格闘技

武術の世界へようこそ!

空手、中国拳法、日本古武道、古武術etc..珍しい裏話から誰でもできるテクニック、真面目な技術論からトリビアまで、武道・武術の様々な話題を、米国D.A社との提携と独自の情報源からお送りします!

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◆ 武術の世界へようこそ! ◆── 9本目!! 4/28/2006─

2006/04/28

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┃                    
┃ ◆ 武術の世界へようこそ! ◆── 9本目!! 4/28/2006─

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当「武術の世界へようこそ!」では、米国の武術・武道関連出版社である
Dragon Associates社との提携により、武術・武道に関する様々な話題をお届
けします!

★Dragon Associates社ホームページ
(英語)http://www.dragon-tsunami.org/dtorg/Pages/Home.htm

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││柔術と空手 
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│                    マスター・ハリー・クック
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ハリー・クック氏(Master Harry Cook 本名:Henry Wilson Cook)はイギ
リス在住の空手家です。1977年から1990年まで東京や京都で英語学校の校長
としても働かれていました。現在は主に沖縄や日本の伝統武術を研究する
Seijinkai Karate-do Associationで主席師範を務められています。また、武道
や護身術に関するテレビ番組の技術顧問やコメンテーターとしても活躍されて
います。

本稿はDragon Associates社のホームページで公開されているものを、許可を
戴いて日本語に翻訳させてもらったものです。
http://www.dragon-tsunami.org/Dtimes/Pages/article28.htm

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│ その2
└─

柔術における当て身の紹介は他にもあります。H.アービング・ハンコックと”ひ
がし かつくま(Katsukuma Higashi)”は、1924年に初版が出た『Kano, 
Jiu-jitu』(嘉納柔術?)という本で、急所を打つ方法を紹介しています。

その本にはこのように書いてあります「この一打は昏倒や死を招く危険性があ
る。西洋の読者達の中には、致命的な打撃によって死んだとされる者は実は息
を吹き返すことが可能であるので、実はその者は死んではいない、という考え
をもっている者もいることだろう。柔術における致命打というのは、正しく
入った時には生理学的に生命活動をとめてしまう作用を持つ。生命の力をもう
一度働かせ、蘇生させるためには、素早く巧みな活法術の操作が必要であ
る。」

「よく修練した者の打撃が人体の特定の箇所に入ると、相手を昏倒させること
もできるし、死をもたらす場合もある。違いは打撃の重さによるようである。
効果の程は、どのように打撃を与えたかに拠る。打撃の効果は打撃面の大きさ
によっても変わってくる。」

「拳を突き出す時、人さし指の第二関節で急所に当てれば相手は死んでしまう
かもしれない。また一方で硬く握り締めた拳全体があたったのならば、同じ場
所でも犠牲者は激しいめまいに襲われる程度ですむだろう。命取りとなる打撃
は、通常人さし指の第二関節や、肘の先、また足の先等によって繰り出され
る。このような打撃は、競技の中では必要に応じて規制されることもある
(The Complete Kano Jiu-Jitsu H. Irving Hancock and Katsukuma Higashi 
G. P. Putnam's Sons London & New York 1931 p 501)。」

H.アーヴィング・ハンコックは1903年刊の著書、『Japanese Physical 
Training』(日本の身体鍛錬法)で手刀の用い方を紹介しています。その本で
彼は、剛柔流の型であるゲッキサイの第一(喉元へのカウンター攻撃)、に見
られる手刀の応用とほぼ同一の技を紹介しています。ハンコックは、この技は
非常に役に立ったと言っています(Japanese Physical Training H. Irving 
Hancock The Knickerbocker Press G. P. Putnam's Sons London & New 
York 1903 p 100)。

また、別の著書『Jiu-Jitu Combat Tricks』(1904年刊)で、ボクサーの攻撃に
対抗する手刀技を、丁寧に解説しています(Jiu Jitsu Combat Tricks H. Irving 
Hancock 1904 republished by Dragon Associates Inc. California 
1997)。

E.J.ハリソンは著書の中で、自身の柔術との思い出について語っています。「私
が最初に柔術の勉強のため弟子入りしたのは横浜のTenshin Shinyo-ryuであ
る。それは全くの偶然だった。私は講道館へ入門する前に、そこで師範として
一番低い位である初段を取った。」

「疑い深い西洋の皆さんは、古の師の武勇伝を聞くと鼻で笑われることかもし
れない。しかし、私は日本に滞在中、何度か似たような出来事を目撃したた
め、そのような武勇伝は恐らく真実であろうと受け入れることが出来た。当時
目撃した事件をいくつかを挙げよう。横山(故人)と三船という二人の講道館
の師範がとある有名なレストランで17人の悪漢達に襲われた時の話である。」

「そのうち何人かはナイフを持っていたが、彼らは一瞬で四方に蹴散らされ、
その内三人は腕を折った。全員が負傷して、顔はぼこぼこだった。師範の一人
が芸術的に敵を“倒す”やいなや、もう一人は哀れな敵を軽々と担いで道に乱暴に
どさりと投げ下ろした。この諍いで師範の側に残った証拠と言えば、拳に残っ
た歯形だった。ごろつきの歯にあたったのだろう。」

「次は、ある名高い達人がレストランの二階で悪漢に襲われた時の話である。
達人は即座に悪漢を階下に投げとばした。すると彼は14人の仲間を連れてケン
カに戻ってきたが、その達人は穏やかに階段のてっぺんに腰掛けていただけ
だった。しかし、悪漢達が一列になって階段をのぼってきたとたん、階段の狭
さを利用し、達人は一人一人を締めては階下に投げ飛ばした。」

「騒動の最中、彼は必要以上に力をこめてしまったようで、悪漢の一人の首を
折ってしまった。残りの者は恐怖に血相を変え、仲間の死傷者を抱えて飛ぶよ
うにして逃げいった(The Art of Ju-Jitsu E. J. Harrison W. Foulsham and 
Co. London, no date but circa 1946 pp 17-19)。」(続く)

バックナンバー(過去記事)はこちらをどうぞ。
http://blog.mag2.com/m/log/0000185396

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創刊日:2006-03-17  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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