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疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」

環境、ダイエットに効果抜群。どなたにもオススメの「自転車通勤」ですが、そのノウハウやポリシーを色々な人にお伝えするメルマガです。
と、思ってたのですが、ただ単に私ヒキタからのバカメールが届きます。ご容赦。

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【例の法案】「悪の大魔王」が画策してきたこと、の(週刊 自転車ツーキニスト280)

2006/12/18


 
 
 
 
 
 
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   【例の法案】「悪の大魔王」が画策してきたこと、の280号

■パリの路面電車

 昨日(12/17)パリで路面電車が70年ぶりに復活したそうな。
 もちろん「環境に優しい都市」を作るためだ。パリ市は、ある種、東京よりも道が狭く、坂も急であり、ヨーロッパ各国の中では、エコ化、自転車化が遅れがちだった街なのだが、それでも昨今、動きが急だ。

 自転車レーンは「バスと共有レーン」として、急ピッチで拡大しているし、クルマの都市内制限速度も、以前書いた「テンポ30」に概ね準拠している。
 面倒なことや我慢を嫌うパリっ子たちも、こうして、ちゃんと環境に貢献しようとしている。

 それにつけても我が日本。
 この愛する国は、誰が、どこに連れていってしまおうとしているのだろうか。

■警察庁の「強固な意志」

 それにしても警察庁だ。ある意味スゴいとは思うよ。
 誰の話にも耳を貸さず、どんなに非難されても、彼らはただひたすらに「自転車の車道締めだし」の実現に向けて動き続けてきた。

 思い起こせば、私が最初に「車道締めだし」の情報をキャッチしたのが、昨年のまだ肌寒い、桜が咲く前の頃だった。
 私は当時、メルマガ193号で「自転車の歩道押し込め」について次のように書いたものだ。

http://www.melma.com/backnumber_16703_708018/

 この"メルマガ193号(「funride」誌のコラムを含む)"、および、その後の「BiCYCLE CLUB」誌連載の「道路は誰のものですか?」(05年6月号-10月号)を読み返してみれば分かる。

 警察庁が法案提出を予定していたのは、当時の「今通常国会への提出は見送ったものの、早ければ来年、そうでなくとも再来年に提出」だった。

 いわば「07年の通常国会提出」が、庁内の〆切だったワケだ。
 今回の件、そのものなのである。
 つまり、今回の話は、警察庁内部では単なる「規定事項」に過ぎず、私らの「ファイティングポーズ」など、屁の突っ張りにもならなかったことになる。
 ……。
 ある意味スゴいよ。
 周囲の「雑音」などモノともせず、環境問題も京都議定書も関係なし。世界の潮流などどこ吹く風で、弱者保護など馬の耳に念仏。ただひたすらに「自転車の車道締めだし」を画策してきたのが、我が国の警察庁なのだ。

 かくも強固な意志。まるで「悪の大魔王」ではないか。

■もう遅いのかもしれない(ちょっと鬱)

 大丈夫だって、ヒキタちょっと騒ぎすぎだよ、警察だって考えてるって、何とかなるって、と思ってる方々。

 何ともなりません。
 少なくとも、このままでは本当に何ともなりません。
 あの美しい言葉がちりばめられた<提言>。それを元にした法案が通り次第、警察庁は、粛々と強固な意志の元に「車道締めだし」を始める予定です。

 まずは「特に危険な道路(ほぼすべての幹線道路のこと)」の歩道に「ペイントレーン」を作るそうです。
 歩道上にペンキで描かれ、頭上に「歩行者優先です」と掲げられている、例のアレですね。
 ペイントレーンの敷設(描いただけだけど)を完了すると、順次、その道路の車道は「自転車通行不可」に指定されていきます。
 いっぺんにはやらないそうです。
 早くて3年後に予定されている「制限速度見直し」に向けて、あくまで、じわじわと、という話です。
 ある日、青山通りが潰れ、2ヶ月後に桜田通り、さらに3ヶ月後に甲州街道、というような感じなのでしょうか。
 その際に、車道左端に作られる「パーキングメーター」が、大きな利権になっていくとも聞きましたが、そんなのは「穿った見方」に過ぎるのでしょう。

 誰もがご承知の通り、すでに警察官の"白チャリ"は、全員が全員、歩道を走っています。
 真面目な話、今「日本の自転車」は、本当に危機的な状況に置かれています。

 日比谷公園の集会は、いかほどの力になるでしょうか。
 私にもよく分かりませんが、やらないよりはマシなのでしょう。多数集まれば何とかなるような気もちょっとします。
 もう一度「参加者募集」を掲載しておきましょう。

■日比谷ミーティング

▽呼び掛け範囲を、NPO自活研、エコサイ、DO!、オブザーバーだけでなく、疋田さんのメルマガの読者をはじめ、賛同者すべてに拡大します。

【安心して歩ける歩道/安全な自転車道/渋滞のない車道を実現する全国連絡会(略称:全歩連)】キックオフミーティング

▽ 12月22日(金)18時30分から20時30分まで

▽ 日比谷グリーンサロン(日比谷公園内)
NPO自活研&エコサイクル・マイレージ忘年会同時開催

▽ 参加費(資料代含む):1,000円(ただし、ドリンクは個別購入)

▽12月20日までに参加表明してください。自転車でお越しの場合はアルコールは厳禁です。

▽参加申し込みは、エコサイhttp://www.ecomile.jp/(登録必要)の議論の広場「オフ会告知板」あるいは臨時事務局 E-mail:info@ecomile.jp (小林/庭野)まで。
(*これは大まかな人数を設定するために必要だそうです)

■"メルマガオブザイヤー2006"

 これも再掲。よろしくお願いします。

"メルマガオブザイヤー2006"投票フォーム
http://melma.com/contents/moy2006/

 私の正式なマガジン名は「疋田智の週刊自転車ツーキニスト」。または、マガジンID「m00016703」であります。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)

 今回もまたお休みです(早くこの欄が書けるようになりたいよ)。

 あと、前号の話ですが、誤解してもらっちゃ困るんだけど、私は別に「民主党とだけやっていく」ということではないですからね。
 ちゃんと与党ともやる。
 なにしろ「与党議員だと効果抜群ぢゃ」なんだから。
 そもそも前号は、むしろ与党の議員に見ていただいて「こりゃヤバイ」と思わせることが主眼でありまして、で、結果として「法案提出見送り」となってくれれば、それが一番いいんであります。

 あ、それから、朝日新聞の「私の視点(旧「論壇」)」と、毎日新聞の「発言席」に、いずれも1,300字-1,400字程度の原稿を書きました。掲載日はまだ分かりませんが、今月中か年明けに掲載される予定です。
 読売さんも日経さんも産経さんも東京さんもよろしくね♪
「週刊文春」の〆切も、今週木曜日。これは来週号に載るのでしょう。お楽しみに。
 一般紙誌も、少しずつではありますが、動き始めています。

 このところあんまり寝てません。だからというべきか、本日のメルマガはなんだか"鬱"な感じなんですが、そうは言っても、私はできる限りは斗うつもりなのです(あえて左翼用語で書いてみた(笑))。

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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。

「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
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