芸術

バウハウス・コスモロジー

近代デザインの基礎をつくった「バウハウス」について、ドイツ留学・研究滞在経験のある発行者がわかりやすく解説していきます。いっしょにバウハウスの宇宙を旅してみませんか。

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[バウハウス・コスモロジー No.68]

2004/12/08

Design: Art & Technology            - 不定期発行 - 
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○△□ バウハウス・コスモロジー (((bauhaus cosmology)))  No.68

                     発行者:ドクトル・ケンタ
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┌▲┐                            ┌▲┐
│△│┌       ┐                   │C│
│B││〜時流・風流〜│                   │O│
│A│└       ┘                   │S│
│U│ 庭の畑に残されたのは、とうとう二十日大根だけです。  │M│ 
│H│ 途中で間引いていくのを怠ったため、密集してひょろひょ │O│
│A│ ろになってしまったのもかなりあります。育てるのは簡単 │L│
│U│ ですが、ちょっとしたコツで結果に違いがでてきます。ダ │O│
│S│ ンゴムシにもかなりかじられました。うまいに違いない。 │G│
│▽│                            │Y│
└▼┘                            └▼┘
●□□□(バウハウス・ナウ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

バウハウスは様式か?
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○ バウハウス様式‐国際様式と生活様式の狭間で
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ドイツ留学中にも経験したことですが、だんだん寒い季節になってくると、
景色の彩度もフェードアウトしていくようで、活気が失われ、なにかと内向
的な傾向になってきます。鉛色の雲がずっしりと重くのしかかってくるよう
に感じ始めます。それと同時に、もっと深く考えごとをしてみたいという欲
求が湧き出てきます。
しかしながら、下記の「バウハウス・カフェ」の近況にもあるように、忙し
く活動していますので、なかなかまとまった時間が取れないのが現状です。
(制作・表現欲求のほうはもともと強いほうです・・・。)
そうはいってもこのままではいけないと反省しつつ、いろんな未読の資料を
手に取ってみたりしておりますが、そのなかで、この夏のドイツ調査旅行中
に収集した一冊が気になりました。「バウハウス様式」に関するものです。
この問題は、バウハウスの神話化と平行して、そのレッテルを貼り、バウハ
ウス運動の矮小化につながることにあります。その「様式」の再考は重要な
課題だと思います。
以下に簡単にご紹介します。

○△□

レギナ・ビットナー編『バウハウス様式‐国際様式と生活様式の狭間で』
原題:Bauhausstil: Zwischen International Style und Lifestyle
(JOVIS、2003年)

「生活様式」は原題にある「ライフスタイル」のほうが分かりやすいと思い
ますが、「様式」で語呂合わせしたほうがいいので上記のように翻訳してお
きます。
 
これは、2003年5月23日〜11月16日にバウハウス・デッサウ財団
によって開催された同題の展覧会の機会に出版されたものです。内容の構成
は、ケーススタディー、ルポルタージュ、ディベート、ドキュメントの順と
なっています。

内容:

編者による前書き:「生活様式としてのバウハウス様式?」 

ケーススタディー:

○エルケ・ミットマン
1907年
‐ドイツ工作連盟の創立/モノの美学あるいは社会革新?

○ルッツ・シェーベ
1927年
‐展覧会:住居/近代的な生活形式の闘争

○ハンス=ヨアヒム・ダムス
1929年
‐CIAM会議:最低生活条件のための住居/学問化と形態の放棄

○ヴォルフガング・テーナー
1932年
‐展覧会と本:国際様式/機能主義の払拭と様式の誕生

ルポルタージュ:

○ケルスティン・デッカー
 ある正方形の情事
  
○カティヤ・ハイネッケ、レインハルト・クレール、シルケ・ステーツ
 ヴァルターとともに生きる‐大計画の小さな幸せ 

○見つけたもの 
 東京、モントリオール、ヴィーン、ロッテルダム、フランクフルト、デッ
 サウ、ベルリン、オタワ、ザルツブルク

ディベート:

○アンドレアス・ハウス
 バウハウス様式?造形された空間

○カリン・ヴィルヘルム
 アメリカでは他のことを考える

○ヴェルナー・エクスリン
 メインストリーム‐国際主義

○ゲルダ・ブロイアー
 バウハウスの古典から商品像まで

○ヴァルター・プリギ
 プレイタイム

ドキュメント:

○1941年‐ジークフリード・ギーディオン:空間、時間、建築
○1953年‐バウハウスディベート
○1957年‐国際建築ベルリン
○1968年‐展覧会:バウハウス50周年
○1981年‐トム・ヴォルフェ:バウハウスとともに生きる
○2002年‐著作権争い

(つづく) 

●□□□(バウハウス・カフェ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

私の近況報告です。

○△□

交流会発表:
第一回「知的財産の創出と地域貢献」に向けた横断的交流会 
「ものづくり・ひとづくり・まちづくり −芸術と技術の融合に向けて−」 
11月30日 @一祐会館・大会議室(岩手大学工学部)

「バウハウスから地域貢献へ」と題して実践的成果を発表しました。

参考: 
http://www-cg.cis.iwate-u.ac.jp/mm/program/chitekizaisan1.html 

○△□

自作CD:
「04: Moonlight Chaser - DIGmix」

Flashアニメーション「Moonlight Chaser」シリーズのサウンドMIX!
「自作音楽+アニメーション」のシリーズも5周年ということで、このよう
なリミックスCDを作ってみました。下記のイベントで使用しました。

参考:
http://kenta.edu.iwate-u.ac.jp/KENTA/HTML/se.html

○△□

デジタル・イーハトーヴ・グランプリ授賞イベント:
12月4日 @エスポワールいわて(盛岡市)

自作CDをBGMにして、VJ実演を行いました。

参考:
http://www-cg.cis.iwate-u.ac.jp/DIG04/index.html

ご講演をいただいた講師の一人、ゲーム・プロデューサーの水口哲也さんは
私たちの三次会におつき合いされ、午前1時半過ぎまで飲み、語っていただ
きました。たくさんの元気をいただきました。

水口哲也さん:
12月12日発売のPSP対応ソフト「ルミネス」を手掛けられました!
「音と光の電飾パズルゲーム」というものらしいです。

参考:
http://lumines.jp/

○△□

平成16年度岩手県高等学校教育研究会美術工芸部会実技研修会:
12月10日 @101サイバースタジオ(岩手大学教育学部)

講義「映像メディア表現の可能性」 
実技「FlashによるWebデザインの基礎」(午前) 
  「Flashによるアニメーション制作の基礎」(午後) 

上記の講師をします。高校の美術教師向けの実技研修です。

○△□

VJ(映像演出)関連:

下記のイベントにVJとして参加の予定です。

○「Down by Law SP」(HIPHOP):

12月25日 @FACES(盛岡市)

ストリート・ダンサーたちのイベント!
 
クラブ情報HPも更新中!(Flash Webサイト):
http://www.art.iwate-u.ac.jp/faces/
(※地域のサブカルチャー、若者文化、総合芸術のケーススタディ)


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