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書かねばならないことがこんなにも、の(週刊 自転車ツーキニスト329)

発行日:5/9

 
 
 
 
 
 
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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      書かねばならないことがこんなにも、の329号

■いつの間にやら良い季節

 いつのまにやら、桜も散り(いつの話だ)、新入学シーズンも終わり(古)、GWも過ぎ(脱力)、自転車ツーキニストにとって最高の5月がやってきた。
 実際に驚くほど増えたねぇ。どこから湧いてきたのかと思うほど、都心の道路に自転車が増えた。
 昨今の主流は、ドロップ、フラットを問わず、やはりロードバイクだろう。クロスバイクも増えたんだけど、見ると圧倒的に「ロード寄り」のものが多い。だいたい昨今のクロスバイクは「いわゆる“フラットバーロード”とどこが違うの?」と問われると、答えに窮するものが多いのだ。
 全国的にピストも増えたね。その流行ぶりはこれまた驚くほどだ。ピスト・ツーキニスト。ブレーキはきちんと付けるようにね♪

■またまたお久しぶりで(;_;)

 どもどもどもどもヒキタです。いやー、またまた間が空いてしまった。うわ、今たしかめてみたら1ヶ月あいてる。これじゃぁ“月刊ツーキニスト”……。
 このところね、忙しいんすよ(;_;)。書くもの、出るもの、見るもの他が、マジで多すぎて……、すまんこってす。例のドロン女史との共著「自転車をめぐる冒険」に引き続き、今月22日に「疋田智の“ロードバイク歴史旅”」(木世(えい)出版社)が出ます。ようやく全部の校正を終えたところ。あー疲れた。
 いやー、毎回思うんだけど、こういう歴史モノの校正はしんどいのだ。
 ちょっとでも間違いがあったりすると、即座にキビシー指摘をされてしまうから。世に博覧強記の「歴史マニア」「歴史おたく」は多いからね。まあ、それだけ日本史は面白い(だからファンが多い)、ということの裏返しだと思うのだけど。
 本書はご推測の通り「日本史の旅は、自転車に限る!」「天下を獲り損ねた男たち」に続いての「歴史ツーリング」シリーズの3冊目であります。が、この本はこの本で独立してまして、どこからでも読めるし、あえて「第三巻」とうたってはいない。

 で、今までのと較べても、かなりパワーアップされてると思うのだ。
 特に「小浜の人魚伝説(妖の章)」「安倍晴明の『京の癒し』(妖の章)」「太宰治の津軽と三鷹(言の章)」「対馬に『韓国人襲撃(?)』(戦の章)」「北関東の地下帝国(匠の章)」あたりは自分でもちょっと気に入ってる。
 この本の話はまたいずれ。見本版が出たときにでも、大宣伝させてください。申し訳ないっすけど。

 でね、まだあるのだ。お次は「クロスバイク入門(タイトル未定)」。
 いやまあ自分でも分かってるんです。なんとも矢継ぎ早。出しすぎ。3ヶ月弱で3冊なんだから。好きでやってるとはいえ、ね……。
 でもま、こちらが現在校正中で、たぶん今月か来月に発売となる。フルカラーの「クロスバイク・マニュアル本」であります。まあクロスバイクに特化したマニュアル本は初めてではあるまいか、ということでね。
 こちらもひとつ、ずずいとよろしく(←オヤジっぽい言い方 ←ホントにオヤジなんだから仕方がない)。

■さて、色々書くことがあって……

 さて、メルマガを発行できてない間にも、書くことだけは色々あった。それも「日本の自転車環境」にとってかなり重要なことについてだ。
 イレギュラーな仕事(単行本の校正や、連載以外の雑誌執筆、取材、講演など)が入ると、どうしてもメルマガを書く時間がとれなくてもどかしいんだけど、そうなると、頼みは商業誌の連載、ということになる。
 メルマガと違って、商業誌の場合、〆切りは容赦なくやってくるからね。これはキツいにはキツいんだけど、いいことでもあるかもしれないよ。
 で、喫緊の話についていくつか書いた。
 立ち読みでもいいから読んでもらいたい記事がいくつかある。特に下記の3つについては、事実も事実だし、ヒキタ、声を大にして主張したい部分だ。

●警察庁の二枚舌(自転車生活VOL.15(次号)「芝浦自転車研究所・疋田智のツーキニスト余話」)●

 国会議員会館で去年2月「パンドラの箱」を開けたはずの警察庁。自転車は「原則・車道通行を徹底させる」になる筈だった。
 ところが、先日の自転車議連の総会、つまり、前回と同じ席で、警察庁の担当課長は、驚いたことに「前任者の言ったことなど、知りません」とぬけぬけと言い放った。
 結局、自転車が歩道に上がるための要件が、驚くほど大幅緩和されての今回の法施行になるそうだ。
 なんということだ。警察庁はやはり大嘘を吐いていたのだ。
 予想通りだったとはいえ、われわれ自転車人は大いになめられていた。この1年の間にいったい何が起きていたのだろうか。

●もういい加減に「対面通行自転車レーン」は捨ててくれ(バイシクルナビ6月号(次号・5/26発売)「疋田智の自転車多事争論」)●

 幡ヶ谷、亀戸の自転車レーンのモデル地域に行ってきた。そこにあったのは呆れかえる惨状だった。見えてきたのは「まったく自転車のためにならない自転車レーン」という現実だ。
 中でも亀戸の対面通行については、従来から指摘されてきた危険性(衝突エネルギーの話など)以上に、物理的に避けられない致命的な欠陥があった。
 これが良しとされるのであれば、自転車事故は間違いなく急増する。
 全国の対面通行自転車レーンは今すぐに撤廃すべきだ。担当官はもう一度、一から自転車というものの特性を考えていただきたい。考えられないのであれば、自転車レーン建設などという仕事からは、いっそ手を引いていただきたいものだ。

●カラス准教授よ、ますます意気軒昂たらんことを(笑)(バイシクルクラブ6月号(次号・5/20発売)「疋田智の現場から生中継」)

 青山学院大学のS准教授……、と言ってもそんなに多くの人は知るまいが、ひょっとして一部の自転車人の中には憶えている人がいるかもしれない。
「自転車はカラス以下」なる珍妙な理論で、4、5年前に大顰蹙をかったお方だ。そのS准教授が現在「ブログの女王」となっている。別の言葉では「大炎上」というそうな。
 数々の暴言放言もさることながら、彼女自身の特異なキャラクターが大いにモノを言い、現在、青山学院大学では、学長が謝罪、特別委員会を設置し准教授の処分を検討する、などと対応に苦慮しているのだという。
 しかしな。果たして大学の対応は正しいだろうか。S准教授の問題点の本質はどこにあるのだろうか。
「自転車はカラス以下」から「高速を180km/hでふっとばす」「ぶらぶら専業主婦をやってるために殺された」にいたるまでの軌跡の中で、見えてくるものはなんだろう。

 この3つの話は、特に「今」考えていただきたい話なので、あえてあげさせていただく。お読みになっていただければ幸い。ちなみに現在発売中の「自転車生活VOL.14」に載ってる「ドクター・中松氏の“珍発明”三人乗り自転車」もちょっと考えさせる話かも。ドクター自身は単なるピエロに過ぎないけれど、その奥に、何だかこの「三人乗り問題」が抱える本質が見えてくるような気がします。
(*あ、三人乗り問題については、今日(5/9)付の毎日新聞が7面で大特集をやってます。3氏の意見には私ヒキタもおおむね賛成です。どうぞご高覧を)

 しかしなぁ……。
 先日はオランダの駐日公使ともお会いして、自転車の話をした。デンマークのエコ自転車展もあった。その前には、大阪で新自転車雑誌「ふたつの輪」を立ち上げようとしている小泉ニロさんとも会った。もう書くことは山ほどあるのだ。だが、書く時間がない。ホントに困ったことだ。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉」春山昇華著 宝島社新書

 本来はアメリカの住宅ローン問題に過ぎないはずだった「サブプライム問題」が、なぜ世界の経済をどん底に突き落としたのか。そこの部分に丁寧に丁寧に答えた本。十分噛み砕いて書かれており、素人にも非常に理解しやすい。ベストセラーになったのもムベなるかなと思わせる。
 それにしても、コレを読んで絶望的になるのは、現在のように、あらゆるものが「証券化」され、各種のデリバティブが格段に進化した状況においては、「無責任の連鎖」ともいうべきものが、いつのまにか何十倍、何百倍にもふくれあがり、市場が「ババ抜きゲーム」に化すという現実だ。
 私自身についていえば、正直なところ、去年、最初に「サブプライム」の話を聞いたとき「かつての日本の“ゆとり返済”や“ステップ返済”と同じものかな? そりゃ失敗しますがな」という程度にしか思っていなかった。
 ところが、話はそれどころじゃなかった。
 確かに“ゆとり”や“ステップ”に、似てるには似てるけれど、その無責任を増幅させるスゴさ、救いようのなさ、関係者の精神の荒廃ぶりには、あまりに彼我の差がある。あたかも鳥取砂丘とグランドキャニオンを比較するようなものだ。
 サブプライム問題はおそらくまだまだ尾を引きずるだろう。
 そして、サブプライムから世界経済が脱却する前に、中国バブルの崩壊がやってくる。
 なんともタマラン経済状況を目の前にし、見ないふりをしながら、我々は今、息を潜めているところなのだろう。

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最新刊「自転車をめぐる冒険」(東京書籍・ドロンジョーヌ恩田と共著)
*現在、全国各書店で大好評平積発売中です。よろしく♪ というのか、品切れ書店ではご迷惑をかけております(←すいません)。

「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞社
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞社
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
 
 
 
 
 

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