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インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ

日経新聞から「ネットでは得られないと思われる情報」、「人の心に訴えかける内容」という基準で記事を引用し紹介します。これによって皆さんの心が元気になる、またはチョット得した!という状態を目指します。『
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【人生とは石のようなもの】

2009/12/31


 今年も今日で終わり。

 毎年のことながら、一年が経つのは本当に早いです。

 良いことも悪いこともある悲喜こもごもの年でしたが、皆さんにはどんな年
でしたか?

 気づけばこのマガジンも配信回数が900回を突破しました。

 読んで下さっている読者の皆さんに感謝致します。

 良いお年をお迎え下さいませ。

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■本日の引用題材

 2009年12月25日付 日経新聞夕刊 9面 『プロムナード』
 書き手:道尾 秀介(作家)


■本文

 本年度の「トリ」は、道尾秀介さんのコラムに決めました。

 日経での連載が今からご紹介するコラムで終了ということで、道尾さんの最
終回のコラムを取り上げたいと思います。

 *

 冒頭、連載した半年間は早かったけれど、よく考えたらコーナータイトルで
ある「プロムナード」の意味をよく知らなかったと書いている道尾さん。

 さっそく調べたところ、フランス語で「散歩」、「散歩道」という意味らしい
ことが分かった。

 あてどなく散歩したのはいつだったかと思いを馳せながら、まったく思い出
すことができないと道尾さんは書いています。

 元々執筆業というのは、出した本が当たればボーナス的な収入も期待できる
けど、普段は歩合制みたいな感じで、時間を無駄にすることを極端に避けるよ
うになったとか。

 それこそ、四六時中何をしていても仕事に役立つようなモノはないか周りを
見渡すようなそんな生活だそう。

「その感覚が消えてくれるのは、お酒を飲んでいるときくらいだ。僕を含めて
作家に酒好きが多いのは、そのせいかもしれない」。

 *

 ここで話が変わります。

 第一回目のコラムで道尾さんは小学校の卒業文集のエピソードを疲労してい
ましたが、今回は高校時代の卒業文集の話。

 卒業にあたっての寄せ書きみたいな文集ですね。

 パラパラとめくっていたら、Kくんの自作の詩に目が留まったと言う道尾さ
ん。

 Kくんと道尾さんは当時特別仲が良かったわけではなく、あまり会話もした
記憶もないけれど、その詩を見たとき道尾さんはもっと彼と仲良くしておけば
よかったと後悔したそうです。

 その詩のタイトルは「石」。

 上手ではない字で、次のように書いてあった。


「誰か蹴ってくれ  別の景色が見たい」


「10代の僕が読んだらきっと、ここに書かれた『石』を、情けない奴だと思
っただろう。自分の足で歩こうとしない、つまらない奴だと笑っただろう。し
かしいまの僕には、これがとても肯定的な詩に感じられた」。


 道尾さんはそんな風に語り、前回ご紹介した「歯車」に再び触れています。

 前回ご紹介したように、人はみな歯車として生きているけれど、よくよく見
てみると常に誰かに蹴られることで進んでいく石のようなもので、ある時は激
しく蹴られ、別の日には優しく蹴られたりする。

 そうされることで見える景色が変わっていって、今まで隣にあったものが、
どんどん後ろに遠ざかっていくことになる。

 それを繰り返していくことがすなわち人生ではないかと、Kくんの詩を見て
道尾さんはそんなことを思ったそう。

 以下、道尾さんの結びのことばです。

「みんな、いったいどこに向かって蹴られているのか。そんなことは誰にもわ
からない。それはつまり目的が存在しないということで、そう考えるとこの人
生というのも、蹴られながら進んでいく、長い長いプロムナードなのかもしれ
ない」。


■今日の一言

「人生とは、誰かに蹴られて進んでいく石のようなもの」。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp


【道尾秀介さんについて】-----------------------------------------------

★プロフィール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%B0%BE%E7%A7%80%E4%BB%8B

☆公式ブログ
http://michioshusuke.cocolog-nifty.com/blog/


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■□編集後記□■

「誰か蹴ってくれ  別の景色が見たい」

 何を思ってKくんはこれを書いたのだろう。

 道尾さんの言うように、確かに人の人生とは誰かに蹴られながら進んでいく
ものなのかもしれない。

 蹴られることで色んな場所に行き、色んな人と出会うことの繰り返し。

 そして、どこに向かって蹴られているのかも分からない。

 目的のない散歩のようなものだという道尾さんの言葉には、私自身考えると
ころが多かった。

 この道尾さんのコラム連載がスタートしたとき、道尾さんの文章には他の人
にはない「何か」を感じた。

 目の付け所が面白いというか、この人の感性が自分のそれと似ているから共
感を持って読めたというのもあるだろう。

 毎号読むのを楽しみする文章というのはそうそうあるものではない。

 ちなみに、私の今年一番のコラムはこの道尾さんの次のコラムである。

 http://www.melma.com/backnumber_164580_4620668/


 飼っていた猫を失った時の心境を綴ったコラムで、どれか一つを選ぶとする
ならこれになる。

 私のこのメールマガジンも、どこかで誰かが毎回楽しみにしているような、
そんなマガジンでありたいな。


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