自転車

疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。

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謹賀新年ガショガショガショー♪の(週刊 自転車ツーキニスト456)

2012/01/06

 
 
 
 
 
 
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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      謹賀新年ガショガショガショー♪の456号

■激動の年となるか、平成24年の謹賀新年

 ガショーッ! ガショガショガショーッ♪
 と、毎年毎年こればっか(@∀@;)。遅れましたが、正月6日になっての謹賀新年であります。今年もよろしくお願いします。

 それにしても、今年2012年は、もう、私などが言うまでもなく、色々なことがありそうな年でね。
 米露仏韓の指導者が(恐らく)変わるだろうし、北の将軍様は一足先に亡くなるし、正恩君はナニかぶっ放したくてウズウズしているような感じだし、ユーロの行方は予断を許さないし、日本の借金だってもうワケが分からない。さらには、房総沖に不穏なプレート境界はあるし、そもそも東日本の復興だって、原発の先行きだって、何だかじれったくも各駅停車中だ。
 ただし、ネガティブなことばかりを言いつのっても仕方がないわけで、経済はまがりなりにも回復基調にあり(たぶん)、円も高い(不当に?)。さらには、自転車への注目が、いよいよエコや健康、さらには街づくり、街おこしと、別のムーブメントへと転換していくかもしれん。

 というわけで、何だかんだで、とにかく今年も、何が起きるか分からないわけだ。
 でもね、どうせ激動の年となるならば、ネガティブに激動の年だった2011年と違って、願わくば、ポジティブに激闘の年とならんことを。

■いくぜ、宮崎!宇部!

 ということで、宮崎で講演してまいります。今回はちょっとばかし大きい。知事とのシンポジウムつき(←あ、不遜な言い方)だし、地元MRT宮崎放送主催だ。
 故郷宮崎で、さあ、喋るぞ喋るぞ喋るぞ、自転車を大いにアピールするぞ〜。がう〜。
http://mrt.jp/event/contents/jitepara/

 イベント開催は、2/3(金)で、応募〆切は1/26(木)。
 メールオンリーの受付だそうなんで、ぜひこちらにて、どうぞ。

mrtevent@mrt.jp
 *代表者の住所・年齢・電話番号、参加される全員のお名前をご記入ください。 
 *メール1件につき4名様までの受付となります。
 *当選された方にはメールにてご案内いたします。

 ということであります。入場無料。にもかかわらず、席はもう、有り余って、有り余って、あと数万席近くあいているそうです。
 ……、ちょっと大袈裟? あ、そう。
 数千席? あ、それでも大袈裟?
 そうすか。
 でも、あいてます。
 宮崎県在住の方はご存じだと思いますが、あのMRTミックのダイヤモンドホールですから。東京ドームよりもちょっとだけ小さいくらいです。ちょっとだけ。

 あと、それから、そうそう、こっちもあるぞ。これは山口・宇部市にて。
 こちらは……、おや、もうすぐだ。1/21の土曜日。ヒストリア宇部のイベントホールであります。予約は必要ないそうなんで、いきなりでもどうぞ。
http://ubekuru.com/calendar/event_detail.php?id=119

 さて、私ヒキタ的には、新春、良いニュースと悪いニュースが連続してやってきましてね。
 まずは良い方から。で、これはたぶんに個人的な話。

■こいつぁ春から縁起が……(良)

 うわはははははは、山手線に40年ぶりに新駅ができるぞー。
 前々から、出ては消え、出ては消え、していた話ではあるんだけど、品川駅と田町駅の間あたりにできるんだそうで、つまり、この新駅は、私の自宅からの最寄り駅になる可能性が高いのだぁぁぁぁぁぁぁ!
 当然ながら、すごーく嬉しい。便利になるぞ〜、美味いモノ屋もできるぞ(たぶん)〜、地価も上がるぞ(たぶん)〜。なんてね。
 この新駅の近くは、東京・港区の中、かなり「取り残された地域」でありましてね、下記のような、謎のトンネル・東京トワイライトゾーン、なんてのが残されていたりした。
http://number.bunshun.jp/articles/-/81954?page=2
(文藝春秋ナンバーWEB連載「TOKYOルート24」)

 そうかー、このトンネルの改築も、やはり、新駅を見越していたりしたんだろうか。寂しい反面もあるけれど、やっぱりなんか嬉しいぞ。
 ということで、ものはついでに「TOKYOルート24」の最新版がこちら。今回は年末の上野から、浅草に行き、そのまま舎人ライナー方面に行き当たりばったりで回っております(@∀@;)。
http://number.bunshun.jp/articles/-/182362

 なぜかこの回は、走っている本人が寒さを忘れて、ヘンに楽しんでしまった。やはり東京下町は面白いね。自転車にも向いてるよ。

■こいつぁ春から縁起が……(悪)

 もうひとつは縁起が悪い方面。で、これまた東京の話だ。
 まずは、これ見てよ、毎日新聞。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120105dde041040010000c.html

 一読。こりゃダメだ、東京都。
 石原都知事は、この方針をご存じなんだろうか。もしもご存じで、こうならば、今後、エコとか、CO2とか、国際化とかいうのは、一切やめてしまった方がいいね。これからは、ドメスティックな蛸壺都市・東京、時代遅れな地球の敵・東京、ソウルの後塵を拝するアジアの街・東京、を標榜すればいいと思う。

 ラストで古倉先生が仰っている通り、これ本当に恥ずべき話だよ。
 断言するけど、こんなバカバカしい街にオリンピックなんて絶対にこない。昨今のオリンピックは、開催都市の「エコ度」というものを非常に重要視するのをご存じないんだろうか。
 エコばかりじゃない。東京の行政が、自転車のこと、いや、それどころか、道路交通のことや、医療費のことなど、つまりこれからの行政のなんたるかについて、なんにも分かっていなかったということの証左がこれだ。
 じつに情けない。情けなくて涙が出るよ。

>道路管理部安全施設課は「自転車を車道に下ろす発想はなく、歩道上で歩行者と分ける方向になった」と説明。

 だってさ。
 とほほほのほ。これ、道路管理部安全施設課、この台詞がそのまま道交法17条違反だろう。

>「(前略)そもそも都内は停車需要が高い」と説明する。

 だってさ。この時代錯誤ぶり。
 世界の都市政策の趨勢は、今や「経済よりも!」なのだ。
 歩道の安全、車道の安全、スムーズネス、エコロジー、健康、ほか、そういう様々なことを考えて、パリも、ロンドンも、ニューヨークも、コペンハーゲンも、ソウルも、自転車レーンという選択をした。
 それに反して、この東京だけが「沿道の停車や荷降ろしができない」だそうな。東京だけが、相変わらず産業重視というアナクロニズム。その結果としての先進国随一の自転車事故数。
 先進国の首都で、だよ。
 ワカランチンが行政をやるとこうなる、という見本だね。

>「東京は道路が狭い割に車の交通量が多い。自転車を急に歩道から下ろすのは難しく、車道に余裕もない」

 と、まあ、怠惰な行政マンはすぐにこういうことを言うんだが、コペンハーゲンやアムステルダムやパリは、東京よりも道幅が広く、クルマの交通量が少ないとでも思っているのだろうか。
 事実はまったく逆である。単に東京都の役人に“やる気”がないだけ。それを糊塗するためにこういうウソを平気で並べる。
 私は個人的にはあまり好きではないけれど、そろそろ東京にも橋下さんのような人が出てきた方がいいよ。で、こういう無能役人を、バシバシ馘にしてくれるといい。

 いや、しかしね、今年もこういう阿呆な役人どもと不毛な闘いを繰り広げなくてはナランのかと思うと、2012年も憂鬱だ。
 そろそろ出てきておくれよ、都市環境や、交通システムや、自転車のことを本当に理解した、まともな政治家と、まともな役人よ。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「11文字の殺人」東野圭吾著 光文社文庫

 東野圭吾という人は、私はピカソに似てると思ってる。
 どこがって?
 誰もが驚嘆する名作傑作の数は数多あるが、その逆に駄作の数もわりあいに多いね、という点において。

 東野作品の中、私は「白夜行」「幻夜」などはミステリー史どころか、日本文学史に残る大傑作だと思っている。さらには「放課後」「容疑者Xの献身」「新参者」「秘密」など、いずれ劣らぬ綺羅星のごとくの傑作の数々。いずれも「うまい!」と「感動!」が巧みにミックスされ、読後の満足感が大きい。

 ところが、であります。
 作品数が多いことの必然でもあるんだけど、東野作品が必ずしも全部が全部、傑作ばかりかというなら、そうでもないんだなぁ。私が思うに、本書は「そうでもない」の代表作であります。

 11文字の謎! 無人島! で、東野作品! なんて言われたら、そりゃあなた「ある閉ざされた雪の山荘で」のような「いつものシチュエーションでありながら、東野的な巧緻が尽くされた、職人芸」のようなものを思いますがな。
 私は、すっごく楽しみにページをめくり始め……、やがて、最後のページを閉じた。
 いやー、肩すかし(@∀@;)。はらほろ〜。

 もちろん楽しめなくはないですよ。前回のように新幹線の中で読むにはぴったりかもしれない。でもやはり期待はずれ。
 ま、こちらが設定したハードルが高すぎるのかもしれないけれど、「だって東野圭吾だぜ?」なのだ。
 東野作品を読んで読んで読み尽くして、ラスト近くに手を出すのがオススメだ。ヒキタが思うに、そういう本です。

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【ヒキタ最新刊】
平積み好評発売中!(出たばっかり)「明るい自転車質問室」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
http://www.amazon.co.jp/dp/4487805538/ 

地味に好評発売中!(真面目にじわじわ浸透中)「自転車 困った時の即効お助けマニュアル」成美堂出版
http://www.amazon.co.jp/dp/441530995X/

【好評既刊本】
「自転車ツーキニストの作法」SoftBank新書
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書 大好評発売中!
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
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