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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。

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タイヤ替えたよ、の(週刊 自転車ツーキニスト316)

2007/10/25


 
 
 
 
 
 
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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           タイヤ替えたよ、の316号

■前号は315号でしたな

 ちょっとした間違いで、314号が重なってしまった。前号は315号でありまする。すまぬすまぬの須磨の釣り船。何のことやら。
 さて、タイヤが不意にバーストしてしまって、履き替えることになったのだ。前輪バーストだったんだけど、前後輪ともに履き替えた。ま、随分、履きっぱなしだったからね。後輪は特に擦れまくってて、見た目にも劣化がすごかったのだ。
 で、その際に、より細いヤツにしてみた。
 これまで25C、つまりタイヤ幅が25mmだったものを、一気に20mmにまで下げてみた。
 どうかな? 速くなるかな? 楽になるかな? 乗り心地は悪くなるかな? どうだ? どうだ? と、希望と不安ともにあり、恍惚と不安もともに我にあり状態だったわけだ。
 新しいタイヤは、パナレーサー"STRADIUS ELITE"の、700×20C。この手合いのタイヤの中では、かなり安い方で、一本2500円程度だったかな。それでいいのだ。私レベルのヘタレロード乗りには、これでも贅沢なくらいだ。

■タイヤスリム化の効果とは?

 最初の印象は、正直なところ「あまり変わらないな」であった。
 乗り心地に関しては、多少堅くなったものの、悪くなった、とまでの変化は感じられない。スピードにしても、うーん、確かに若干速くなったけど(ちなみにジャイアント"OCR-COMPOSIT1"であります)でも、前から速かったからな、という程度のものだった。
 心配していた路側帯の金属溝にしても、20mmならば、まだズボッと入り込むほどのことはない。割合簡単にパスできる。つまり、どれもこれも「気のせい」レベルの話で、あれま? と肩すかしなのであった。ずいぶん前、32mmから25mmに履き替えたときほどの感動はない。
 ふーん、ま、こんなもんだわな。
 ところが、それから1週間も経った頃「あ!これか!」と思うことがあったのだ。

■最高速が段違い!

 ご存じの通り、私は通常、通勤にばかり自転車を用いる人間なのだが、通勤ってのは、これまた誰もがご承知の通り、日々のルーティンワークであって、特にスピードを出そうと思わない限り、フツーに、無理なく、「走り」というものを特に意識せずに、走るものだ。
 その中では、タイヤの差を感じないのはむしろ当たり前で、私はその中で「あんまり変わんない」と思っていただけだった。
 ところが、それがだね、このところの秋晴れのいい天気もあって、目の前に大通りがズバッとひらける桜田通り(国道1号線)で「どれだけスピードが出るか試してみよ」と思ったことがあったのよ。
 考えてみれば「どれだけスピードが出るか……」なんて考えること自体が、細タイヤにインスパイアされた結果なのかもしれない。
 で、出してみたのだ。
 フロントは最アウター(53T)、リアも最アウター(12T)。つまり最も重いギアで、グイグイと踏んでみた。
 あれ? 踏める。
 それもあまりストレスを感じずに踏める。
 スピードはどんどん上がって行くが、それでもまだ踏める。あっという間に45km/hに達し、それでもあまり疲れてない。以前のタイヤの時は、瞬間的には45km/hあたりに達するものの「あー、疲れた。はあはあ、酔狂はもうイイや」となって、ずるずるとスピードを落としていたものだが、今はそうではない。「まだいける!」なんて思ってしまう。
 これか!
 私は感動していた。この細さレベルでのタイヤのスリム化は、最高速域において顕著に出る。裏を返せば、低速域の中ではそこまで感じないものであったのだ。
 ついでに激坂も登ってみた。TBSの裏手にある三分坂という坂。短いけれど、勾配は15%程度はある。
 ふーむ、登れるなぁ。以前に比べるとグイグイ登れる、という感覚がある。高速域ほどの差はないが、確かに激坂にもタイヤスリム化は有効だ。
 これで来年の乗鞍は……!
 なーんて思った私ではあったが、いやはや、あの乗鞍は思い出したくもないのであった。ま、来年の乗鞍は何より「前日にビール5本、ワイン2本も飲まない」「前日は早く寝る」に尽きるのであった。
 その上で、今回のスリム化だ。となればやはり……。
 よっしゃー!来年の乗鞍は!!
 なーんてことを言っていると、またもや恥ずかしい結果になりかねないので、自粛。

■大阪でいかがですか?

 今週末は、大阪に出撃します。
 大阪府が「交通フォーラム」というのを開くそうで、パネリストとしてちょっとばかり喋ってきます。
 詳しくは以下の通り。
 入場無料の上「当日、簡単なアンケートに協力いただいた方全員に、粗品を差し上げます」だそうですよ♪

【大阪府交通フォーラム】

 環境にやさしく健康にも良い、誰もが利用できる気軽な移動手段として都市交通ネットワークの一端を担う自転車。しかし、一方では駅前での無秩序な放置自転車、走行ルールやマナーの欠如による交通事故など根深い課題があるのも事実です。
 今回のフォーラムでは、私たちの普段の生活に欠かせない自転車について、「もっと便利に、もっと安全に、もっと快適に」という視点から、利用者、メーカー、行政が果たすべき役割とは何かを考えます。

【日 時】平成19年10月28日(日)午後2時〜4時30分
【場 所】大阪商工会議所 4階 401号会議室
【参加費】無 料(定員200名)=要申込み=

http://www.pref.osaka.jp/f_menu/annai_syousai.asp?gid=kensakuichiran&acode=3108

【問い合わせ】
 都市整備部交通道路室 渋滞対策グループ
TEL  06-6941-0351(内線3992)楠(クスノキ)
FAX  06-6944-6787
Email kotsudoro-g15@sbox.pref.osaka.lg.jp

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「アルツハイマー・ワクチン」田平武著 中央法規出版

 アルツハイマー型認知症治療の最前線。著者の田平氏は、国立長寿医療センター研究所所長で、アルツハイマーの権威だ。
 意外なことにアルツハイマー研究というものはかなり進んでいる。不治の病だと思っていた私は、ちょっとビックリした。と同時に、ちょっと元気づけられた。
 この本によると、アルツハイマーに見える脳内の「老人斑」と「神経原繊維変化」が起こるメカニズム、そして、その結果起きる脳細胞の死は、ワクチン治療が可能だというのだ。すでにマウスやカニクイザルなどではワクチンの有効性が認定され、それがヒトに応用される日も近いという。
 それにしても、この本を読んであらためて思ったのは、厚労省によるワクチンの了承の面倒くささと、研究費を得ることの大変さだ。なぜ日本の学者たちは、本来の学問以外のところにこんなに労力を割かなくてはならないのであろうか。
 ふーむ……。
 あと、最終章によると、アルツハイマーは、かなりの部分で予防が可能だという。
 脳を積極的に使うこと。バランスのよい食事をとること。そして、適度な運動を毎日繰り返すこと。
 だとすると「食事に気をつけて自転車通勤」などは、最良のライフスタイルではないか。以前、別のお医者さんに聞いた「自転車運動は脳の活性化にも役立ちますよ」という話は、こんなところにも繋がってくるのであろう。

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最新刊「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞社
*現在、全国各書店で平積発売中です。よろしく♪

「自転車生活の愉しみ」朝日新聞社
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
 
 
 
 
  
 

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  • kenji shimoda2007/11/01

    「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」間もなく読了です。ますます、疋田氏のお考えと実践に共感しております。誠に見識が高く、チャリダーとして限りなく応援したいと思います。国が「自転車が車道を走れなくする法律」を準備していると知って吃驚仰天。許せない。頑張って下さい。

  • Kenji Shimoda2007/10/27

    疋田殿 つい最近、貴方の本「自転車生活の愉しみ」を読み終え、ただいま「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」を読んでおります。「ついに発見した!こんな人が現れるのを」これが私の第一声であります。ロードバイク歴約20年、58歳の会社員であります。ロングライドを基本にし、休日に100km走ることをずっと心がけ、大阪から埼玉に転居して4年で2万キロ走破しました。貴方の意見に殆ど賛成です。いつも私が思い続けていたこと(特にヨーロッパとのあまりの違い、ちなみに私は毎年世界3大ツールをCATVで録画し見ております)、貴方の本の通りですよね。できるだけ自転車専用道を選んで走っているのですが、どうしても車道を通らなければならないことも多く、今までに2回ほど死にそうな目にあいました(ちなみに私はビンディングペダルで走ってます。いずれもトラックです。日本は本当に自転車後進国でマナーの悪さは最低だと思います。ますますの活躍、期待しております。

  • 名無しさん2007/10/26

    いつも楽しく拝見しております。

  • 名無しさん2007/10/25

    だまされてますよ!20mmにするとタイヤの外周が短くなりるため、サイコンの「見かけのスピード」は上がります。平地では(バンクを除外)25mmタイヤの方が路面抵抗が低く、速いはずです。エコカーのタイヤは極太です。詳しくはエコレース日本一の高技工業(豊橋市)まで  ←専務の友人より

  • 名無しさん2007/10/25

    いつも楽しみにしてます!!