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先週の展覧会

コレクターの目で見た展覧会の情報
絵画、版画、写真を中心に好みのままに先週回った展覧会

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先週の展覧会No0549

2005/12/26


清澄白河 小山登美夫ギャラリー 坂井淑恵展(12/10〜1/14)

パステル系の色彩で大きく面的に塗られた画面に、具象的なものが
部分的に描かれているといった作品。小品はその具象的なものの部
分を切り出したような作品。ゆったりとした時間を感じるが、仔細
に見ると物悲しさも感じるような作品。

小山登美夫ギャラリー 廣瀬智央展(12/10〜1/14)

「BLUE BOX」という空をテーマにしたマルチプルBOX作
品。アクリルの書類箱のようなものに作品が収められているが、そ
れが全てではなく購入者には今後3年間に渡り年4回作家から空の
新作スライド写真が郵送されてくるというシステム。版画のシリー
ズものや絵葉書アートなどを思わせるが、あらかじめ空の写真と分
かっていても何処からどんな写真がくるか分からないところが面白
いといえる

銀座 青樺画廊 矢島ジョージ展(12/18〜24)

風をテーマにした作品のようで、風車のオブジェ作品と、風神を描
いた作品があった。

ギャラリーNike 鴻崎正武・馬籠伸郎展(12/12〜24)

鴻崎はアクリルで黄金テンペラの昆虫や動物を幾つかキメラにした
ような怪獣というか妖獣というかを細密に描いた作品。馬籠は雲が
浮かぶ空の絵なのだが、曇ったガラスを部分的に拭いて外の空が見
えているような感じで白い地に部分的に空が描かれている作品。ど
ちらも特徴があり面白い作品で期待できる作家と思う。

石川町 ギャラリーパストレイズ IONESCO & WARBURTON展(11/23〜12/17)

イオネスコとワバートンの展覧会なのだが、石川町のギャラリーは
閉めるということで、最後の展覧会で24日にクローズドパーティ
があった。写真を買うようになってから、随分たつがよく行ってい
たギャラリーが、これで全て場所が変わったり閉めたりしてしまっ
たことになる。ツアイトが日本橋から八重洲へ移り、イルテンポが
なくなり、パストレイズが石川町から丸の内へ移った。作家にして
も写真を買い始めたころアート系で売り出していた服部冬樹や大坂
寛などは、あまり活躍を聞かなくなった。また中川政昭氏も今年亡
くなった。銀塩写真がメーカーの撤退などですたれていく一方、デ
ジタル写真が、技術の向上もあって一般や報道では主流になってき
た。今後銀塩系は、今まで以上に手作り感にこだわった方向に行き
デジタルはコンピューターなどの後処理に重点を置いた作品になっ
ていくのではないかと思う。いずれにしても、今後写真はアートし
て一層個性が問われ工夫が必要な時代になると思える。

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創刊日:2000-09-07  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
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