芸術

バウハウス・コスモロジー

近代デザインの基礎をつくった「バウハウス」について、ドイツ留学・研究滞在経験のある発行者がわかりやすく解説していきます。いっしょにバウハウスの宇宙を旅してみませんか。

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[バウハウス・コスモロジー No.74]

2005/12/09

Design: Art & Technology            - 不定期発行 - 
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○△□ バウハウス・コスモロジー (((bauhaus cosmology)))  No.74

                     発行者:ドクトル・ケンタ
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┌▲┐                            ┌▲┐
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│B││バウハウス宇宙の旅│                 │O│
│A│└         ┘                 │S│
│U│ このメールマガジンでは、近代デザインの基礎を築いた運 │M│
│H│ 動体であり、造形芸術の高等教育機関であったドイツのバ │O│
│A│ ウハウスを様々なアプローチで再考し、その実績を明らか │L│
│U│ にするとともに、芸術やデザインを考えるための「ニュー │O│
│S│ ヴィジョン」を提案していくことが課題となっています。 │G│
│▽│                            │Y│
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情報を発信するバウハウス
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○ 機関誌『バウハウス』の刊行
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バウハウスの成果は、建築や工業生産品などのモノだけではなく、その背後
にある理念、思想、方法論、そして成果に関する研究紹介や問題提起などの
「知」の生産にも大きく関わっています。

これを情報として発信する手段として、当時のバウハウスは「バウハウス叢
書」の出版を行いましたが、この叢書の14巻は中央公論美術出版よりすで
に邦訳されています。

そして、この叢書の他にも、当時の最新情報を掲載する機関誌というかたち
での発信もなされました。それが機関誌『バウハウス』なのです。

創刊は、1926年12月4日となり、この日には、デッサウにおけるバウ
ハウス新校舎の落成式が催されています。その後のバウハウス運動の進展と
ともに、この機関誌が刊行されていくわけですから、当時の状況を把握する
ための貴重な資料の一つといえるでしょう。

機関誌『バウハウス』は季刊(年4回発行)として、1926年に創刊号で
ある第1巻第1号、1927年に第1巻第2・3・4号、1928年に第2
巻第1・2/3合併号、1929年に第3巻第1・2・3・4号、1931
年に1・2・3号が発行されています。バウハウス運動を支援する「バウハ
ウス友の会」会員には無料で配付されました。

今回は、第1巻の内容をその「見出し」で確認してみましょう。 

○△□ 

● 第1巻第1号 (1926年12月4日発行) 
 編集:グロピウス、モホリ=ナジ/構成:モホリ=ナジ
○ 前置きにかえて:グロピウス;バウハウス年表 1925/1926
○ グロピウス:バウハウスの新校舎・デッサウ;バウハウス教員宿舎
○ シュレンマー:バウハウスの舞台
○ ブロイアー:バウハウス・フィルム
○ カンディンスキー:絵画における理論的授業の価値
○ モホリ=ナジ:精神の直線性─技術の回り道
○ ムッヘ:造形美術と工業形態

● 第1巻第2号 (1927年4月24日発行) 
 編集:グロピウス、モホリ=ナジ/構成:モホリ=ナジ
○ グロピウス:合理的住居建築のための体系的な予備工事
○ ムッヘ:スチールハウス建築
○ マイヤー、ハンス・ヴィットヴァー:
 ペータースシューレ・バーゼル(コンテストデザイン1926年)
○ 校舎内すべての照度についての数値的報告
○ バウハウスの金属工房による生産品

● 第1巻第3号 (1927年7月10日発行) 
 編集:グロピウス、モホリ=ナジ/構成:シュレンマー
○ シュレンマー:舞台
 1927年3月16日のオスカー・シュレンマーによるバウハウス友の会
への舞台実演と講演から
○ マイヤー、バルト:プロパガンダの舞台CO−OP
○ カンディンスキー:抽象的な舞台の総合について
○ モホリ=ナジ:いかに全体的な舞台を実現すべきか
○ シュレンマー:デッサウのバウハウスにおける実験的舞台の学習課程

● 第1巻第4号 (1927年10月24日発行) 
 編集:グロピウス、モホリ=ナジ/構成:マイヤー
○ フォン・マイエンブルク:植物・動物・人間の文化
○ グロピウス:
  シュトゥットガルト住居建築展覧会1927における実験的住居建築
○ マイヤー、ヴィットヴァー:
 ジュネーブの国際連盟建築・1927年、コンテスト第3位受賞 

○△□ 

このように、当時の状況に密接な内容が情報発信されています。これからは
この機関誌を素材にしてデッサウ期のバウハウスをみていくことにします。

(つづく)

 
●□□□(バウハウス・カフェ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 

私の近況報告です。
最近、忙しくてこのメルマガの発行がかなり遅れてしまいました。しかし、
どんなに忙しくても、メルマガ発行は継続していきたいと思いますので今後
ともよろしくお願いいたします。

○△□ 

VJ(映像演出)関連:

岩手県のクラブVJによる映像のジャムセッション「V-Jam Ihatov」!

下記イベント内で企画・実演しました。

「アート&テクノロジー東北2005」審査発表会&交流会:
11月26日、岩手大学工学部テクノホール
 http://www-cg.cis.iwate-u.ac.jp/AT2005/event.html
 
地元テレビ局で取材いただき、放映されました!
ガンダイニング:
 http://media.cc.iwate-u.ac.jp/mbase/asset/dining/07.rm

私の使用した自作音楽とミックス素材としての映像等はこちら:
 http://kenta.edu.iwate-u.ac.jp/KENTA/HTML/vjamihatov.html

このデジタル作品コンテストHPのオープニング・ムービーも作りました。
 http://www-cg.cis.iwate-u.ac.jp/AT2005/

イベント・ポスターも制作: 
 http://kenta.edu.iwate-u.ac.jp/KENTA/IMAGE/AT2005-p.jpg

イベント運営団体である「アート&テクノロジー研究会」:
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