その他芸術

先週の展覧会

コレクターの目で見た展覧会の情報
絵画、版画、写真を中心に好みのままに先週回った展覧会

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先週の展覧会No0148

2001/12/18

先週、今週で今年の展覧会も終わりですが先週は好みの作家の展覧会が
2、3ありました

12月15日 お茶の水 お茶の水画廊 大沢泰夫展(12/11〜22)

エンピツと色鉛筆で裸婦や花を描いている。好みの作家で2、3良い作品も
有ったが値段もそこそこするので止めておいた。以前よりイラスト的な作風
になったように思う。中で繋がっている3階建ての蔵の淡路町画廊では1階
に旧作を展示しており、2階、3階には父親の大沢昌介や祖父の作品が
展示されてお3代展になっていた

銀座 ギャラリー銀座フォレスト 鈴木健介展(12/10〜15)

かなり松本俊介が入っている感じの作品だが、やや暗い色調の町や人物は
なかなか味の有る作品だった。

スペースKobo&Tomo 鈴木秀ヲ展(12/3〜15)

バービー人形などを使った物語的なカラー写真。ターザンの世界のような写真や
ドールハウスの世界を写真にしている。人形と本物の花や写真を組み合わせて
独自の世界を作っており不思議な雰囲気のある写真

ガレリア・グラフィカbis 強瀬淨眞展(12/10〜15)

テンペラによる宗教画の作品。細密で良く出来ているのだが先日シエナ展で
見た作品ほどの迫力は無い。仏像や仏画もそうだが作られた当時は金ぴかや
極彩色だったはずで、絢爛豪華ではあっても、今箔や色が落ちて感じる荘厳さ
は無かったはずである。そう考えると、やや色調を抑えて今描かれている宗教
画は何を求めているのかと思う。

東京画廊 高橋睦郎展(12/10〜22)

身近な庭や食卓を描いたエンピツドローイングの展覧会。ほとんど線描で輪郭
だけの草や木、食器や食事などは上手いと感じるものではないが、優しさや
おおらかさが感じられる作品でなかなか味がある。他に詩や文章の草稿なども
出ていた

ギャラリーNike 田口貴大展(12/10〜22)

日本画と樹脂の作品を組み合わせた裸婦作品などを作る作家で好みの作家
今回も独立に出した100号の樹脂と組み合わせた作品と平面だけの小品を
出していた。100号の作品も持っておりその樹脂と組み合わせた独特の作風と
蛇などの出てくるちょっと怪奇な雰囲気は好みで、小品を買うことにしたのだが
個展に対する考え方、取り組みには不満がある。
3回目になるNikeでの個展だが、大作はいずれも独立に出した作品である
公募展に大作を出す場合それの制作で手一杯になるのは分かるが、作家として
考えた場合、個展はその作家のために画廊も開くのであるし、見る側も作家の
作品だけを見に来るわけである。そう考えれば作家にとって個展は、公募展への
出品より意欲を持って取り組んでもらいたいと思うのである。そんな個展に出す
大作が毎回公募展のお古と言うことでは、制作姿勢に疑問が沸く。期待している
ので敢えて言うが個展間隔を開けるか1回ごとでも、大作を出すのであれば独自
の大作を作って臨んでもらいたい
もっと大きな会場での個展だったが、日動での稲垣孝二、高島屋での谷川泰宏
等は、個展向けにしっかりした大作を作っていた。

16日 新中野 無寸草 我童展(12/14〜23)

龍の刺青のある人形の案内状に引かれて行ったが、実物はいまいちだった。
手足の細さに比べて指に繊細さが無く、顔も好みではなかった、色々見に行くと
こう言うこともある。

渋谷 美蕾樹 柔らかな月たちの囁き展(12/13〜28)

ウイーン派のグループ展。風景、人物、幻想的な生物等、作風は多少似ているが
川口起美雄の教室の割には作風が色々で面白い。ひとり藤原郁夫という少女の
裸を描く作家がいて、構図等面白いのだが実作を見ると少女の肌が今一つに思え
た。肌の感じが良くなれば期待できる。

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創刊日:2000-09-07  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
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