
疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」
環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。
うひゃー、とりあえず近況報告の(週刊 自転車ツーキニスト307)
2007/06/11
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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うひゃー、とりあえず近況報告の307号
■今までのツケというのか
すいません、お久しぶりです。自転車ツーキニスト、ヒキタ生きております。
いやはやこんなに間があいてしまったのは、今回が初めてではあるまいか。まことに申し訳ない。
いやまあ、今までのツケというのか何というのか、昨今、忙しくて、忙しくて、忙しくて、大変なのだ。なんつーの、後先考えずに受けた仕事の〆切が、あらゆるところで大爆発し、生活そのものがハタンしてる。ちまたでは年金のハタンが懸念されているようだが、私の場合、そんな先のことではなく、現在の生活がすでにハタンしてるのだ。
ただ、そうは言っても、ようやく単行本「それでも自転車に乗り続ける7つの理由(仮題)」(朝日新聞社)の初校が、ようやく今朝終わったところ(連夜の徹夜続き)。で、今夜はその打ち合わせだ。で、まだまだ次の原稿が山盛り、と。
いったいこの泥沼ロード、いつ終わるのだろう……、というのが正直なところなのよ。まあ、好きでやってる。確かにそうだ。だけど、ここまでくると、好きでやってるとはいえ、結構キツい。正直目が回る。
いやーしかし、それにしても「それでも自転車に乗り続ける7つの理由(仮題)」でありまする。
自分で言うのも何だけど「力作」だなぁ。いささか胸焼けがするほどの力作(笑)。ゲップが出るほどの大作(笑)。おまけにワケわからんほどの怪作(笑 ←ウソ。これは笑えない、ホントだから)。
何がスゴいって、400字詰め原稿用紙に換算して、930枚もあるんだよ。ちょっとした長編ミステリー並の分量だ。自転車関連本でこんなの見たことがないんではなかろうか。少なくとも私はない。
ホントにもう、よくも自転車だけでこんなに書くことがあるものやら。自分でもあきれてしまうワケだが、あるんだから仕方がない。こういうことをしてるから「忙し病」が、さらに悪化するのである。
まあ、これから色々と削除していく部分も出てくるんだろうけど(自分で自分の原稿を削除するのは結構つらいことなんす)、それでもかなりの原稿量で発刊されるのは間違いありません。
久しぶりの新作です。乞う、ご高覧、であります。これは来月発刊の予定。
■さて、書店には……
さて、先週末から朝日文庫「自転車生活の愉しみ」が書店に並んでおります。
かつて東京書籍から発刊された同名単行本の文庫版でありまして、単行本が1,700円だったのに比較すると、760円になった。
もちろん2007年にあわせて全面改稿。しかもカラーページは温存だ。
お買い得であります。ご興味ある方は是非! プレゼントに最適、というか、彼女や彼氏を自転車趣味に引き込みたいならば、この本はかなり好適でありますよ。表紙もオシャレです。よろしくー♪
ついでに言っておきますと、帯のキャッチフレーズが、かなり照れくさいというのか、うひょー、厚顔無恥……、なんですが、ま、あんまり非難しないでね。何が書いてあるかは、書店でお確かめを。
■先週火曜日
先週の「ニュース23」、ご覧になっていただいた皆さま、どうもありがとうございました。「見たぞ」のメールもありがとうございました。月火と二日にわたった日米自転車ツーキニスト特集、いかがでしたか?
火曜日の生出演はうまくいってたでしょうか。
いや、しかし、緊張したー。
やはりね、生放送というモノは、私でも緊張するんですよ。というのか、実は私、色々なところで非常に緊張してしまう。あまり人前で喋るのは得意な方ではないものでね(ホント)。膳場さんに助けられたという感じです。
でもね、こういう一般のニュース番組で、自転車が注目されるというのは、やっぱりいいことだと思うのですよ。そして、そういう席で「自転車は車道ですよ」と言っておくことには、やはり意義がある。
今後も色々な機会をとらえて、やっていくつもりです♪
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「峠」上中下 司馬遼太郎著 新潮文庫
幕末の越後長岡藩家老・河合継之助が主人公。
例の「日本史の旅は、自転車に限る!」の参考書籍として読んだんだが、やっぱり司馬遼、うまいなぁ。ぐいぐい引っ張られ、三冊がアッという間だった。
開明派で諸事に明るく、武士の時代が終わることなど分かっていたはずの河合継之助。だが、徳川譜代藩の家老という立場が、自らを死地に赴かせることになった。その特異な人物像に迫ったのが本書だ。
司馬遼太郎は、秀吉や信長、龍馬や土方など、歴史の表舞台に出た英雄を描くのも確かに上手いが、こういう歴史の影に埋もれた人をあらためて引っぱり出すことにこそ、その真骨頂はあると思う。名作「坂の上の雲」の秋山好古しかり、「花神」の大村益次郎しかり、「歳月」の江藤新平しかり。彼らはいずれも司馬遼によって「発見」され、司馬遼の手によって物語内の人格を与えられた。
この物語の「河合継之助像」にしても、それはあたかも河合継之助本人と司馬遼太郎による合同作品のようなものだ。
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最新刊「自転車生活の愉しみ」朝日文庫
*現在、全国各書店で平積発売中です。よろしく♪
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
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