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競馬の文化村「もきち倶楽部」   No.

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山本一生編集のもと、立川健治、森本健、伊与田翔、風元正などが、競馬文化の現在を発信。「日刊競馬」本紙予想飯田正美の「競馬雑記帳」も好評連載中。日本競馬文化史上最高の名著、佐藤正人の『わたしの競馬研究ノート』シリーズも復刻配信中



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最終発行日:
2012-06-23
発行部数:
63
総発行部数:
57934
創刊日:
2000-09-06
発行周期:
週2回
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競馬の文化を発信するメール・マガジン       2006 年10月23日発行
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    競馬の文化村「もきち倶楽部」          No. 722

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▼目 次▼

■ 富山の競馬(戦後編)   第73回            立川健治 

   各地の闇競馬(10):埼玉県(前)


■ 佐藤正人著『わたしの競馬研究ノート』 第427回   編:山本一生 

   競馬ノート14:競馬百話(27)
   (55) 「優駿」に馬や競馬関係の新刊の広告を
   (56)続「優駿」に馬や競馬関係の新刊の広告を


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■ 富山の競馬(戦後編)   第73回           立川健治  
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   各地の闇競馬(10):埼玉県(前)
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 内務省の1946(昭和21)年6、7月以前の調査によるものと思われる
「地方競馬類似競馬施行調」によれば、埼玉で馬券が発売された開催は、3ヶ所
と報告されていた。
 この「調」と同一の場所であるかは別として、地元紙の『埼玉新聞』でも、5
月に入ると各地での競馬が報じられるようになっていた。たとえば5月11、1
2日川越市・入間郡馬匹組合が後援した霞ヶ関競馬会、18、19日川口小運搬
業組合主催、埼玉県馬匹連合会、北足立郡馬匹組合が後援した川口競馬(荒川沿
岸船戸ヶ原)だった。また馬匹組合連合会が主催、海外引揚同胞救済資金募集を
目的とした25、26日の大宮での開催計画だった(開催の有無は不明)。

 埼玉県馬匹組合連合会(以下馬連)が進めていた公認の闇競馬開催の準備も、
7月に入る頃には具体的なものとなっていた。戦前、軍馬鍛錬競走が実施されて
いた春日部競馬場(現・春日部市小渕)で、馬券1枚10円、発売制限なしで開
催しようというものだった。埼玉県当局との協議も進み、8月に入ると「条例」
制定についての合意もなった。
 この段階で、すでに春日部だけでなく、川越、熊谷での開催も準備されていっ
た。9月に入り、この3都市に浦和が加わるが、これで埼玉の4つの地域性を代
表する都市でそれぞれ開催されることになった。神奈川県が、馬匹組合連合会と
各地域の馬匹組合が別に開催していったのに対して、埼玉県では馬匹組合が各地
域で開催していく方式がとられたのが特徴だった。
 
 なお戦前の埼玉では、地方競馬規則のもとで秩父(1927−29、現・秩父
市大野原)、熊谷(1928−33、熊谷市荒川河畔)、川越(1929−31
は現・川越市今成町、1933−37は現・川越市新宿町・旭町)、大宮(19
31−39、現・さいたま市加茂宮)、軍馬資源保護法のもとでは春日部(19
40−44)で競馬が開催されていた。
 
 『埼玉新聞』は8月14日付で、県公認の闇競馬の開催予定をつぎのように報
じた。7月の半ば頃には議員立法の地方競馬法案の内容が知られるようになって
いた。8月6日、衆議院各派が同法案に合意、提出が本決まりとなった。

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  「秋の競馬 馬券は10円と100円 払戻しは100倍まで」

    『埼玉新聞』1946年8月23日


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 県馬匹組合連合会では戦時中閉め出しされていた競馬を復活して馬匹の資質向
上と健全娯楽を図ろうと9月13日から4日間南埼春日部競馬場で馬能力検定競
励大会を開催する、馬券(註1)は10円、100円で払戻しはそれぞれ100
倍まで、4日間の売上は300万円以上が予想され剰余金の9割は畜産施設費と
して県に寄付される(註2)。
 同競馬に引続き9月28日から3日間旧熊谷飛行学校滑空場(註3)で、10
月4日から3日間、児玉郷丹荘村八日市(註4)、それぞれ競馬会を催すことと
なっており早くもファンの血を沸かせている

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 註
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(1)
 正式には能力鑑定投票券という名称だった。

(2)
 売得金ではなく剰余金ということではあるが、それでも過大ではあった。闇競
馬の公認の条件ということで、馬連でも飲んだのであろう。ちなみに県などへの
寄付金は通常売得金の3%で、高い神奈川県でも5%だった。

(3)
 元熊谷飛行学校三ヶ尻滑空場跡地(現熊谷市三ヶ尻、航空自衛隊熊谷基地)、
当時アメリカ軍が占領していた。したがってアメリカ軍の承認、協力を得ての計
画、実施だった。

(4)
 現・埼玉県神川町八日市、実際には開催されなかった。これより先には9月2
1、22、23日川越での開催決定が伝えられていた。この後の調整で、川越が
21日から24日までの4日間、浦和が28日から3日間、熊谷が10月4日か
ら4日間の開催と内定したが、浦和と熊谷に関しては開催日、日数が再度変更さ
れた。川越、浦和の競馬場として準備されていたのは、川越が5月に開催された
元霞ヶ関ゴルフ場(現・川越市伊勢原町)、浦和が総合グランド(現・浦和競馬
場所在地)であった。

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 解 説
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 春日部競馬場での最後の開催は1942(昭和17)年であり、敗戦後はいた
るところに作物が植えられ畑地化していたが、その穫り入れ、地均しも8月中に
終えられた。
 投票所その他施設に関しては資材統制があって仮建築もままならず、旧陸軍か
ら放出された大型天幕を張って対応されることになった。県、地元、馬連、地区
組合への収益分配、地方競馬法施行後には無理となる。

 こうして埼玉県馬連は、春日部競馬場で9月13日から4日間の日程で、馬能
力検定競励大会の名称の下、公認の闇競馬を開催した。関東地方における県馬連
単位での開催としては、神奈川県についで2番目だった。
 二日目の14日には、進駐軍幹部を案内して知事も来場、レース毎に馬券を購
入していたという。警察を管轄する内務省任命の地方長官の馬券購入、これ以上
に、この開催が県の公認であることを示す事例はなかった。
 観客は、13日初日3万5000人、二日目5万人と報じられた。開催前の1
0日の馬体検査、11日の能力検定にもファンが押しかけてきたという。

 馬券発売、払戻の不慣れ、騒ぎに対する対応のまずさなどがあって、初日は第
11、12レースが日没で中止、三日目も第4レース、第12レースを取り止め
となるなど開催運営の不手際が目立ったが、売上高は当初予想の2.5倍以上と
なる840万円余に上った。

 戦前から地方競馬の権益を占有する馬連に対して、非組合員あるいは非主流派
の馬主たちが不満を募らせ、双方の対立が明らかになる場合も多かったが、埼玉
県のその例にもれなかった。
 春日部での開催中、馬主側は、馬連に対して、賞金の倍増(5万円から10万
円)、1日40円の負馬手当の100円への引き上げ、出馬手当600円の15
00円への引き上げを要求した。
「出場馬1頭につき4日間で600円では飼料代にもならない、物価高の折から
倍額して欲しいと要求したのですが、予定収入より倍も実収があったことを考え、
また馬産奨励の上からも馬主をかくの如く泣かせては今後に影響する重大問題だ
と思っています、やり方が官僚的で独善行為が多くレースも明るさがなく復興第
一の競馬としては失敗」であり、今後は番組編成にも参加させろ、というのが馬
主側の主張だった。純益の9割は県に納付することになっており、経費をできる
だけ節減したものであり、馬連が儲けようという考えは毛頭ない、というのが馬
連側の言い分だった。
 結果は不明だが、馬を人質にとったものだったので、馬連も一部は要求を飲む
方向で妥協をはかったようだが、対立はその後も続いた。

 11月上旬、馬主会は、馬連に対して、つぎのような要求を突きつけていた。

「一、馬連会長以下役員総退陣せよ
 二、馬連は馬主会に対し競馬開催毎に利益金の2割を分配すること
 三、故障馬補償ならびに傷害馬手当の履行
 四、騎乗者資格審査と登録
 五、馬主の待遇を改善せよ
 六、索付手当の改正
  (イ)競馬開催日数4日の場合は1500円
  (ロ)6日の場合は2300円
 七、引揚同胞並びに要援護者義捐競馬の開催」
 
 六(イ)を見ると、9月春日部開催の際の要求が満額入れられなかったことが
わかる。七に関しては、馬主会主催での開催許可願を知事宛に提出していたが、
11月20日地方競馬法が施行となったこともあって、実現しなかった。

 また埼玉県馬主会は、地方競馬法施行後の12月には、中央馬事会への各県平
均売得金の8%納付金制度は、「農林省古手官吏や退職軍人等の収容所のような
存在で」ある中央馬事会の「役員を養うための単なる封建的搾取機関」だとして、
全国馬主会にも檄を飛ばすことになる。

 このように精力的な馬主会との対立を抱え込んではいたが、埼玉県馬連は、春
日部開催から中4日の9月21日、川越の開催初日を迎えた。


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 関係略年表 
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  1946(昭和21)年

 1月 1日 天皇「人間宣言」
    4日 GHQ、軍国主義者の公職追放指令
 2月 3日 マッカーサー、GHQ 民生局に、天皇制、戦争放棄、封建制度廃 
        止を原則とする憲法草案作成を指示
   17日 金融緊急措置令(新円発行、旧円預貯金封鎖、現金給与支払は
        500円まで)
 3月 6日 政府、憲法改正草案要綱発表
       農林省、地方競馬実施条例案、各都道府県馬匹組合に諮問   
 4月10日 衆議院選挙
   22日 幣原喜重郎内閣総辞職
 5月 1日 メーデー復活
    3日  極東国際軍事裁判所開廷
   19日 食糧メーデー
   22日 吉田茂内閣発足
   27日 静岡県馬匹組合連合会開催(三日間、三島競馬場)
 6月 7日 農林省、全国の馬匹組合の代表者を集めて、地方競馬実施条例案
        研究会(14日まで)
   13日 日本競馬会、春季開催を断念
   20日 憲法改正案上程
 7月 4日 札幌競馬場で進駐軍競馬(20、21日も開催)
   26日 石川県馬匹組合開催
           (三日間、小松競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   28日 函館競馬倶楽部開催
              (函館競馬場、地方競馬法施行までに計13回)
       大阪府馬匹組合連合会開催
               (春木競馬場、地方競馬法施行までに計7回)
 8月 1日 岐阜県馬匹組合連合会開催
           (4日間、笠松競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   17日 北海道レースクラブ開催
              (札幌競馬場、地方競馬法施行までに計14回)
       神奈川県馬匹組合連合会開催
               (戸塚競馬場、地方競馬法施行までに計2回)
       富山県馬匹組合連合会
               (高岡競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   24日 三重県馬匹組合開催
            (4日間、霞ヶ浦競馬場、地方競馬施行まで計3回)
       新潟県馬匹組合連合会開催
           (4日間、三条競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   29日 地方競馬法、議員立法として衆議院上程
 9月 5日 地方競馬法衆議院通過(23日貴族院通過)
   12日 愛知県馬匹組合連合会開催(4日間、岡崎競馬場)
   14日 京都府馬匹組合連合会開催
           (4日間、長岡競馬場、地方競馬法施行までに計2回)
   21日 滋賀県馬匹組合連合会開催(4日間、草津競馬場、地方競馬法施
        行までに計3回)
   26日 奈良県馬匹組合連合会開催(4日間、地方競馬法施行までに計3
        回)
10月 4日 東京都馬匹組合連合会開催(八王子競馬場、競馬籤も発売、地方
        競馬法施行までに計2回、11月第2回開催から連勝複式馬券
        発売)
    5日 青森競馬倶楽部開催(5日間、油川飛行場馬場、後援青森進駐軍)
    6日 競馬法改正(地方競馬法成立を受けての一部改正、枚数制限撤廃、
        配当制限を10倍から100倍へ)
    7日 日本国憲法成立(11月3日公布)
   11日 第二次農地改革関連二法案成立(21日公布)
   17日 18、27日、11月2、3日本競馬会春季開催(東京、京都両
       競馬場)
   19日 八戸馬匹組合主催(2日間、太平牧場)
   26日 福井県馬匹組合連合会主催(3日間、大野競馬場)
11月 1日 長野県馬匹組合連合会主催(4日間、上諏訪競馬場)
   16日 17、23、24日、12月1、8、15日本競馬会秋季開催 
       (東京、京都両競馬場)。
11月24日 東京競馬場で第7回優駿牝馬競走(勝馬ミツマサ)
12月 1日 京都競馬場で第7回農林省賞典競走(現菊花賞、勝馬アズマライ)
   20日 地方競馬法施行(以後年末までに各県馬匹組合連合会開催計25
        場)
12月27日 傾斜生産方式開始

 *上記以外の闇競馬に関しては、本シリーズで紹介する毎に追加していきます。

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♪♪ ダービーの系譜から、近年盛んなPOGまで、たくさんの興味深い逸話を
ちりばめて、歴史、血統、ジョッキー、馬産理論等々、ミステリーの道具立てを
愛情いっぱいに説く。無類の優しさにみちた「書斎の競馬」の決定版。
 解説・高橋源一郎。


  山本一生著 『増補・競馬学への招待』 平凡社 1260円(税込み)


「彼の素晴らしき傑作、この「競馬学への招待」を読んだあなたなら、
 我々には、いや日本の競馬には、山本一生が必要なことがわかるはずなのだ」

                        高橋源一郎
  
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■ 佐藤正人著『わたしの競馬研究ノート』 第427回   編:山本一生  
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   競馬ノート14:競馬百話(27)
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(55)「優駿」に馬や競馬関係の新刊の広告を
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 東京の阿佐ヶ谷から柏の近郊に移転してからやがて15年になる。ここに来て
いちばん不便を感じるのは近くに大きな書店のないことだ。すぐ近くに小さな書
店はあるが、普通の週刊誌などはあっても、新刊の単行本はほとんどこない。柏
の駅の近くにはデパートの高島屋とそごうに書籍売場があり、普通の新刊本は買
えるが、馬や競馬に関するような特殊な本はこない。もう一軒、これらより少し
規模の大きな本屋があるが、これとても同様である。

 勤めをやめて、今は毎日が日曜日の生活だが、近くの書店がこんな状態だから、
一週間に一回は東京に出て、銀座あたりの数軒の本屋と洋書専門のイエナ書店に
よる。
 7月(90 年)のある日、いつものように八丁目の福家書店によって、なにか
馬や競馬に関する新刊は出ていないかと探していたら、普通の週刊誌よりひとま
わり大きな雑誌で、表紙には馬上姿の武豊騎手のカラー写真がのっているものが
みつかった。 書名は、「HELIOS(ヘリオス)」とあり、その上に「VISUAL 競
馬 MAGAZINE」とある。98頁の雑誌だが、ほとんど毎頁にカラー写真が入って
いる。記事もなかなかヴァライティーにとんでいて、名騎手、名馬の紹介や井崎
脩五郎や小林薫、鈴木淑子の書いた記事、牧場レポート、馬に関する小物の紹介、
競馬に関する図書の紹介など、楽しい記事にあふれている。

 私は、こんなすてきな雑誌が出ていたことを今まで知らなかったので、発行所
の KK マガジンボックスに電話で問いあわせてみた。そうすると、この雑誌は
「JOYNER」6月号の増刊として出したもので、続けて出したのでもないし、今後
もこういう増刊の企画をするかどうか分らないということだった。「JOYNER」と
いうのは、今までに見たこともないので、どんな雑誌かは知らない。
 「HELIOS(ヘリオス)」は定価780円、6月30日(90)発行となっている。

 ヘリオスという書名はなんだろうと思う人もいるだろう。これについては雑誌
の目次の頁に説明がのっている。
「ギリシャ神話のなかで、ヒュペリオンとティアの息子。・・・彼はアポロンの
命令により金のこしきをもった太陽の車を青空の牧場に駆る御者としても仕・・
・」
 肝心の表題のことが書けなくなってしまったので次回に続ける。

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(56)続 「優駿」に馬や競馬関係の新刊の広告を
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 私は、馬や競馬に関する新刊本は、直接書店で見て買う外は、新聞広告、「優
駿」、「パドック」、「たてがみ」や武市さんが「サラブレッド」に連載してい
る「競馬を読めば」などによって新刊の発行を知り、書店で直接か、あるいは注
文して買っている。

 ただ「HELIOS(ヘリオス)」のようにどれにも紹介されていないと(あるいは
見おとしたのかも知れないが)、直接本屋に行って実物を見て買うしかない。と
ころが、馬や競馬の本はそんなに売れないから、本屋に配給される部数が少ない
ので、売れる本はすぐになくなってしまうし、小さな本屋には割当てがないこと
が多い。

「HELIOS(ヘリオス)」だって、その後も銀座の福家書店に何回も行っているが、
もうどこにも見当たらない。 山口瞳氏の週刊新潮に連載中の「男性自身」の3
月13日(90)の日記に、「赤木駿介氏と『今年のダービー』について対談(
CBS ソニー『サラブレッド読本』)」とあるので探したが、私のいつも行くどこ
の本屋を探してもなかった。そこで近くの本屋に注文したところ、20日もたっ
てから売切れだ、という返事が来た。

 それに近頃は、新刊の本が出ても書店の棚に並ぶ期間が非常に短いので、早い
時期に買わないと、たちまち姿を消してしまう。次から次へと新刊本が出て、そ
れを並べて売る書店も、スペースの関係で古い本はどんどん返本してしまうので
あろう。 そこで私は、馬や競馬に関する新刊本を確実に入手できる方法として、
標題のようなことを考えたのである。馬や競馬に関する新刊書が出版されたら、
必ず一部を「優駿」の編集部に送ってもらい、「優駿」はその本の広告を無料で
誌上にのせるのである。

 現在でも「優駿」誌上には、馬や競馬に関する新刊本の紹介はのっているが、
出版された新刊の全部が網羅されているわけではない。「優駿」が無料で新刊本
の広告を出すということを発表したら、すぐに広まって、馬や競馬に関する新刊
を出そうとする出版社には、たちまち知れわたるであろう。そうすれば、これを
利用しない出版社はないから、われわれは「優駿」だけを見ていれば、馬や競馬
に関する新刊本はその全部を知ることが出来るようになる。そして出来れば、そ
れらの本は、必ず全部、競馬場の中央競馬ピーアール・センターの売店で売るよ
うにしてほしいものだ。

                         (90/8/16)

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  『わたしの競馬研究ノート』こそは、わが競馬界が生んだ金字塔であり、
  それは、競馬を志す後進者が汲めども尽きざるヒントの養水池である。
  残念ながら、生前、佐藤さんに親炙する機会を持つことはなく終わったが、
  これらの書物を通して、私は、今も佐藤さんに私淑することができる。

                            伊与田翔


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 競馬の文化村「もきち倶楽部」              No. 722   
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【発行部数】  679部  独自配信 358              
              汎用配信 321  まぐまぐ 280    
                         melma   41    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行者】     安部俊彦 
------------------------------------------------------------------------
【編集人】     山本一生 
-----------------------------------------------------------------------
【WEB】     http://www.bunkamura.ne.jp/mokichi-club
------------------------------------------------------------------------
【MAIL】     mokichi-club@bunkamura.ne.jp
------------------------------------------------------------------------
【制 作】     (有)ケーズオフィス 
------------------------------------------------------------------------
【WEB】     http://www.kz-office.co.jp
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