自転車

疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。

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久しぶりにパブコメ送ろう♪の(週刊 自転車ツーキニスト386)

2010/04/18

 
 
 
 
 
 
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        久しぶりにパブコメ送ろう♪の386号

■やるな、自転車議員!

 なになに、民主党の松原仁代議士が、民主党の議員であるにもかかわらず、外国人参政権の反対集会に参加とな?

http://www.asahi.com/politics/update/0417/TKY201004170211.html

 エラい、松原議員。さすがはMTB大好きの、自転車系代議士だ。じんじん。
 でも、冗談じゃないぞ、この問題。今から4年前に対馬の状況を実際に見、聞き、危惧していた私としては(詳しくは拙書「ロードバイクで歴史旅」第4章「国境の志摩・対馬には、激坂とハングルが溢れていた!」をご覧あれ)、マジで「やばいぞ、これ」と思うのだ。

 だいいちこの法案、いったい誰が何のために? という部分が、ホント謎。
 謎じゃないが、あえて謎ということにする。私としても、そこの部分を邪悪とまでは言いたくないもんで。元来の私は親韓派なのであります。なんとか「え? そんなことありましたっけ? いやー、忘れましたな、いや、ほんに忘れた忘れた」という程度で落ち着くことを、私ヒキタは切に祈っとる。

■“iPhone”が「自転車カーナビ」に?

 ところで、わお、こんな製品が出てるのか。

http://www.j-cast.com/mono/2010/04/15064532.html

 くーっ、こうなると、またもや“iPhone”が欲しくなってくるなぁ。
 というのも、この15年というもの、ずうっとdocomoを使ってきた私なんだけど、カミさんは結婚前からSoftBankだった。つまり夫婦であるにもかかわらず、携帯キャリアはハナから別居状態だったわけで、家族割がどうしたとか、ガンガン行こうぜ学生さん(あの歌、好き♪)とか、ピン子もびっくり、バビョーン390円、とかまったく関係なく、絵に描いたような無駄、不経済だったのだ。

 ふーむ、SoftBankか。
 ホワイト家の人々……。孫会長……。福岡ホークス……。いずれもキャラが濃いなぁ。そして、何と言ってもやはり“iPhone”だ。あんなにたくさんの楽しそうなアプリの数々。鳴り物入りで日本上陸したときから、確かに“iPhone”は気になっていた。そこにコレだ。自転車カーナビ。
 くーっ、魅力的だっ!
 おそらくは「カーナビとしてはバッテリーがもたない」とか「直射日光の下でははっきり見えない」とか(いずれも私の憶測だが)そういうタマラン部分があるだろうなとは思ってるのだ。しかし。たとえそうであっても、これはグラグラくる。グラグラどころじゃないぞ。バッテリーが多少もたなかろうが、そんなのは点けっぱなしにしなければいいのだ。いわば「パートタイム・カーナビ」。それならば、利用価値は大ありだよ。直射日光だって同じ。日陰に行けばいい。要はクルマと同じような使い方でなく、自転車ならでは、の使い方を自ら編み出せばいいのだ。
 ということは、いよいよ替え時か? それとも……?

 おお、そうだそうだ。スマートフォンと言えば、docomoには「エクスペリア」があるのだよな。ソニーエリクソン。そうだよ、私の好きな国産だよ……。なに? 品薄で買えない? 待つの? え、そうなの?
 ふーむ、そりゃ困った。さらに言うなら、SoftBankに乗り換えるなら、白犬の「しゃべるお父さん」縫いぐるみとか、もらえたりするぞ。1歳10ヶ月の息子のいい玩具になるぞ。
 うーむ、マジでかなり悩み中。
 というより、すぐにでもビックカメラ有楽町店に駆け込んでしまいそう。

■国交省がパブリックコメント募集中

 さて、国交省が新たな「交通基本法(仮称)」策定に向けて、パブコメを募集してます。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155100108&Mode=0

 ぜひ、なにがしかのご意見を投じてみていただきたい。

 この新法、参考資料を読んでいただければ分かるんだけど、確かにその心意気やよし!ではある。もちろん自転車の位置づけについても大いに触れられることになる。しかし、それがヘンにねじ曲がると、将来的にものすごい禍根を残す(70年78年の法改正のように)可能性があるとも思うのだ。
 エコのため、健康のため、自転車を。それはいい。
 クルマに依存しない社会。これまた大いにいい。
 しかし、現状の“ママチャリ日本”の自転車マネジメントを追認したまま、それを強化するだけでは、エコにも健康にも効かないばかりか、かえって逆効果になってしまう。
 このあたりのメカニズムについては、拙著「自転車の安全鉄則」(朝日新書)に詳しいんで、ここでくどくどしくは書かないが、我々は先進事例を学ばなくてはならないし、そもそも「交通手段としての自転車」の本質を、国民にもっとよく知ってもらう必要がある。

 実は、先日、国交省に自転車に関する話をしにいった時にも、若干の危惧を感じたのだ。
 正直申し上げて、辻元副大臣も、三日月政務官も、居並ぶエラい官僚さんたちも、あまり真剣に自転車のことを考えたことがあるとは、やはり思えなかったからだ。率直に申し上げて「エコ、健康、庶民的、だからチャリンコええねん、ママチャリええねん」と、せいぜいその程度だった。悪いけど。
 だいいち今頃になって「自転車で通勤することを、最近はツーキニストって言うんですか、へー、ほー(官僚の一人)」と感心しているようでは、一般的にはいざ知らず(この語がそこまで浸透しているとは思えない)、こと「自転車政策の担当者」としてはアウトだろう。

 会合の後、副大臣などが「私も自転車が大好きやねん」と話し、「大阪でも御堂筋で実験してみた」と胸を張るのにも、私は非常なる違和感を感じたものだ。
 御堂筋の実験は、私などに言わせると、まったく意味のない「思いつき」でしかない。右も左もグジャグジャの混濁交通のさらなる蔓延というタマラナサもさることながら、何より、実験をする側に、道路構造の理想像、そして将来の自転車マネジメントの姿がまったく見えなかったからだ。

 国交省の中には、自転車の未来、今後の交通システム像を見据える、モノの分かった官僚もいる。そういう彼らは「世界の趨勢を見るにつけ、日本の自転車マネジメントはどうしたって変更しなくてはならない」という。
 だが、分かってない年老いた(失礼)人々も、これまた数多いて、それらの人々は「自転車? いいですなぁ、健康的で。私も10年ぶりに乗りますかな、がっはっはっ、でも、最近の自転車はいささか邪魔ですなぁ、がっはっはっ」などという。

 日本の中では、いまだに自転車というものが正しく理解されていない。
 正しくない認識を正さないままに基本法策定とやらに突き進まれると、自転車政策が現在のデタラメぶりに、さらに輪をかけた超デタラメとなってしまうのは、火を見るより明らかだ。
 ましてや、この国の一方の極には、自転車デタラメマネジメントの帝王・警察庁という存在まであるのだ。
 我々は、なんとか一市民として国交省に釘を刺しておかねばなるまい。
 私ヒキタに言わせると、自転車にどうしたって必要なのは、最低限、次の4項目だと思う。

●自転車の左側通行(クルマと順行走行)の徹底
●歩道からの自転車の排除(すなわち、自転車の走行スペースは、車道に作る自転車レーンか、車道であること)
●自転車乗り、ドライバー、双方に対する自転車ルールの再教育
●それらを自ら実践する警察官の存在

 これらはいずれも「将来的にこうあれかし」という長いスパンをかけて実現されるべきものだろう。しかし、今、言わないことには何も始まらない。だからこそ、おのおの方、それぞれに色々考えつつ、とりあえずパブコメを出していただきたいのだ。
 〆切は5月7日(必着)である。
 06年末の例を出さずとも、パブコメには、ある一定以上の力がある。一人一人の自転車乗りのアピールが、この国の自転車政策と交通政策を決めんことを。

■文藝春秋「ナンバー」ウェブ連載、好調!

 もう連載第2回目であります。東京タワーのお次の今回だもの、お約束、というべきか、例のスカイツリーの話。
【自転車ツーキニストのTOKYOルート24】
http://number.bunshun.jp/articles/-/19837
 今回は三田-銀座-日本橋-馬喰町-浅草-業平橋、そして最後に、なぜか麻布十番、と、めぐってきました。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「ものぐさ自転車の悦楽・折りたたみ自転車で始める新しき日々」疋田智著 マガジンハウス

 さあ、件のヒキタ最新刊、間もなくであります。
 お、アマゾンの予約ページも開いたぞ。

http://www.amazon.co.jp/ものぐさ自転車の悦楽~折りたたみ自転車で始める新しき日々-疋田-智/dp/4838720947

 いやー、それにしても、村上春樹「1Q84」売れてるなぁ。さすがというべきか、面白いから当たり前というか、レジ前ドドーンと怒濤の平積み。平積みの高さがあまりに高すぎて、レジの店員さんの顔が半分見えない。発売日前に、もう増刷、3刷決定! なのだそうな。見ていて溜息が出るぞ。羨ましいぞ。
 ……って、あまり羨ましくはないな(笑)。
「羨ましい」「妬ましい」なんて感情は、あくまで「同格に今一歩!」「同じ土俵に立ってはいるが、くっそー、追いつけない!」なんて程度のレベルになって初めて出てくる感情なわけで、わはは、私などが春樹先生にそんな気持ちなんて、持ちようがありませんがな。

 それにしても、私の「ものぐさ自転車」も、いよいよあと4日後となった。4/22に書店に並ぶはずであります。「1Q84」の横に並ぶといいな。間違って手に取る人が1万人に1人はいるかもしれん。
 手元には見本版がすでに届いた。文字の大きさ、ページ数、判型、その他、いずれも「情報量は豊富だけれど読みやすい」というセンを目指したつもりで、それは一応成功しているような気がします。
 前回も書いたけど、割合に自信作であります。というのか、新しい自転車(つまりはフォールディングバイク)に触れて、なんだか「原点にかえった」という楽しさがある。いや、日々乗っていても、書いていても、そういう楽しさが常にあった。
 そいつが読者諸氏に伝われば幸いだ。

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【ヒキタ最新刊】(4月22日発売予定)
「ものぐさ自転車の悦楽」マガジンハウス

【好評既刊本】
「自転車会議!」(片山右京・勝間和代・今中大介・谷垣禎一と共著)PHP研究所
「自転車の安全鉄則」朝日新書 大好評発売中!
「今すぐ使えるクロスバイク図解マニュアル」大泉書店
「ロードバイクで歴史旅」木世(えい)出版社
「自転車をめぐる冒険」「同・誘惑」(ドロンジョーヌ恩田と共著)東京書籍
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞出版
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞出版
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951

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創刊日:2000-09-15  
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