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環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
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参議院内閣委員会に「バイクラ」登場!の(週刊 自転車ツーキニスト306)

発行日:5/21


 
 
 
 
 
 
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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     参議院内閣委員会に「バイクラ」登場!の306号

■いい天気だねぇ

 いい天気だねぇ(首都圏)。最高の自転車通勤日和だ。私は"ハイパーママチャリ"化の進む、例の"エスケープミニ"で通っておりますですよ。
 お久しぶりです。現在は梅雨前の最後の自転車好日期間であります。心おきなく自転車生活を。

 ……というのも、私は昨日一昨日と越後は長岡に行っておりましてな。そこで、心ゆくまで雨に降られてしまったからだ。
 2日のツーリング中、2日とも雨。上から下までぐっしょり。
 まあ1ヶ月に一回、必ずどこかに出かけて行くわけだから、こういう日もあるのは仕方がないのだが、雨の中の峠道を行くと、ブレーキがすごいことになるのがタマラナイ。
 一説によると水に濡れたブレーキシューは、晴れた日の10倍減りが早いそうで、それはつまり、周囲に黒いゴムの微細な粒をまき散らすことを意味している。それが雨と油と混じり、凶悪な黒いインク状のものとなる。
 よって、自転車の各部、そして、それを触る私の手足は、その邪悪の黒インクによって、真っ黒黒に汚れるということなのだ。グショ濡れ大王で真っ黒黒。
 例の「BiCYCLE CLUB」誌の編集ヤマちゃんとともに、昼飯でも食べに食堂にでも入ろうものなら「きゃっ」という反応を受ける。コンビニでも「きゃ」といわれる。
 まったく雨の日のツーリングというのはろくなものではないのだが、しかしな、ちょっと新鮮な驚きもあった。
 ドロヨケがついてないから、後輪の水撥ねによって、ケツが最初にグジョグジョになるわけだが、手で触るとざらつく。サドルに目をやると、真ん中の溝に溜まった水が茶色だ。要は路上の水の中に大量の土や泥を含んでいるわけ。
 ちょっと新鮮な驚きであった。さすがは長岡。東京の道路には土はないからね。
 長岡の田圃は田植えを終えたばかり。水でいっぱいの水田の中から、小さな稲が揃って顔を出していたよ。

■さて、連絡事項がいろいろだ

 さて、その「BiCYCLE CLUB」誌だ。
 今月号に詳細に記しているんだけど、参議院の内閣委員会で、例の改正道路交通法が審議された。その席で民主党の木俣佳丈議員が、自転車の通行区分について一席ぶったぞ。
 しかもバイクラ片手に振りかざし「警察庁は本当にパンドラの箱を開けたのですか?」とやってくれた。
 国会の場で自転車雑誌が取り上げられるのも、こりゃひょっとして初めてのことではあるまいかと思うが、自転車がコアな話で審議されるのも、これまた珍しいことなのだ。
 今回の道交法改正については「第一項目・飲酒運転」「第二項目・高齢ドライバー対策」については、メディアでも色々取り上げられたものの、「第三項目・自転車の通行区分」については、国会ではほぼスルーという感じが強かった。
 木俣議員、エラい。ぱちぱち。
 だが、それに対する警察庁や環境省の反応もなかなか興味深いものだった。是非、お読みあれ。立ち読みでもカマワン。本当は構うが、構わん。出たばかりだからまだ平積のはず。闘うべき相手は必ずしも警察庁だけではないということが分かる。いや、むしろ、コトここにいたって、警察庁は理解し始めているといえる。
 自転車人の闘うべき相手は、ひとえに「無知」と「無関心」だ。

 その警察庁、このところ、どんどん姿勢を変えつつあるのだ。
 新聞各紙の報道でご承知の向きも多いかとは思うが、今回、画期的なのは、国土交通省と合同で、自転車走行区分問題の懇談会を立ち上げたことだ。
 あれほど強固な「縦割り」が、自転車に関してチョビッとだけ崩れつつある。
 私は嬉しい。
 しかも、今回の懇談会メンバーには、自転車学者の良心・古倉宗治氏に加え、自転車活用推進研究会の小林成基理事長が入っている。古倉氏、小林氏には、是非ともガンガン語っていただきたい。特に小林氏に関しては、私よりも過激な自転車論客なんで、話は決して悪い方向にはいかないはずだ。少なくとも前回の懇談会の「提言」などよりもはるかにマシなものができるはず。

 国交省は、懇談会に先立って、先日、私のところにもヒアリングにやってきた。まずはモデルケースとして、都内幹線道路の一部にペイントレーンを引っ張るという。そのペイントレーンは、驚いたことに「車道側に敷く」というのだ。
 ようやく何かが理解されはじめた。
 あとはママチャリに慣れきってしまった一般市民に対する、粘り強い教化あるのみなのだろう。

■遅れましたが、今年も始めます

 告知が遅れましたが、今年も学習院で「楽しむための自転車学」始めます。
 今週金曜日から、隔週で全4回の公開講座。
 誰でも参加できますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
 例によって、初心者向けの自転車講座なのでありますが、この講座の良いところは、受講者OBの組織がしっかりしているところで、講座終了後には「房総半島ツーリング」だの「近況報告飲み会」だのが、頻繁に執り行われます。講座をやっている間も執り行われます。
 実に楽しいっす。
 まったくの初心者でも、引っ込み思案な方でも、違和感無く溶け込めるところが良い点で、まったくとんがってない。年齢層も20代から60代を超える方まで男女様々。自転車関連インフォメーションも多数であります。
 私の講座自体は多少食傷気味なところもありますが(←しっかりしろ、俺)、今回の講座では、いろいろ道交法がらみの裏話も満載になる予定であります。
 くわしくはこちらをどうぞ。多数のご参加をお待ち申し上げております。よーろーしーくー♪

学習院生涯学習センター「さらに楽しむための自転車学 07年春」
http://open.gakushuin.ac.jp/blog/course/life#C079

*もう近日なのでいきなりお電話も可だそうです。

■お電話でのお申し込み 
お電話での受講申込み取扱時間は次のとおりです。 
電話 03-5992-1040
受付時間
 平日 10:00〜17:00(午後講座開設時は20:00まで)
  土 10:00〜12:30(午後講座開設時は15:30まで)

■E-mailでのお申し込み 
shogaigakushu@gakushuin.ac.jp
 まで、必要事項をお送りください。 

○講座名・整理番号 
(「さらに楽しむための自転車学 07年春」整理番号79)
○お名前 
○フリガナ 
○緊急連絡先(携帯電話など) 
○生年月日 
○ご職業 

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「コダワリ人のおもちゃ箱」松浦晋也著 エクスナレッジ

 世界一の超細密プラネタリウムを開発した男、本物の蒸気機関車を動かす熱き「鉄ちゃん」たち、自転車を超えた自転車を作ろうとチェーンホイール二枚組の新システム(SDV)を創ってしまった人、1リットル4000km走る自動車に挑戦する男、10センチ角のサイコロ型人工衛星を飛ばそうとする人々……、それらの人々の情熱と努力と楽しみを、著者自身がコダワリにコダワリながら、紹介したのが、この本だ。
 一見して「プロジェクトX」のマニアック版か? と思いがちだが、ちょっと違っている。何が違うかというと……、そうだなぁ。取り組む対象への利害が薄いこと、組織的なアプローチが薄いこと、義務感がないこと、そして、純粋な楽しみから出発していることだろうか。
 要するにここに出てくる人々は、みなかつての「少年」なのだ。
 コダワリ人は「こだわりびと」と読む。
 趣味というだけにとどまらず、かといって、本業でもなく(最終的には本業になってしまう人も多いんだけど)、しかし、そのパワーは世界レベルに達している。
 世界最高峰のプラネタリウム投影機「メガスター」は、大平貴之氏が、高校時代にラシャ紙にピンホールをあけて作った最初の「装置」に端を発しているそうだ。
「ここにまごうことなき理科少年がいる。本物の理科少年がそのまま大人になって、目の前で話している」(たった一人で作り上げたプラネタリウム「メガスター」)
 読むと何か切ないような奇妙な感動にとらわれる。
「時々、目の輝きが違う子供がいるんですね。線路脇の柵に張り付いて、らんらんと光る目で機関車を見つめている。(中略)そういう子はちょっと『おいでおいで』をして、運転席に乗せてあげるんですよ」(自ら線路を敷き、自ら機関車を走らせる人々)

 ここは女人禁制である。
 かつての男の子たち、少年たちしか入り込めない世界がここにある。
 電子ブロックに没頭した日々、ゲルマニウムダイオードラジオのバリコンを耳を澄まして回した日々、ジュニアスポーツ車のフラッシャーに9V電源を試した日々、周波数帯に合わせた長さで逆L型のアンテナを張ったBCLな日々……。
 少年時代の栄光の日々が甦る。
 あの時の息詰まるような興奮を捨てなかった人が、こうしてコダワリ人になる。
 知る人ぞ知るコダワリ宇宙ライター、著者の松浦晋也氏だって、おそらくはその一人だ。

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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。

「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951

【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
 
 
 
 
  
 

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