格闘技

武術の世界へようこそ!

空手、中国拳法、日本古武道、古武術etc..珍しい裏話から誰でもできるテクニック、真面目な技術論からトリビアまで、武道・武術の様々な話題を、米国D.A社との提携と独自の情報源からお送りします!

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◆ 武術の世界へようこそ! ◆── 13本目!! 5/26/2006─

2006/05/26

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┃ ◆ 武術の世界へようこそ! ◆── 13本目!! 5/26/2006─

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当「武術の世界へようこそ!」では、米国の武術・武道関連出版社である
Dragon Associates社との提携により、武術・武道に関する様々な話題をお届
けします!

★Dragon Associates社ホームページ
(英語)http://www.dragon-tsunami.org/dtorg/Pages/Home.htm

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│┌────────────────────
││危険な状況における心の持ち方について
│└────────────────────
│                   マスター・ジェフ・マキューリオ
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 ジェフ・マキューリオ先生(Prof.Jeff McCurio)は、アイルランド在住の武
術研究家です。世界各地の様々な武術を研究・指導されています。この度ご好
意によってその研究内容を日本語で紹介させて頂くことになりました。

┌───────────────────
│ その2
└─

「護身術」という言葉を聞くと、時に、受動的な響きを感じます。実際には、
不意に襲われた時に、”次にはどうしたらよいのか”などと考えていると、あっと
いう間に相手の良いようにやられてしまって、時には命を落とすこともありま
す。

危険な状況において必ず生き残るためには、意志を強くすることがとても大事
です。具体的には、常に次のような心構えを自分の中に育て持つことです。

1)常に前向きな態度。
2)自分の生命に価値を置いていること。
3)意志の力こそが最良の自己防衛のための武器であるということを理解して
いること。
4)危険な状況に陥ったならば、単に切り抜けるのではなく、勝利するという
意識を持つこと。
5)危険な状況を生き残ることができるかそうでないかは、結局は自分次第だ
ということをよく理解していること。

普段の生活における私達の行動は、常日頃の物事の捉え方に基づいています。
仕事や人間関係で成功を収めている人々に共通することは、彼らは自分自身及
び自分がする努力に対してとても前向きであり、例え失敗してもめげることは
なく、また、そんな失敗をあげつらう人達の言葉を気にすることもありませ
ん。

他人を攻撃しようとする人々が狙うのは、様々な意味で弱っていおり、外見に
もそれが現れている人々です。まるで肉食動物のように、その手の犯罪者達は
大抵、戦っても負けそうであったり、一筋縄ではゆかなそうな強い人間には手
をださないという本能的な勘を持っています。

それゆえ、自己防衛のために有効な手段の一つとして、常に自分に対して強い
自信を持つと言うことを挙げられます。その心構えが外見にも現れるようにな
ると、悪者達はあなたを狙わなくなります。襲ったとしても返り討ちに遭うか
もしれないという気持ちが無意識に働き、より楽な獲物を探す気にさせるので
す。

暴力行為に巻き込まれてケガをしたときにも、その状況を乗り切れるかそうで
ないかは意志の力によって左右されます。現代社会では、普通に生活をしてい
る人々が実際の暴力事件に巻き込まれることは(幸い)あまりありません。そ
れゆえ、本気で身体や生命を狙われ、負傷して血が飛び散ったときに自分がど
のように振る舞うかなどとは想像もつかないことでしょう。

子供の頃のケンカならば、例えば相手が鼻血を出せば、そこで終わりという暗
黙の了解がありました。しかし現代の、そして実際の現場においては、そんな
暗黙の了解などは存在せず、相手が戦意を喪失して攻撃不能になるまでは決し
て手を休めず、気を抜いてはいけません。一段落ついたように見えても、周囲
の状況にもよく心を配り、相手から決して目を外さず(武道経験者の方々に
は、「残心」としておなじみですね)、絶対に安全が確保されるまでは警戒し
続けなければいけません。ケガをしようが血が流れようが、気にしてはいられ
ません。

武道の道場に通っている方々の中は、これまでの私の話の中に少々違和感を感
じることがあるかもしれません。もしそのような気持ちを抱いて頂けたなら
ば、それはあなたの稽古をより充実したものに変えるチャンスです。ついつい
体力維持のためのスポーツジム的な運動となりかけている稽古を、ではいざ実
戦となったときにはどう自分は活用できるのかと見つめ直してみるのはいかが
でしょうか。

しかし、武道の道場の中で先輩に尋ねても何となく腑に落ちず、かといって周
囲にそんなことを尋ねることが出来ない場合にはどうしたらよいでしょうか? 
色々な方法を挙げたらキリがありませんが、私は古典を読むことを一つの方法
としてお勧めします。特に日本の戦国時代と呼ばれた時代を生きた人々(宮本
武蔵等)の記録からは、人々が刃物で斬り殺し合っていた中を最後まで生き抜
いた人の言葉として読むと、全く変わった視点が開けてきます。

ところで、危険から生き延びるためには、武道の稽古をすれば良いというもの
でもないということもお分かり頂けたらと思います。私が先に挙げた五ヵ条の
どれも、道場に行かなければ得ることが出来ないものではありません。普段の
生活や仕事の中でも十分に培えることができるものだと思います。実際、武道
なんかとは全く縁が無くても、半端な武道家以上に立派で腹の据わった人々は
たくさんいますよね。私にとっては両親や職場の上司です。(続く)。


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創刊日:2006-03-17  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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