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インターンシップ制度で、SONYやNIKEのCMクリエーターに弟子入りした学生、自分の会社を興した学生。彼らの感動・成長ストーリー、時間の使い方・ポリシーを仕事版「Number」として豊富に事例紹介!

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プロを目指す学生たち〜学生時代にできること〜

発行日:4/21

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■ ■ ■       2003.04.21   Vol.65-1(全3話)
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          密着取材!プロを目指す学生たち

         〜学生時代に出来ること〜
                   
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                  〜This week CONTENTS〜    
  
     今回3日連続でお届けする内容のご紹介
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●コンテンツライターのご挨拶 :メッセージ from 取材記者 
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●第一話 :アルバイト時代
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○第二話 :修行時代
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○第三話 :夜明け前
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■今回の「プロを目指す社会人」小原 聖誉さんの横顔



□名前:小原 聖誉 さん

□所属:スパイシーソフト株式会社 副社長

http:// www.spicysoft.com/ 

プロフィール:小原 聖誉 (おばら まさしげ)
高校卒業後、
日本マクドナルドでアルバイトマネージャーを3年勤め、
大学2年、マクドナルドで知り合った女性と結婚する。
その後大宮市議会議員沢田力氏のもとで
2ヶ月間のインターンをする。
長女、「純」(アヤ)誕生。父になる。
大学3年2月〜、ブックオフコーポレーションで
4ヶ月インターン(店舗運営)をする。
大学卒業後、スパイシーソフト社立ち上げ。同社取締役に。

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【メッセージ from 取材記者】   ライター:廣川 佳嗣
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今回からこの記事をより親しみやすく読んでいただくために、
私達、取材をしているコンテンツチーム記者から読者さまへ
のメッセージを付けさせていただこうと思っています。

私達はETIC.コンテンツチームの4期生であり、
最近世代交代をしました。
新編集長(安富)指揮のもと、
さらに高くさらに遠く頑張ってまいります。

さて、
今回取材を担当したのは私、廣川 from 関西というものです。
そう、大学は関西にあるのですが、より広い世界を見ようと
修行のため東京に引越してきました。
インターネットで見つけた人とルームシェア中です。
コンテンツチームの中ではビラなどのデザイナーとしても
担当しています。

記者によって文のスタイルに個性でますからね。
私達の紹介でそのカラーを感じ取っていただければと思います。

今回ちょっとびっくりだったのは、
関西ではマクドナルドのことを「マクド」と呼ぶのを東京では「マック」
と呼ぶんですね。
何回も原稿直されました。
でも、関西でも朝方マクドナルドで食べるのを「朝マクド」とは言わず、
「朝マック」と言います。なぜ?

今回の取材対象者は「スパイシーソフト株式会社」の小原氏です。
当日は、ストリートファッションで登場してくれました。
小原氏の挑戦には、「気持ちよさ」が前提です。
お話しを聞いている間でも彼の笑顔と真剣な表情で、
とても「気持ちよく」取材できました。

この号を読んで、何か感じたことや、気づいたことなどがあれば、
第三話目の最後についているアンケートフォームを通して
お声を聞かせていただければと思います。

ぜひ、記者宛にもお便りお待ちしてますね♪
                      
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では、本ストーリーへ!


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             〜第一話  アルバイト時代
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■ 本号のポイント

「目指すは、世界のデファクト(世界標準)を創ること」
学生時代、色んなものにチャレンジし続けた小原氏の
このインタビューは「素直に生きること、飛び込むことの大切さ」
を教えてくれる。
「最初の動機は特になんだっていい。好きか嫌いかで勝負しよう」。

日常のできごとは、特に「これが転換期!」というものが
見えるわけではなく、何気なく流れていく。
何を得るかはそこから「何を感じるか?どう捉えるか?」
にかかってくる。
未来は予測できない。

それなら色々好きなことに楽しくチャレンジしよう。
そこでがんばればいい、そこから新しい展開が生まれる。

彼の「世界標準への挑戦」につながる挑戦は
学生時代から始まっている。

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■■
■■ 『アルバイトの意味』
■■

色んなものに興味を持ち、色んなものを好きになり、色々試す。
その先がどこに続いているかなんて分からないが
毎日何かに打ち込む。
ふと振り返ったら昔のある時点が自分のターニングポイント
になっていたりする。
みんな毎日好きなことに挑戦し続けているだけ。
この回の主人公・小原青年もそんな好きなことに
熱中していた1人だった。

彼は高校生のとき古着にはまっており、古着の売買もしていた。
古着屋が集中する高円寺に通いつめる日々だった。
しかし東京の外れに住んでいた彼には交通費代だけでも
バカにならない。
交通費程度は稼ごうと高校時代から高円寺の
マクドナルドでバイトを始める。
最初の動機はメシ代、交通費代を稼ぐためだったが、
やり始めると意外と楽しいマクドナルドバイト。

マクドナルドの仕事はバイトの自分達でも
店をよりよく変えることができ、
ただ任されるだけでなく、自分達の成果が
はっきり見えるところが気に入った。
例えば、アルバイトの中でもある階級制度。
働きのいいバイトにはそれだけのランクを与えられる
成果主義が導入されていた。
また、店舗の運営は各店自由が利いたので、アルバイトの意見
も取り入れてもらえた。

しかし、アルバイターの意識にも色々ある。大きく分けて2つ。
「どうせやるならしっかりやろう派」と「どうだっていいじゃん派」だ。
そのアルバイトで小原青年はある1人の尊敬できる先輩と出会う。
その先輩は店舗をよりよく変えるために努力を惜しまなかった。
その背中を見て仕事をする小原青年。
しかし、「しっかりやろう派」の先輩は言うことが
正論だったこともあり、「熱心主義」と呼ばれ、
ことあるごとに「いいじゃん派」から疎まれていた。

一般的に「金さえもらえれば」というアルバイトの世界では
「しっかりやろう派」は少数派になってしまう。だが、
小原青年はその先輩から「主体的に仕事をよくしていくという意識」
に思いっきり感化される。
バイトは意識の差で二分されるが、
新しくバイトに入ってくる派閥に染まっていない新規バイトを仲間にし
「店舗をよくしよう」という意識を共有して、店舗を変えていった。
 

■■
■■ 『学生結婚、そして父親に』
■■

ある日、そのバイトに1人の女性が入ってくる。
彼女は本質的にはやる気がある素直ないい人だったが
「いいじゃん派」が多い昼のシフトに入っており、その環境により
「いいじゃん派」の影響を受ける。
そして、「しっかりやろう派」である夜のシフトを担当する小原青年
のことを自然と嫌う。「環境は大切です」とは小原氏の言葉。

しかし、小原氏はその子の持つ本質的にはやる気
があるところに惹かれ始める。
そして「この子しかいない、僕を盛り立ててくれる子だ」
と思うようになり、彼女に告白する。
当然論外、フラれる。いやむしろかわされる。

それにもめげず告白のトライは20回に及ぶ。
そして、友達以上恋人未満のときに、合意の上で子供を創る。
その時の意識は「僕ほど彼女を守れる人はいない。
責任を持つ」だった。
 
なぜここまで自信があるのか?
もしかしてすごい勘違い男なのか。
前振りが長かったが、
小原氏の「人を見る目」に関する行動の裏付け
を少年時代から振り返る。
少年時代、小原氏は警察官であった父親から厳しく育てられた。
例えば毎日10キロ走らされ、ぐずって走らないと叩かれるという
スパルタ教育である。

このとき、泣きながら走ると涙と鼻水で走れるものも
辛くて走れなくなる。
「どうせ走らないとダメなら泣かないで走るほうがいい」
と意識を変え、ここまで息子にやるなら
「お前も責任取れよな」
と父親に対して反発を感じる。

しかし、父親も一緒に走るわけで、
「走れ」と言うだけのことはしている。
父親の行動を通して、小原少年の心に
「口だけで言ってやらない人」と
「言ってやる人」の人間観が育つ。

つまり、「自分の発言に責任を持つかどうか」が人
を判断する一つの基準になった。
この「人を見る自信」が、彼女を奥さんにするときの
迷いが無かった要因である。
自信を持って彼女を選んだ。

通常、結婚に対して踏み切れなかったり、
「まだいいや」と避ける人がいたりするが、
小原にとって学生時代の結婚は大きなアドバンテージ
になるという。

社会人になってから、パートナー探しのために合コンなどで
時間と意識を割くのはもったいない。
社会に出てからは心の迷いを払拭し、
全リソースをビジネスに傾けたかった。
「彼女がいい!」と勝負をかけ、身を固めることが
必要であるという。

また、自分に対していいプレッシャーをかけることにもなった。

「彼女は合意を取るまでは難しくても、
その後しっかりついてきてくれる人。
なんでも相談しあえるし、すごい力になってくれますよ。
戦友とは言わないまでも」という。

また若いときの結婚に否定的な人には
「それは着地点が見えてないから。
早くゴールに着きたいなら早く結婚でも何でもすればいい。
責任を負わない人が否定的になる」と小原氏は語る。
世間の常識から逆転の発想。

また、「マクドナルドでアウトプットすることにより、
この『人を見る目』がより活かされた」と振り返る。

ということで、普通なら結構問題になるような、
学生結婚にも妊娠にも全く動じることなく、
「責任を取れないわけがない!」と、
「できちゃった結婚」ではなく「作っちゃった結婚」という
極めて戦略的な結婚をする。
その時、大学2年生、21歳のとき。
そんな動じない彼だから
奥さんの方も安心して彼について行ったとも言える。
  

■■
■■ 『マクドナルドに憧れる理由』
■■

小原青年はマクドナルドで結婚相手を見つけたが、
マクドナルド自体にも惚れ込んでいた。
多いときには週7日フルタイムで入る。もはやお金は関係無し。
店舗をよくすることにハマっていた。
そして、将来はマクドナルドの社員になろうと考えていた。
しかも、普通のバイト上がりの社員じゃなく
どこの店舗でも通用できる人物に。

どこに惚れたのか?
本質的にはマクドナルドの企業文化とビジネススタイルなのだが、
それはバイトでも権限を持てるところ。店員に誇りを持たせるところ
分かりやすい役割分担シンプルに人を動かし儲かるしくみ、
であることである。通

常バイトが一時間当たり700円の仕事量が
マクドナルドには5000円の利益として還元されるシステム
が非常に魅力的に思えた。
しかも、マクドナルドは世界レベルで消費者にもビジネス界
でも認めてられている企業だ。

小原青年の世界への挑戦への旅は
この純粋な憧れから始まった。
次号、そこから彼はどう自分の可能性を広げていったのか、
追跡する。お楽しみに。
 
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