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環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
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いつのまにやら寒くなりましたな、の(週刊 自転車ツーキニスト317)

発行日:11/23

 
 
 
 
 
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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       いつのまにやら寒くなりましたな、の317号

■もう11月か

いつの間にやら寒くなりましたな。いかがお過ごしですか?
こういうふうに急速に寒くなると、会社帰りの自転車が、いかにもおっくうで「こりゃ一つ、熱燗のいっぱいでも(←オヤジだ)」などとなりがちなのだが、当たり前だが、飲んだときには乗ってはいかん。私の場合はさらによくない。もしも酔っぱらって自転車に乗って何か起こそうものなら、スポーツ新聞やらに即座に書かれてしまう。
「TBSプロデューサー不祥事! 飲酒運転で○○○○! 自称・自転車ツーキニストの無軌道自転車ぶり!」
 最悪である。
飲む気ならば、自転車は会社周辺に置いて帰るか、分解して電車に積むか(輪行袋が必須だ)、はたまた最初から乗ってこないかね。そういう対策が必要になる。よって、私に限らず、自転車ツーキニストたちは、しらふのまま品行方正に自転車に乗って帰宅の途につくわけだ。
さて、ところが、最近、地方でよく聞くのが次のような台詞だ。
「最近はクルマだと飲酒運転がうるさいからねぇ、私も自転車通勤にしようかと思ってるんですよ、がっはっはっ」
地方自治体の部長さんや、地方企業の社長さんなどに多い。いわゆるおエラいさんたちだね。いや、がっはっはっ、はいいんですが、自転車も飲酒運転になりますぜ。おまけに見つかったら最後、クルマよりも厳しい「即、赤切符」すなわち刑事処分だ。前科がつきます。
このあたりがまだまったく浸透していないのだ。
ま、実際のことを言うと、彼らがね、その言葉通りに「これからは自転車で」なんてことは、100%あり得ないんで(これは私の実感)、あまり危惧する話でもないんだが、まあ、なんつーか、彼らの自転車に対する理解が、極端に低いところにあるのは間違いない。
こういう旧世代に「自転車の効用」なんてことを説くのは、もう正直言って無理なのだ。
彼らは常に「いつかはクラウン」の人であり、新しい時代が目の前に来ているということを、知ろうとも、たぶん知りたいとすら思っていない。困ったことだがそうなのだ。

■その一方での「サイクルモード」

 ところがですな。
 今年のサイクルモード(東京は終了。大阪は今週末……、あ、明日からだ)に行って、やはり驚くのは、中高年層の自転車への熱い視線だろう。熱い視線、というだけでなく、実際に訪れる人々が多い。今年の傾向として特に。
さきの「がっはっはっオジさん」とは逆に、彼らの自転車に対する理解は深い。もちろん「乗鞍に毎年参加する」なんて人々は当たり前の話としても、「最近自転車に興味がありまして、サイクルモードに勉強に来ました」なんて層も、きちんと、自転車にまつわる諸問題を知っていたりする。光栄なことに私の名前を知っている人も多い。
ただこれは別にサイクルモードに限らない。地方であっても、そういう人はいる。不思議なことだが、ほぼ“団塊の世代”に当たるこの世代層は「自転車派」と「非自転車派」にはっきり分かれるのだ。それも分かれ方が極端。同じ時代を過ごしてきたはずなのに、このあたり、ほんとになぜだろうと不思議に思う。
 都会と田舎の交通状況の差もあろう。それぞれの知識レベルの差もあることと思う。だが、思うに、自転車関心層と非関心層の二つを分けるのは、好奇心、向上心など、要は脳の活性レベルの差なのではないだろうかと、私には感じられるのだ。
どうも自転車非関心層のオジさんをみていると「人生晩年、これからは余生をのんびり」という風に見えるし(例外はもちろんありますよ)、逆に自転車関心層をみていると「人生これから、まだまだ好奇心旺盛」という風に見える。
実際に話してみると分かるのだ。自転車に関心を強く持つ人々は、パソコン使用率もほぼ100%だし、知識が豊富で、教えられることが多い。読書量なども格段に多いと思われる。一方、その逆は、そのまま逆だ。
ついでに言うと「鼻毛率」でも、この差は一目瞭然となる。自転車関心層は、鼻毛が出ている率が低いし、その逆は実に高い。これは冗談で言ってるのではなく、ホントにそうだ。このことはお洒落であろうとする、つまりは「他者の存在に気をつかっているかどうか」に直結しているのではあるまいかと思う。
さらに自分の首を絞めるようなことを言うと、関心層はあまりテレビを見ない。というのか、現在のテレビに批判的であり、非関心層はその逆。テレビ屋ヒキタとしては、ホントにどうかと思うんだけど、なんだか分かる。テレビはいつも「現実追従型」のお祭りメディアだからね。「次への知的好奇心」をあまり刺激してくれない。
 ……とまあね、あくまで傾向として、ということですよ。
 でも、この間の東京サイクルモードの会場で、そうした自転車オジさんと話すたびに、そういった思いを強くしたのでありますよ。

■いろいろ変わりまして

 ということで、長々とご無沙汰でありました。
 私の身辺でいろいろなことが変わりまして、まず会社で人事異動があった。8年半ぶりに報道局に戻って、夕方ニュース「イブニング5」の特集枠のデスクをやることになった。8年半ぶりに帰ってくる2階(TBSの報道局は2階にあるのです)は、なんだか知らない顔ばかりで、システムもずいぶん変わっていて、面食らうことばかりだ。ちょっと慣れるまでに時間がかかりそう。
 さらに、卑近なことだが私にとっては重要なことなんだけど、異動に伴ってパソコンを変えねばならなくなった。これまで私は断固としてMacのシステム9を使っていたのだけど、報道局のLANは「ウィンドウズ以外まかりならず」ということになっているために、この一週間、東芝のダイナブックを使っているのだ。
 いやもう使いにくくてならん。
 慣れている人には使いやすいんだろうけど、長年Macの垢が染みついている私には、どうにもイライラすることだらけ。自宅では相変わらずMacだし。
 でもね、こうして初めてのパソコンをいじっていると、15年前に初めて”漢字トーク7”(マッキントッシュの昔のシステム)に触れたときのことを思い出すよ。なんだかワクワクする感じというのも、一方であったりする。
 あと、プライベートでも激変がありましてな。これはまたいろいろいろいろいろいろと……(笑)。

■サイクルモード大阪

 今週日曜日の12時から、サイクルモード大阪でトークショーやります。自転車界のアイドル、いいみわさんがMCでありまして、私は彼女のリードでしゃべるだけ。こういうのは楽でいいね。さほど緊張もしないし。
東京会場は意外なほどの大入り満員で、皆々様ありがとうございました。多数の立ち見の方々にはまことに陳謝でありました。すいません。
今回の話のメインは、例の道交法改正後日談と、ヨーロッパの状況などです。
 それにしても、道交法改正騒動(憶えてますか? 例の<提言4-2-4>ですよ。なんだか懐かしい)から、もう1年が経つんだなぁ。最初の提言が出たのが、11月30日だったからね。詳しくは拙書「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」(朝日新聞社)を読んでいただきたいんだが、なんだか苦しくも熱い日々だったなぁ。若干ヒステリックではあったけどね(笑)。
 サイクルモードについて、詳しくはここを。
http://www.cyclemode.net/

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「如菩薩団 ピカレスク短編集」筒井康隆著 角川文庫

筒井康隆という巨匠の、とあるタイトルを、この間、書店で捜していて愕然とした。
ないのだ。あれほどたくさんあった筒井康隆の文庫本が、なくなってしまっている。
そのかわり、本書のように再編集した「傑作短編集」のようなものが、ちんまりと並ぶばかりだ。私はちょっと驚いた。
最初に筒井康隆の本を読んだのが、小学6年生の時。驚愕した。こんな本があるんだ! と、大げさでなく小便ちびるほどの衝撃を受けたものだ。
その新しさは、今も失われていない。本書の中の、たとえば「三人娘」たとえば「小説『私小説』」のばかばかしくもタマラなさ。今だって十分おもしろいのだが、もう筒井康隆は過去の作家になってしまったということなのだろうか。
状況はこの角川文庫に限らず、新潮だって、中公だって同じだ。
年間300冊も新しい本が出版される現状だもの、文庫が残っているだけでも……、という話なのかもしれないが、なんだか寂しいというのか、ちょっとショックを受けた。

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最新刊「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞社
*現在、全国各書店で平積発売中です。よろしく♪

「自転車生活の愉しみ」朝日新聞社
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951

【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
 
 
 
 
 

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