音楽

今からでも大逆転!もっと音感よくする秘訣

ステージに立った瞬間笑われるかと思った。しかし歌い終わったときに彼らは…。(どうなったかは発行者webサイトにて)なぜ音感がよくなっていったのか?どのようにトレーニングしたのか?今までの経験から役立ったと思える情報を公開していきます。

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絶対音感の弱点!?【音感の秘訣】

2017/05/19

緒方です、
こんにちは。

前回は、絶対音感に
それほど
こだわらなくていい
理由として


音楽は、ただドレミ・・の
どの音を
演奏すればいいだけじゃない


その他にも重要な
要素があるんだということを
お伝えしました。



今回は、もうひとつ
絶対音感の弱点とも思える
部分について
話したいと思います。


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絶対音感の弱点!?

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個人的には

相対音感を身につけず
絶対音感だけに
頼っている人には

かなり致命的な弱点と
思えるのですが


それについて
お話しする前に

純正律と
平均律について
お話したいと思います。



まず、純正律は、
周波数の比が、
単純な整数比となる
音律です。


例えば、
オクターブ離れた音は
その基の音と
2倍の周波数の関係
になりますが


「ドとソ」などの
完全5度は、3倍の関係


「ドとミ」などの
長3度は、5倍の関係
になります。


純正律の場合、
この周波数比が

正確(単純)な比率
になっている
というわけです。



そういった理由から
純正律で和音(ハーモニー)を
演奏すると

完全な周波数比で
共鳴するため
きれいな響きになります。



ただ、この純正律で
調律してしまうと

その調律した調以外の
音のズレが激しくなるので

その調以外の調では
使えなくなってしまいます。



例えば、ピアノを
ハ長調の純正律で調律をしたなら

ハ長調以外の調は
音程のズレが激しくて
弾けなくなってしまうと
いうことです。



そして、もう一方の
平均律についてですが、

平均律は、
1オクターヴなどの音程を
均等な周波数比で
分割した音律になります。



これは、さきほどの純正律で
楽器を調律してしまえば

その調律した調でしか
演奏できなくなるという
デメリットを解消したもので

どの調でも
演奏できるように

1オクターブを12等分して
調律したというわけです。


このおかげで
どの調でも演奏できるように
なったのですが、


ところどころで
音程が正確な周波数比に
なっていない
というわけです。



つまり、少しネガティブな
言い方をすれば

いろんな調に
対応するために

音程を微妙に「狂わして」
調律している、
ということになります



そして、ご存知と思いますが
日本にあるほとんどのピアノは

どの調でも弾ける
調律方法。

つまり、「平均律」で
調律されています。



そして、絶対音感を
訓練された方は

多くの場合
この平均律で調律された
ピアノを使って
訓練されたと思いますので


ほとんどの確率で
この「平均律」での周波数で
音名を覚えている
ということになります。



つまり、完全な
絶対音感を持っている
方であっても

もし、「平均律」という微妙に
狂った「音の高さ」で
音を判断してしまっている
ということになるのです。



ですので、
アカペラのコーラスなどで
純正律の和音を
出そうとしても

絶対音感で覚えている
音の高さだけでは

微妙にずれたりして
正確な和音を出せなかったりする
恐れがあります。



こういった理由から
絶対音感に頼るだけでなく

微妙に音程を調整できる
相対音感についても

鍛える必要があるんじゃないか
と思っているわけです。



ここまでいってしまうと
絶対音感に対して
否定的なのだと

思われてしまうと
いけないので

次回は、少し見方を変えて
絶対音感の有利な点について
お話したいと思います。



緒方晶圭




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創刊日:2006-09-08  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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