく。こりゃすごいや。
 主成分は「ケトプロフェン」なるもので、炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を阻害することにより、炎症を抑え、痛みを和らげるのだそうだ。あと、市販薬のフェルナビク入りというのも効くね。これは「フェイタス」やら「パテックス」やら、CMで有名な貼り薬、塗り薬に含まれている成分。
 こういう湿布薬で騙し騙ししつつ、整体で身体全体を整えていく、と。
 これ、本当に正しい療法なのかどうかは分からないんだけど、ようやく「常に痛みのことを考えている」という状態から脱することができたのも確かだ。
 私としては、来週から、そろそろ自転車に乗るつもり。つまり、これから「私的リハビリ」に入る、というわけ。痛みが出ず、うまくいけばいいなと思っているのであります。

■“荒サイ”のアンケート

 国土交通省荒川下流河川事務所が「荒川サイクリングロード(通称)」の自転車交通区分について、意見募集しています。もともと「狭すぎる」「実情にあってない」など、いろいろ批判もあった荒サイ自転車レーンですが、ま、ものを言わないと何も始まりません。
 利用者の方々は、ぜひどうぞ。
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/arage_00000061.html

■“警察ヘルメット”という大英断

 あと、すでにご存じの方も数多いらっしゃると思いますが、警視庁万世橋署が、自転車ヘルメットを採用することになりました。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120820/trd12082018260015-n1.htm
 白バイ用ではなく、白チャリ専用。まずは実験的運用だそうだけど、私ヒキタは、このところの自転車ムーブメントの中で最良の動きだと思ってます。懸念されたようなドカチンヘルメットではなく、きちんとOGKカブトの本格派だ。
 これについては、来月号の「BiCYCLE CLUB」誌に結構詳しく書いているので、ご興味のあるムキは、ぜひ読んでみてちょ。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「くるくる自転車ライフ」こやまけいこ著 イーストプレス

 拙書「自転車はここを走る!」(小林成基自活研理事長と共著・木世(えい)出版社)のイラストを描いてもらった、こやまけいこさんのコミックエッセイ。気楽に読めて面白い。というか、自転車乗りなら誰でも!の「あるある」に満ち満ちていて、楽しい。
 夫婦二人でBD-1を買うところから物語(?)はスタートするんだけど、こやまさんの相方(夫君)さんが、なかなかイカしたヤローでね。その物オタクぶり、コダワリぶりは、本メルマガをお読みの方なら「そうそう、そうなんだよなぁ」と思うこと大であろう。
 と同時に「ウチのカミさんに、こやまさんのような理解があればいいのに」と思うことも大であろうと思う。

 現実として、我々の自転車趣味に立ちはだかる、最も高い壁は「カミさんの壁」だ。
 たとえばですね、おそらくダンナ(つまりコレを読んでいるアナタ!アナタ本人のことです)の自転車の正確な値段を知っているカミさんは、ほぼ皆無のはずだ(断言)。
 それは別に、奥さんがアナタやアナタの自転車に無関心だからではない。(それもまああるかもしれないが)それより何より、あなた自身が自転車の値段をボカし、ゴマカし、インペーしているからだ。
 そりゃぁママチャリよりはちょっと高いさ〜(笑)とか言いながら、パーツなど買い足す際にも「部品なんて安いよ〜」とか笑い「ほーら、こんなに軽い物、そんなに値段が張るわけがないだろ〜?」なんて、本末転倒なワケの分からないことを言っている。それは間違いなくアナタご自身の姿である。
 しかし、ウソはいつかばれる。アナタの「ムダヅカイ」が数十万レベルになっていることは、いずれ、奥さんの知るところとなる。そのとき……!
 トンデモない家庭不和を招かないことを、私は遠くの空より祈っているが、それよりなにより家族に最初から理解があれば、別だよね。
 というわけで、本書を読むと「シアワセな自転車趣味は家族を巻き込んで」という、自転車趣味の絶対的テーゼが浮かび上がってくるはずだ。特にカミさん。値段の問題だけじゃない(@∀@;)ソンナノハシヨウマッセツダ。よく言われることだが、ともに楽しむ相手がいると楽しみは倍になる。家族と共に楽しむ。これこそ自転車趣味のキングロードなのだ。

 あと、本書で私がけっこう好きなのは、時折入る「自転車ファッション」や「それぞれの車種」などの、イラスト解説部分。主軸の4コマもさることながら、ここがほのぼのとしていい。こやまさんは、自転車に乗る漫画家だから、ちゃんと分かってるし正確。しかもうまい。
 ま、肩肘張らず楽しんでみてちょ。テイストはあくまで「ほのぼのエッセイ」、しかし一貫するポリシーはちゃんとある。輪行ツーリングに持っていって、電車の中で読むのがオススメ。行きも帰りも楽しめる。行きはこやまさんと相方の成長を素直に楽しむために。帰りは、自分自身の自転車ライフとひきくらべて、にやにやと噛みしめるために。

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【ヒキタ最新刊】
大好評発売中!
「自転車はここを走る!」小林成基(NPO自活研)と共著 こやまけいこ:イラスト
http://www.amazon.co.jp/dp/4777922618/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1330299258&sr=1-1

【好評既刊本】
「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書 大好評発売中!
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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【自転車通勤で行こう】
http://tourkinist.jp/classic/
バックナンバーはこちら。
http://melma.com/backnumber_16703/
 
 
 
 
 







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創刊日:2000-09-15  
最終発行日:  
発行周期:週に1回以上刊  
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