芸術

バウハウス・コスモロジー

近代デザインの基礎をつくった「バウハウス」について、ドイツ留学・研究滞在経験のある発行者がわかりやすく解説していきます。いっしょにバウハウスの宇宙を旅してみませんか。

全て表示する >

[バウハウス・コスモロジー No.91]

2008/08/29

 ●□□□(バウハウス・ナウ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

先日、ヨハネス・イッテンに関する論文を学会誌に投稿しました。

○△□ 

温故知新
──────────────────────────────────
○ヨハネス・イッテンによる巨匠絵画の分析
──────────────────────────────────

今の時点で論文の内容をここに書くのはちょっと問題がありますので、今回
の論考で改めて認識したことに少しだけ触れることにします。

イッテンに関する研究だけでなく、バウハウス研究全般に関わるうえで心構
えというか、私が信念としている研究者としての態度について、やっぱり基
本となるのは「温故知新」です。どうしても「温故」のままで終わってしま
うような研究も多いと感じています。

この点については、私は繊細すぎるのかもしれませんが、バウハウスを単に
歴史的研究として扱うならば、それは、バウハウスを「過去の遺産」として
埋葬してしまうような感覚に陥ってしまうのです。これは、バウハウスその
ものの存在価値、今日的な効力の問題に関わると思います。

私はバウハウスを今日にまで継承するプロジェクトとして捉えています。し
たがって、今日的な課題にも通用する「何か」を探ることが私のバウハウス
研究のモチベーションとなっているのです。

今回の論文では、「ヨハネス・イッテンによる巨匠絵画の分析」をテーマと
して、彼の理念と方法論を再確認してから、今日的な実践の課題への展開の
可能性を吟味しました。

一般的になされる有名な絵画の鑑賞という活動と、イッテンが彼の授業で取
り上げた絵画作品の扱い方には大きな隔たりがありました。巨匠の創造活動
の追体験として、実際に手を動かして作品の分析を行っていく彼の実践を、
私は「表現的鑑賞」と呼び、その可能性について考えてみたかったのです。

○△□ 

ミサワバウハウスコレクション情報:

第21回企画展「バウハウスの造形教育」が開催中です。
(電話による予約制)

会期は7月14日(月)〜11月7日(金)

http://www.bauhaus.ac/
下記、ホームページより:

造形学校バウハウスは教育の革新でも知られています。今回は、イッテンや
アルバース、クレー、カンディンスキーら、名物教師のユニークな授業の数
々を、学生の習作や写真、多くのエピソードを交えて紹介します。

■主な作品
撮影者不詳「デッサウの予備課程の教室」
ヘルベルト・シュルマン「面のグラデーションによる分割」1932年
作者不詳「基礎過程の授業から:静物」
ヨースト・シュミット「色彩のスタディ」1930年
ヴェルナー・ローデ「画架での自画像」1926年
(ブルク・ギービヒェンシュタイン美術工芸学校の作品)
 

●□□□(バウハウス・カフェ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 

私の近況報告です。

○△□ 

共同研究の企業と「バナー部」を結成:

『みんなのクリエイティブエージェンシーC-TEAM(シーチーム)』
8月14日(木)よりスタートしました!

「バナー広告」をどんどん作りましょう!

『C-TEAM』とは:
http://c-team.jp/

リクルート社のニュースリリース:
http://www.recruit.jp/newsrelease/2008/08/hot/TO20080814
ここに「岩手大学との連携」とあります。
これは私の研究室や授業との連携です!

ご興味のある方は、ぜひ登録してバナーを作ってみてください! 

○△□ 

MIU CAFE(ミュウ カフェ):

コラボMIU(盛岡市産学官連携研究センター)ロビーにて、新たに交流会
がスタートしました。

第1回 MIU CAFE
テーマ:映像表現とウェブメディアの現在
8月28日(木)18:00〜

私もゲストで呼ばれていました。
地域の企業と学生の交流もできて、楽しい会になりました。

場所:コラボMIU(盛岡市産学官連携研究センター)
(岩手大学地域連携研究センター隣接)

○△□ 

今年度「プラネタリウムVJイベント」の計画:

おそらく11月中旬になります。明確になってきたら、またご連絡します。

プラネタリウムVJイベント:
http://kenta.edu.iwate-u.ac.jp/dome/

下記のMYSPACEにて、イベントで使用するBGMを配信していきます。

○△□ 

自作音楽を中心にした国内外との情報交流: 

MYSPACE MUSIC 
アーティストのページ: 
http://www.myspace.com/drkenta 
(Trance / Techno / Electronica ) 

すでに国内外のアーティストと(システム上の)「友人関係」を結んで交流 
をしているところですが、どんどん「友達の輪」が広がっています!

○△□ 

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2000-09-04  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。