格闘技

武術の世界へようこそ!

空手、中国拳法、日本古武道、古武術etc..珍しい裏話から誰でもできるテクニック、真面目な技術論からトリビアまで、武道・武術の様々な話題を、米国D.A社との提携と独自の情報源からお送りします!

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◆ 武術の世界へようこそ! ◆── 7本目!! 4/15/2006─

2006/04/15

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┃                    
┃ ◆ 武術の世界へようこそ! ◆── 7本目!! 4/15/2006─

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当「武術の世界へようこそ!」では、米国の武術・武道関連出版社である
Dragon Associates社との提携により、武術・武道に関する様々な話題をお届
けします!

★Dragon Associates社ホームページ
(英語)http://www.dragon-tsunami.org/dtorg/Pages/Home.htm

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│┌────────────────────
││現代において武器術の稽古をする理由 
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│                    プロフェッサー・マキューリオ
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 ジェフ・マキューリオ先生(Prof.Jeff McCurio)は、アイルランド在住の武
術研究家です。世界各地の様々な武術を研究・指導されています。この度ご好
意によってその研究内容を日本語で紹介させて頂くことになりました。

★マキューリオ先生のホームページ(現在改装中)http://
www.mccuriosystem.com

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│ その2

│(その1は、こちら)
http://bujutsu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=37
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例えば、杖を持っている相手と相対した場合、どちらが中心線を制しているの
はすぐ分かります。私の体に対する相手の杖の先端の位置はすぐに分かります
から。それが1cmずれていれば、相手に踏み込んで自分が攻撃をすることがで
きます。もちろん、同じことは素手の相手に対しても言えます。しかし、相手
の攻撃線と自分との関係は、未熟な当時の私には分かりづらく思えました。

間合の概念も、武器術の稽古をした時の方が楽に理解出来たと思います。初心
の内は、武器の長さを一つの目安にして、どこまでが相手の間合であり、ま
た、自分の間合であるのかが分かりやすかったからです。素手の武術を稽古し
ていた時には、間合とは相手の腕の長さと技の速さであり、相手毎に劇的に変
化したので、なかなか自分なりの基礎のを掴むのに時間がかかった気がしま
す。

私の主観ですが、勿論人によって身体の大きさは様々なものの、扱う武器を見
ればおよその相手の間合の把握がしやすいように思えました。そのように考え
始めると、間合の見取り方をどんどん自分なりに洗練させていくことが出来た
ように思えます。薙刀対鎖鎌、ナイフ対銃剣などといった様々な組み合わせの
経験は、非常に参考になりました。

特定の武器の有効範囲やその特性が自分のものになってくると、様々な状況に
おける武術的応用力も芽生え始めたように思えました。これは私の性格なのだ
と思いますが、パターンが有る程度決まっていた素手の武術の稽古だけでは、
なかなか「間合」の感覚は掴めなかったと思います。生意気な意見かもしれま
せんが、素手の武術の稽古においてついつい陥りがちな、「この技はこのよう
に正しく使った時のみ有効」という、学習を妨げ応用力を殺してしまう狭い理
解の仕方の危険性に気が付くこともできたように思えます。

武器術の稽古をすることで観察力も非常に高まりました。自分の額に据えられ
た剣尖や、あばらに突っ込んでくる3mの槍の穂先ほど、相手の微妙な動きに対
するあなたの観察眼を研ぎ澄ます経験はありません。また、笑い話ではないの
ですが、武器術の稽古では自分の番の稽古ではないからといって気を抜くこと
はできません。まったくの偶然に、意図したわけでなく、どこからともなく何
かが突然飛んでくることもあるのですから。並の神経をしている人間ならば、
すぐに自分の周囲360度の状況に対するアンテナが発達します。注意力や観察
眼と言ったものは、素手の武術の稽古でも大事な要素として稽古していたはず
だったのですが、武器を初めてから自分の未熟さをまざまざと見せつけられま
した。

もちろん、私は武器術が万能であると言いたいわけでは無いので誤解なさらな
いでください。崩しの技術などは、柔道や合気道をやった方がずっとよく理解
できますし、現実場面として、争いになった場合には、互いにつかみ合った状
態になることは非常に多いいです。私の拙い経験をご覧下さるみなさんにお話
ししたいこととは、月並みなお話ですが、素手と武器のどちらが優れている
か、どちらだけをやれば良いとかいうことではなく、互いが互いを補完する関
係にあるのだということです。そしてもし素手の武術で何か物足りなさや壁を
感じているようで有れば、もしかすると杖や剣などの武器術を学んでみること
が、意外な解決法になるかも知れません。ありがとうございました。

バックナンバー(過去記事)はこちらをどうぞ。
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創刊日:2006-03-17  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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