雑学

【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実

2時間に及ぶ池田屋襲撃で新選組隊士の刀はボロボロで使い物にならなくなった。しかし、近藤勇の虎徹は、刃はボロボロになったが鞘へすーっと収まった。あまりにも有名な「新選組」をわかり易く解き明かす。

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【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実 第3号

2006/10/01

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  【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実


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〜〜第3章〜〜 新選組の活躍

  参予会議の崩壊後、京の治安維持に当たったのは
  松平容保の配下になっていた新選組だった。

  「池田屋事件」で尊攘派に壊滅的な打撃を与えた。


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中央政界を支配した 「一会桑政権」とは?
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元治元年(1864)に参予会議が崩壊した後、京都の政治と軍事は、
一橋慶喜、京都守護職の松平容保(会津藩主)、
京都所司代の松平定敬(桑名藩主)によって握られます。

この政権は「一会桑(いっかいそう)政権」と呼ばれ、幕府の意思を
代表する勢力として、中央政界の主導権を担うようになりました。

朝廷はこの一会桑政権に対し、三条実美らをかくまう長州藩の処分や、
懸案の横浜鎖港問題などの対処を全面的に委任し、
幕府にすりよる態度を見せます。

このような状況下、京の治安維持に当たったのが、
京都守護職・松平容保の配下となっていた新選組でした。

新選組はこの前年の文久8年(1863)に結成されています。
当初は芹沢鴨、新見錦、近藤勇の3人が局長を務めていましたが、
芹沢の素行の悪さなどが原因となって内紛が起こり、
結局、この年の9月に芹沢は近藤によって暗殺されてしまいます。
その後、局長・近藤勇を中心に、総長に山南敬助、
副長に土万歳三という体制で再スタートした新選組の名を
一躍高めたのが、元治元年に起こった池田屋事件でした。

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新選組を一躍有名にした「池田屋事件」
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元治元年に入ると、前年に京を追われた長州藩は巻き返しを図り、
京への出兵を画策します。

この動きに呼応して京に潜伏していた尊攘派の志士たちは、
6月半ばの風の強い日を選んで御所を始め京都市中に放火し、
天皇を奪って長州藩へ連れ去るという陰謀を計画します。

6月5日、この計画の打合せのため京に潜伏する長州藩の面々が集まる、
という情報を得た新選組はさっそく出動。
しかしこの時点では、会合場所がどこなのかわかっておらず、 
近藤勇が5人、土方歳三が23人の隊士を率いて二手に分かれて
宿屋や料理屋を片っ端から探索して回りました。

近藤らが三条河原町の旅館・池田屋に到着したのは、
午後10時頃だったようです。

この時池田屋に集まっていたのは、肥後の宮部鼎蔵、松田重助、
長州出身で吉田松陰門下の吉田稔麿、
土佐の望月亀弥太、北添佶麿といった、大物志士約30名。

近藤は別行動を取っていた土方や京都守護職の会津兵や
所司代からの藩兵らが応援に到着するのを待たずに、
沖田総司、永倉新ハ、藤堂平助、谷三十郎、近藤周平、
原田左之助のたった7人で池田屋に斬り込んだのです。

ふいをつかれた志士たちも果敢に応戦しますが、
やがて土方の隊も到着して戦闘に加わり、
遅ればせながら会津兵も池田屋を取り囲みました。
激しい戦闘は2時間にもおよび、志士側は宮部、吉田ら
9名が死亡、20数名が捕縛されました。

尊攘派は潰滅的な打撃を受け、この事件によって
「維新が一年遅れた」とまで言われています。

一方の新選組には、京都守護職・松平容保や朝廷から
褒賞金が下され、一躍世間にその名を知られるようになります。
同時に尊攘派の志士たちからは、
は天敵のように恐れられる存在となったのです。


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  裏  話  ==池田屋事件の内幕==
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池田屋に斬り込んだ人数については、6人だったという説もある。
この「池田屋事件」で、維新が3年遅れたとも言われている。


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【新選組】京洛を震撼させた【暗殺集団】の虚実
佐竹 hijikatasinsen@yahoo.co.jp

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創刊日:2006-09-13  
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