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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。

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W杯開幕か、梅雨入りか、はやぶさか、いろいろ断片の(週刊 自転車ツーキニスト393)

2010/06/14

 
 
 
 
 
 
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   W杯開幕か、梅雨入りか、はやぶさか、いろいろ断片の393号

■前のW杯はいつだったっけ?

 まだまだ先だ先だと思っていたワールドカップも、ついに開幕かぁ。
 そういえば、前のW杯は、いつだったっけ?……って、4年前に決まってるのだ。そりゃ当たり前。
 うーむ、油断していると、どんどん時が過ぎるなぁ。皆さん、いかがお過ごしですか?
 週末に小学4年生の甥っ子に会った。ずいぶん大きくなっていて驚いた。小学生の全国模試で2位だの4位だのをとったそうな。いろいろと生意気なことを言う。
 2歳過ぎの頃、なかなか言葉が出ない、表情がない、ひょっとして知恵遅れなのではあるまいかと、やきもきしていた。あの赤ん坊時代がウソのようだ。そして、つい先日のようだ。私の息子も明後日その2歳になる。

 現在の私は、次の本を書いているところ。
 SoftBank新書から今年の秋に出る予定だ。「自転車ツーキニストの作法(仮)」というタイトルになる予定なんだけど、けっこう苦しんでる。
 うーむ、ヒキタ自転車本、これで24冊目になるわけだが「もう書くことがない」のではなく「書くことはあるんだけど、その書くことが入り組みすぎている」というのが本音だ。
 そうそう、例の「ものぐさ自転車」はおかげさまで絶好調です。「面白かった」とのメールをけっこうな数いただきます。ほんとに大感謝。ありがとうございます。
 ここ最近では、あまりなかったな、こういう反応。楽しんでいただけて嬉しい。
 老若男女、色んな人に読まれてるという感じを何だか肌身で感じて、こうなるとヒキタ、ちょっと増長するぞ。

「これ、マガハ屋! まだか、三刷目は!」
「いえいえ、お代官さま、そうそうコトは簡単には運びませぬ。今しばらくお待ちを……」
「なんじゃ、まだか、つまらぬ」
「はっ、しかしながら、私め、マガハ屋長兵衛、先日、ついにエゲレス国から『ぶろんぷとん』を取り寄せたところにてございまする」
「うつけ、ようやく今頃になってか。ものぐさ自転車担当編集として、その姿勢は如何なものなのじゃ?」
「ははっ、しかも恐れながら中古。しかしながら、つい先日、自転車で横濱まで『つーりんぐ』に行きまして、帰りに『びーる』を飲みましてございまする」
「ふむ、しかるに?」
「お代官さまのおっしゃる通り、帰りは折りたたんで、電車に乗ればいいと思ったのでございまするが……」
「ふむ?」
「酔っぱらって、折りたたみ方が分からなくなり、そのまま酒屋に置きっぱなしにして帰途についたのでございまする」
「たわけっ! だから本書にも書いておろうが!『飲むならたため、たたまないなら飲むな』と。酒を飲む『前』に折りたたむのが極意なのじゃ!」
「ははっ、御意!」
「いや、そちの『御意』は口ばかりで、本当に真意を理解しておらぬ。許さぬ、そこに直れ、手打ちにいたす」
「あーれー」(つづく)

 とか思っていたら、あれま、今日から関東地方、梅雨入りか。そりゃそうだよな。例年より10日前後遅いんだってね。
 早く明ければいいな、梅雨。でも、最近こうも思うのだ「季節よ、過ぎるな。時よ、経つな」と。
 毎日、自転車に乗って、会社でテレビの仕事して、原稿を書いて、息子と遊んで、驚くほどのスピードで、時が過ぎていく。
 
■「はやぶさ」の奇跡

 ほんと奇跡だよね。
 ここまでの苦難の7年間のことを知ると、やはり感動してしまう。はやぶさファンの涙の理由はモロ分かりだ。ここにいたるまでのスタッフたちの、用意周到、不屈の精神には、本当にアタマが下がるよ。日本人技術者たちの魂、ここにあり。

 と、ね。
 でも、この奇跡、本当にタダの奇跡なのだろうか。
 というのはですな……、何か「宇宙の邪悪な意志」のようなものがあって、本来だったら、地球に帰還できなかったはずの「はやぶさ」が、実は何か別のものにコントロールされている、という可能性はないのか、ということだ。
 地球人向けに、たくみに「感動ストーリー」なんかを織り交ぜ、その上で、見えない邪悪な意志が、ぐふふふふ、周到に、無事に、地球まで送り届けた、と。

 んで、今回地球に落ちてきたカプセルを開けると、何やら、トンデモない「超感染性放射性致死性核ウイルス(なんじゃそれ?)」のようなものが出てきて、あっという間に全地球に拡散、人類は滅亡する……、というストーリー。

 ふーむ、思えば「行方不明だった2ヶ月」は、かなり怪しいな。
 あの2ヶ月の間に、その「邪悪な意志」は、「はやぶさ」を「偽はやぶさ」にすり替えたに違いない……。

 なんちてね。
 そういう冗談で茶化してしまいたくなるほど、今回の話は「いい話」だった。
 して、はやぶさは流れ星になって(002と009みたい)、なお次の仕事が残っている。
 さあ、はやぶさよ、あのちまちまと貧乏くさい、粗雑な頭脳、エーカゲンなプロセスによる、ミソもクソも一緒の「事業仕分け」に立ち向かうのだ。うわはははははは。
 って、まるで、私ヒキタが宇宙の邪悪な意志のようだ。でも、ホントにそうなんだもーん。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「南アフリカの衝撃」平野克己著 日経プレミア新書

 ちょっと話題の本。
 アパルトヘイトが撤廃された後の南アフリカについて、こんなに分かりやすく書かれた本は、これまでなかった。少なくとも私は初めて読んだ。読みやすく、論理的で、非常にタメになる。
 アフリカ大陸随一の経済国でありながら、世界一の貧富格差、ほぼ世界一の犯罪率、トンデモなく高い失業率……。毎年、殺人事件だけで2万人が死ぬという。ここはある意味「この世の地獄」だ。
 しかし、なぜ?
 輝ける未来が約束されていたはずの「差別なき南アフリカ」が、なぜ、こんなにワケの分からない事態に陥ってしまったのか。そこに著者の平野氏は過不足なく「愛のある分析」を加え、歴史的に、地政学的に、はたまた経済学的に、組織論的に、真相に近づいていく。実に面白かった。ジャーナリスティックなものを求めると、少々、物足りないかもしれないが「地理学者によるクオリティの高い入門書」と思うなら、本書は最高に近い。
 サッカーファンは、今回に際して、これを読むのは意義深いと思うよ。
 はたして、ワールドカップは無事にすむものかどうか。この本を読んだ後には、ちょっと神に祈るような気分になってくる。

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バックナンバーはこちら。
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