トップ > エンターテイメント > 映画 > デジタル・シネマ・ダイアリー

デジタル・シネマ・ダイアリー

RSS

映画の、映画による、映画のための、映画エッセイ。永年の映画もうでの含蓄を傾けて綴る、世にふたつとは無い映画マガジン。映画の見方が深化し、拡がりを持ってみる映画がさらに愉しくなる夢の工場産映画エッセイ。



メルマガの登録・解除

登録した方には、メルマ!からオフィシャルメルマガ(無料)をお届けします。


最新の記事リスト

  1. このメルマガはサンプル記事のみ表示されています

メルマガ情報

最終発行日:
2009-04-12
発行部数:
102
総発行部数:
3133
創刊日:
2006-11-09
発行周期:
不定期
Score!:
-点

このメルマガはサンプル記事のみ公開されています(最新号を読むにはメルマガ登録が必要です)

ジャン・リュック・ゴダールはご存知でしょうか。
もちろん、ご存知、ですよね。
ゴダールの映画かい、知ってるよ、ですね。
筆者のゴダールは初期のゴダール。若きゴダール、「気狂いピエロ」(’65)以前のゴダール。

テクニシャンでした。テクニックに稚気があって、映画を撮る青春の
歓びが充ちて、好きだったんですね。
ヌウヴェル・ヴァーグの、トリュフォーと並ぶ、わが両輪でした。
けれども政治的なシニシズムの展開で、余り熱心な観客ではなくなりました。

トリュフォーをプチブルと蔑視して袂を分かつこととなるのですが、
ゴダールはその後いよいよ商業主義からはるか遠くを歩いていきます。それでもどこか想い出に残るゴダールなのですが、
奥さんを新聞広告で公募したのは知っていますか?

『次回作の主演女優および妻を求む!』
売れっ子監督は何でもできる!
そうでもありません。
「勝手にしやがれ」の後、2作目の「女は女である」(’61)の時ですから。

これは、いいなあ―という前に、いかにもゴダールらしいエピソードです。その結果、現れたのがアンナ・カリーナなんですね。

そのゴダールが日本に来た時…公式ではないですよ。
公式に来たのは女優のほうで、彼女に惚れ抜いていたゴダールが追いかけてきて、(片思い?) プレゼント攻勢にいそしんだといいます。
帝国ホテル周辺のラブコールというわけですね。

その相手は誰でしょう。
「悪者は地獄に行け」(‘55)でワンピースの水着がはちきれんばかりの妖艶さで、バルドーとは異なる魅力がありました。
いま思い返しても大胆なポスターで、それを真似たような北原三枝の
同じくワンピースの水着が眼に鮮やかな「逆光線」という日本映画もありました。
(裕次郎夫人以前の北原三枝はその西洋的なバタ臭さが、魅力の、日本には珍しいタイプの女優さんだったのです)
  
もうひとつは、「女王蜂」(‘63)が印象に残りますね。
夫がその肉体攻勢にすっかり萎縮してしまって、家に帰るのが怖い、会社に寝泊りしてしまう映画でありました。
詠嘆に充ちたテーマ音楽もよく覚えていて、耳に響きます。

そう、マリナ・ヴラディです。この作品でカンヌの女優賞を受賞しています。その肉体にこそ、おおいに説得力があったものです。
そんな役を、やはり説得力を持ってできるほど、マリナ・ヴラディは、25歳のその当時、まことに肉体美でした。

以上だけでも、映画ファンなら知りたい新事実が、少しはありました?
こんな調子で進めてまいりますので、よろしくであります。

いま完全に見ることが出来ない、もちろんDVDもVHSもない、筆者自身も再見をしたい、そんな映画について、その周辺事情も織り交ぜて、綴っていきたい部分もありますので、毎回ではありませんが、そんな回も続くかもしれません。

最初の映画はそのマリナ・ヴラディの主演映画なのです。
しかも世に喧伝された上記2作とは違って、ほんとうにあまり知られていず、監督もこれが処女作なのに嬉しいほどの出来で、以後輸入作もなく、
その後の情報もないため、ますます幻の名作になってしまいました。

ゴダールが追い求めたマリナ・ヴラディ。その彼女が、ほとんど素ッピンに近い素顔で出演した作品があります。
邦題は「夫婦」(‘69)Le temps de vivreと言います。
原タイトルは「生活のとき」「生活の時間」とでも言ったらいいのでしょうか。
  
いまも手元にあるパンフに当時キネマ旬報編集長の白井佳夫氏が、――「男と女」よりも、もっと現実的で、アニエス・ヴァルダの「幸福」よりも、もっと生活的で、そのくせ、見るものをしっかりとらえて離さない、心に沁みる魅力とやさしい愛をこめた映画――と紹介しています。
(こんなエッセイマガジンです!)

ブックマークに登録する

TwitterでつぶやくLismeトピックスに追加するはてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録
My Yahoo!に追加Add to Google

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

登録/解除

メルマ!のおすすめメルマガ

  1. 収入増やして楽々人生

    最終発行日:
    2010/11/13
    読者数:
    1878人

    ネットで出来るサイドビジネスや小遣稼ぎ、その他得する情報を紹介し、みんなで楽しく豊かな生活を出来るよう応援します。 とりあえず確実に月2〜3万円稼ぎませんか?(もちろん経費無料!) http://mag-zou.com/report_get.php?id=m1000000258_1&n=m1000001780 上の様な無料レポート等を紹介するメルマガです。

  2. モテモテ人生を送る為に

    最終発行日:
    2013/04/13
    読者数:
    5476人

    恋愛や性生活を応援する為に色々な情報を提供します。

  3. 無料でGET!お役立ち情報

    最終発行日:
    2011/01/28
    読者数:
    7032人

    ネットの中には、無料で手にできるお役立ち情報がZAK!ZAK! さあ、気になる情報GETしよう。

  4. 集まれアフィリエイター

    最終発行日:
    2012/10/10
    読者数:
    5548人

    稼げない、思うように成果が上げられない。 そんなアフィリエイターの皆さん、成功への道を歩もうではありませんか! 小さな一歩。その一歩の積み重ねが大きな成果へ結びつくのです!

  5. 日本一の詐欺商材斬りヤスの 『行くまで行くぞ!1億円までの爆笑ロード!!』

    最終発行日:
    2015/10/14
    読者数:
    13444人

    日本一の詐欺商材斬りでアフィリプロのヤスが贈るメルマガです。詐欺商材を毎日1本を斬っていきますので、詐欺商材に悩まされている初心者、ノウハウコレクターの方には特に必見です。また、有益な情報も満載ですので正直言って読まないと詐欺商材に悩まされるでしょう(笑)

発行者プロフィール

伊崎 亮

伊崎 亮

http://brilliantmovie.seesaa.net/

本誌は中小企業の営業マンとして永らく活動して参りました伊崎亮が、職種も商品も異なるところで培った、ブランド営業とはひと味もふた味も違う、逃れられない悪戦苦闘を、少なからず軽減していき成果を倍増するノウハウを惜しげもなく開陳していくものです。各号書けることは少ないのですが、意図するところ、無料レポート(巻末ご案内)ともども、ご高覧いただければ、身に付くことも多岐にわたるかと、適宜ご活用いただければ幸いです。