建築

咲庵show'un通信

建てた時がゴールでなくスタートになるスローハウスがテーマの住まいを国産杉ムク材の粘り強い性質を耐震性に活かし、高い断熱性と調湿性が特徴の伝統構法板倉造りで建築することにより自然素材を活かしたココロとカラダと自然にやさしい住まいを提案します。


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ロハスな生活、伝統構法「板倉造りの家」を建てる、住む。

2007/12/26

みなさん、こんにちは!
丹陽社一級建築士事務所のオカです。

いよいよ押し詰まってきましたね。
いろいろなことがあった一年ですが
思い返してみますと、私たちにとっては
大変勉強になった一年でした。

大いに反省もさせられました。
楽しい仕事もさせていただきました。
でも思い返すとアッという間の一年でした。

みなさん一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。



それでは、今日も元気でいきましょう!


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         咲庵 show'un 通信 vol.043

             

        「咲庵show'un板倉造りの家」とは、

        耐震性があり調湿性に優れた安心できる家。

        自然素材をふんだんに使った癒しの家。


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咲庵 show'un 通信  もくじ


    まえがき

  1.水中乾燥と伊勢神宮

  2.「ビジネスマッチング博 2007」
            無事終了しました

    あとがき

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1.水中乾燥と伊勢神宮


私たちが今、力を入れている伝統構法板倉つくりの家は、
国産の杉や檜のムク材を使っています。
それは柱や梁などの構造材をそのまま見せる家なんです。

つまり、構造に外材や集製材を使わずに内地材を使う。
また、木材があらわになって内装仕上げをかねています。
この伝統構法で家を作るときお客様に、ムク材の性質についてよくお話を
させていただいています。

「ムクのスギやヒノキは、自然素材なので乾燥によって割れや収縮などの
変形をすることがありますよ。」

でもこれは、室内の湿気を吸ったり排いたりする木材の調湿機能が働いて
室内環境を快適にするための重要な要素なんです。
ただ、あまり変形して支障があるといけないので、木材を充分乾かします。
一度、木材の含水率を低く抑えて乾燥させておけば大きな変形はしにくくなるのです。

そのため、私たちは、天然乾燥でしたら、半年から一年ぐらい太陽と風雨にさらし
また、天然乾燥と人工乾燥を併用したりしています。
そのおかげで、大きな割れや収縮はあまりありません。
ただヒノキはスギと違って材が固いので、どうしても割れやすい性質を持っています。
そのため、柱などは背割れを事前にしておいて、
そこに割れを逃がしてやるということをしています。
それでも冬場など、乾燥のため木材が大きな音を発することがあるんです。

現代の住まいは、むかしの住まいと比べて気密性が高いうえに
エアコンなど空調設備の普及でより乾燥しやすくなっています。
一般の木材の気乾含水率が15%なんですが、
この室内環境では10%近い場合も少なくないのです。
割れはますます入りやすい状況になってきています。

ムク材の自然な性質について事前にお客様にお知らせしていますので、
割れや収縮についてのクレームは、ほとんどありません。 
それでも、変形収縮が小さいほうがいいのは言うまでもありません。
事前に木材の含水率を8%近くまで下げていればより変形は少なくなります。

そのため、私たちの仲間はいろいろ工夫をしています。
一年以上、三年近く天然乾燥をして比べることを始めとして
人工乾燥をするのだけれど、その設備をコンピューター制御のできる
最新設備に切り替えたり、
天然乾燥と人工乾燥を併用して、その割合を変えて性質を比較するなどなどです。


そんな工夫の中に「水中乾燥」というのがあります。
「えっ!水中乾燥?」
「水の中で木が乾燥するの?」
という声が聞こえてきそうです。

むかしは、山で木を切って運ぶのに川に浮かべて川上から川下に運んでいました。
そして、運ばれた木は貯木として水の中に浸けられていたのです。
いったん水に浸けてあった材木を取り出してそれから天然乾燥をしていたのです。
それが割れを少なくする方法ではないかと思われています。

滋賀のポリテクカレッジでは定成教授の下、
プールに原木を浸けておいてから天然乾燥させる研究をしておられます。
実際、製材してみると実際、割れが少なかったそうです。

水中乾燥では、細胞の中の弁(有縁壁孔)が水の浸透圧によって開放状態に戻るため
水分の移動が容易になり、樹脂などと水の交換が行われて水分が移動しやすくなります。
そのため、良好な乾燥結果を得ることができると考えられています。

実験以外に実際にむかしどうり製材をしているところは少ないようなんですが、
長い期間、その伝統を守って超優良な製材を行っているところがあるんです。


それは伊勢神宮なのです。
20年に一回、建物から塀、何もかも建て替える神宮式年遷宮なのです。
平成25年で第62回を迎えるそうです。
なんと千年以上もこの伝統は守られているのです。

その式年遷宮につかわれる木材、ヒノキ材は約10,000立方メートルが必要だそうです。
樹齢200〜300年、1本3立方メートルとしても3,300本が必要になります。 
これらが貯木場に水に浸けられて保存されているのです。
水中貯木は通常2年から3年行われるそうなんですが、
この間に水面から出ている辺材はほぼ腐ってぼろぼろになってしまうんです。
式年遷宮では辺材は使わず、固い心材を使います。

伊勢神宮の建物を見ると、橋、鳥居、塀など雨があたるところに
雨除けをつけずに使われている木材も多く、
辺材が含まれていれば直ぐに腐ってしまうかもしれません。
乾燥した心材を使うことにより雨水があたるところでも造替まで
20年間以上も保たせることができます。

式年遷宮で建てかえられたあとの材は、関係ある神社に払い下げられ
いろいろなところにリサイクルされ使用されるようです。

このように超優良な木材とするために、時間をかけた伝統的な水中乾燥を使って、
割れや変形が少い優良なヒノキの心材として製材されているのです。

厳しい環境にある木造建築を20年以上もたせるようにした、先人の知恵なんですね。




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2.「ビジネスマッチング博 2007」 

     無事終了しました。


日   時: 平成19年 12月 4日 (火)  AM10:00 〜 PM 5:00
             12月 5日 (水)  AM10:00 〜 PM4:00

場   所: マイドームおおさか 1階展示場
       ・中央線および堺筋線の「堺筋本町」駅 1・12番出口から徒歩7分
       ・谷町線「谷町四丁目」駅 4番出口から徒歩7分


ビジネスマッチング博は、八尾のものづくり企業の技術と製品を紹介した
ビジネスコミュニケーションがテーマのイベントです。
毎年恒例行事になり、丹陽社としては今回で5回目の参加になります。
今回も 「伝統構法 板倉の家」をテーマに出展したいと思います。
今、伝統構法が見直されています。できるだけ多くの方に人と環境に
優しい木の家の良さを伝えていきたいと思っています。



★ 12月のイベントの感想 ★

今回の勉強会ではなく、八尾市主催のビジネスマッチング博に出展しました。
「伝統構法を使った板倉造りの家」をテーマにパネル展示を行いました。
(時間がない事もあって昨年とあまり変わらない展示になってしまいましたが・・・・・)

毎年の恒例行事になったマッチング博ですが、
今年は、例年よりもたくさんの人が入場されていたように思います。
自然素材を使った住宅、伝統構法を使った地震に強い住宅に
関心をもっている人も増えてきたように感じました。



ビジネスマッチング博  → http://www.bm-yao.com/

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丹陽社では、家づくりに役立つガイドブックを作製しています。

家づくりのガイドブックは
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あ と が き


今年もあと少しで終わりです。
でも、雑用が多くて仕事がなかなか進みません。

年内に仕事のきりを何とかつけたいなと
あせりまくっているのです。
事務所のみんなは、自分の仕事を涼しげにサクサクと処理しています。
私ひとりが、あせっています。

「間際になって仕事を振らないでください!」
といわれる前にお願いしようかと
なんとか様子をうかがっているのです。

                      オ    カ



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創刊日:2006-05-17  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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