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エクセル嫌いのための「趣味のエクセル」

数字ぎっしりの表計算ソフト、大事だとわかっていても、敬遠してしまう。そんなエクセルへの敵討ち。エクセルをおもちゃに遊んでしまいましょう。メルマガを見ながら、エクセルにひとつずつ入力していると、意外に可愛いやつになってくるかも。

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エクセル嫌いのための「趣味のエクセル」

2013/02/04

<<ご挨拶>>

新年早々のご挨拶もまだ済んでいませんが、前回配信してから6ヶ月が経とう
としています。我慢強い「まぐまぐ」さんも我慢の限界寸前です。にもかかわ
らずまだ新しい展開のアイデアは出てきません。

苦し紛れですが、マガジンを継続するという、唯一つを優先するために、当分
の間「リバイバル」を中心に週1回を目標に配信させていただきたいと思いま
す。

古くから読んでいただいている方には申し訳ないことですが、よろしくご了解
くださいますようお願い申し上げます。

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★ 前回までにやったこと 

((( カレンダーで遊ぶ )))
(((  スタートリック  )))
((( 暑中見舞にひと工夫 )))「スピードくじ」を作る
((( 暑中見舞にひと工夫 )))気配り案内状を作ってみる
((( 暑中見舞にひと工夫 )))はがき裏表を作成する
((( グラフ機能を使って絵を描く )))グラフで作る幾何学模様
((( グラフ機能を使って絵を描く )))「帆船」を描く
((( ブロックくずしを作る )))一時休止です。しばらくお待ち下さい。
((( ナンバープレースを解く )))
((( 3択トレーナー ショートカットキー・マスター )))
((( 万華鏡もどき )))
((( ユーザー定義の書式を拡げる ))) 選挙啓発ポスター
((( セイムセットを解く )))
((( フエル・カレンダー )))
((( 「日報」作りを楽しむ )))
((( カレンダーの写真を自動変更 )))
((( 漢字ナンクロツール )))
(((えっちょ流「エクセルの基礎知識」)))
   A ワークシートとセル
   B 列と行
   C 表を作成する
     (1)項目を立てる
     (2)入力の仕方をイメージする
     (3)見栄えよく飾る
   D 表を作成する2(表計算の原理)
     (1)セルは値の格納箱
     (2)エクセルはデータを解釈して計算する
     (3)セル参照とはセルとセルを関係付けること
     (4)絶対参照と相対参照
     (5)相対参照ではコピーした時参照先が変わる
     (6)行・列を挿入した場合参照先は変わらない
     (7)セルを移動した時、移動したセルの参照先は変わらない

  はじめての方は申し訳ありませんが、バックナンバーを見てたどってみて
 ください。
                        ───→ http://homepage3.nifty.com/hcho/

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 │     「趣味のエクセル」REVIVAL(76)      │
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         OOO 今回のお遊び OOO

********    フエル・カレンダー(7)    *******

9 カレンダーが広がれば何かが変わる

 b 「行動記録」を表示する


   フエル・カレンダーを数週間繰り上げて、「ああ、この週はこんなこと
  があったんだ」とか「あれは、映画をみた帰りだったから、○月○日のこ
  とだ」といったことを思い出す、そんな道具に使ってみたいと思います。

   そのためには、行動を記録するツールが必要です。

   前回はその第一段階として、その元となるデータ表の変更を行い、入力
  する際の留意事項を整理しました。

   その内容を考慮して作成した「フエルカレンダーNEW」の「記録デー
  タ入力」シートを今回は説明したいと思います。

     *************************

 (7)入力シートの作成

   ・前回作成したファイル「フエル・カレンダーV2の「記録データ入力
   シート」を開いてください。

   ・1行目はこのシートのタイトルです。適当に見やすく、楽しく作って
   ください。

   ・3行目から6行目までを年月日の入力に使います。A列に項目名を記
   入し、実際に入力するセルはB列を使います。

     セルA3に「年」、セルA4に「月」、セルA5に「日」、セルA6に「年
     月日」と文字を入力します。

     セルB3からB5には直接キーボードから数字を入力しますが、セル
     B6では、それを元に日付のシリアル値に変換し、日付の形で表示し
     ますので、

      セルB6には「=date(B3,B4,B5)」という式を入力します。

     セルB3:B5には特に制約を加える必要はないのですが、念のため入
     力規則を使って入力しやすいようにしておきます。

      *三つのセルとも半角の数字であること
      *年は1900年以上でないとシリアル値を計算しない
      *月は1〜12の数字であること
      *日は1から31までの数字であること

     もっと細かく言えば、小の月(月の日数が31日でない月)に日付を
     31日と入れると、翌月の1日が表示されますので、それを注意する
     警告も必要になります。

     A セルB3を選択して、メニューバーの「データ」→「入力規則」
      をクリックして「データの入力規則」画面を表示します。
     B 「設定」画面になっていますから、基本の設定をします。
       入力値の種類のところが「すべての値」になっていますので、
      右端の「V字型のマーク」を押して(キーボードでは「Alt」+
      「↓」(下向きの矢印)で)ドロップダウンメニューを出し「整
      数」を選択します。(キーボードでは、「↓」「↑」を押してメ
      ニューの中を移動します。ちなみに「整数」は上から2番目にあ
      りますから、「↓」を1回押して「整数」を選択し、「Enter」
      キーで確定します。)
     C すると下に新しい入力枠が開いて「次の値の間」と表示されま
      すので、上と同じようにドロップダウンリストを開いて、「次の
      値以上」を選択します。(キーボードでは、「Tab」キーを押し
      て新しい入力枠に移動してから、「Alt」+「↓」を押し、ま
      す。「次の値以上」は上から7番目にありますから「↓」キーを
      6回押して「次の値以上」の文字を選択し「Enter」キーで確定
      します。)
     D その下に「最小値」を入力する場所が開いていますので、そこ
      に「1900」を入力します。(キーボードからは「Tab」キー
      でその場所に行き、数字を入れます。ここで「Enter」キーを押
      すと「データの入力規則」画面が終わってしまいますので、ここ
      では「Enter」は押しません。)
     E 次に、「日本語入力」と書いてあるタブを押して、日本語入力
      をコントロールする画面を開きます。
      (キーボードからは「Ctrl」キーを押しながら「→」キーを3回
      押すとその画面になります。ちなみに「→」1回で「入力時メッ
      セージ」、2回では「エラー時メッセージ」を設定する画面に行
      きます。この1回、2回は最初の「設定」画面から数えています
      ので、いつもこのやり方とは限りません。)
     F 「日本語入力」の文字の下に入力枠があり、「コントロールな
      し」と表示されています。前と同じようにドロップダウンリスト
      を表示し「オフ(英語モード)」を選択します。
      (キーボードからは「Alt」キーを押しながら「↓」でリストを
      出し、「↓」を2回押すとその項目ですから、「Enter」キーで
      確定します)
     G 「データの入力規則」画面の下の方にある「OK」ボタンを押
      します。(キーボードでは、「Enter」キーを押します)
     H セルB4を選択して同じように入力規則を設定します。
       設定  整数
           次の値の間
           最小値=1
           最大値=12
       日本語入力  オフ(英語モード)
     I セルA5の場合は次のようになります。
       設定  整数
           次の値の間
           最小値=1
           最大値=31
       日本語入力  オフ(英語モード)
     J セルA6の式を次のように書き換えます。

=IF(MONTH(DATE(B3,B4,B5))<>B4,"日="&B5&"?",DATE(B3,B4,B5))

       一度「4月31日」と入れてみて試してください。

   ・7行目と8行目に記事を入力する欄を取っています。

     この欄では、入力する場所の後ろのほうに、現在既に入力されてい
     る記事を表示しています。指定した日付が目的の日付かどうかを再
     確認できること、その日付けの記事がすでに登録されているかどう
     かを確認できること、記事の内容を変更するのに、元の記事を確認
     できることなどいろいろ便利です。ただ登録したものを関数を使っ
     て表示しているだけなので、これを直接触っても変更はできませ
     ん。変更や追加、新しい入力は左側の入力欄を使います

     A セルA7に「記録」、セルA8に「予定」と記入します。どちらも
      セルの高さを少し大きくしておきます。(30.75 41ピクセルに
      なっています)
     B セルF7:H7を結合して、書式を次のように設定します。(メ
     ニューバーの「書式」→「セル」を押して、セルの書式設定画面で
     行う)

       表示形式 標準
       配置 横位置 左詰(インデント)
          縦位置 上詰め
          文字の制御 折り返して全体を表示する
                セルを結合する
       パターン 色     薄い緑

       これ以外のところは触りません。
     C 結合したセル(セルの名前としてはセルF7が代表しています)
     に次の式を書き込みます。(長いですが一続きです)

=IF(COUNTIF(記録・予定データ!$A:$A,記録データ入力!$B$6)=0,"",_
VLOOKUP($B$6,記録・予定データ!$A:$C,2,0))&"" 

       先に入力した「日付」をキーにデータを探します。
       「COUNTIF」で同じ日付が登録されているかどうかを探してい
      ます。もし同じ日付がなかったら、当然その日付の記事もありま
      せん。その日付があった場合は、それをキーに「VLOOKUP」関数
      を使って記事を検索します。「記録・予定データ」シートのB列
      に記載されていますので、とデータ範囲の2列目を指定していま
      す。
     D セルF8:H8を結合して、同じように書式設定をし、次の式を記
      入します。

=IF(COUNTIF(記録・予定データ!$A:$A,記録データ入力!$B$6)=0,"",_
VLOOKUP($B$6,記録・予定データ!$A:$C,3,0))&""

      さっきの式とは1箇所違うだけです。(予定データはC列ですの
      で、データ範囲の3列目を指定します)

     E 左半分、セルB7:E7とセルB8:E8もそれぞれ結合しておきます。
       書式はどちらも

       表示形式 標準
       配置 横位置 左詰(インデント)
          縦位置 上詰め
          文字の制御 折り返して全体を表示する
                セルを結合する

      にしておきます。

   ・11行目と12行目に登録する記事を表示する欄を取っています。
    ここは、入力したり、修正・変更した記事の最後の結果を表示して確
   認する場所です。

     A セルA10:B10を結合して「登録データ」と記入します。
       セルA11に「記録」、セルA12に「予定」と記入します。どちら
      もセルの高さは入力欄よりもすこし大きめに取ります。
       セルB11:E11、セルB12:E12をそれぞれ結合して、書式設定を次
      のようにします。

       表示形式 標準
       配置 横位置 左詰(インデント)
          縦位置 上詰め
          文字の制御 折り返して全体を表示する
                セルを結合する

     B セルB11、B12に入る式を説明する前に、入力モードについて
      把握しておきます。

    次回は入力モードの内容を説明していきます。

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編集後記:最後までおつきあい下さりありがとうございます。

私がよく訪問するサイトのひとつに「二木紘三のうた物語」があります。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/about_this.html

内外のポピュラーな歌を、歌詞付きで解説し、曲をmp3で流すという構成はよ
くあるパタンですが、「蛇足」と言う題の解説に趣があるのと、曲のアレンジ
がとてもスマートで素敵です。聞いた人のコメントも面白く味があります。

2008年8月9日付けで「かあさんの歌」がアップされています。

この曲は昭和31年に作られたもので、長く歌声運動の中で歌い継がれたもの
が、レコード化されて広く国民の中に定着し、今では、文化庁編「親子で歌い
つごう 日本の歌百選」にも選ばれています。歌詞・作詞作曲者の解説などは
サイトの方に詳しいのでそちらをご覧ください。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/08/post_6bee.html

いくつか感動的なコメントが寄せられているなかに次のようなものがありまし
た。

授業中に次のような質問が出ました。
 「この歌は、作者が長野県に疎開した時の情景が読み込まれているそうです
が、「かあさん」に対して「おとう」という言い方は、おかしいと思います。
長野県では、このように使われていたのですか?」というものです。『かあさ
んの歌』の作詞・作曲者の窪田聡は、「かあさん」と「おとう」を使いまし
た。窪田が実際に使っていたかはわかりませんが、「かあさん」と「おとう」
は温かい響きです。メロディーにピッタリ合っています。普通「かあさん」の
対語は「とうさん」で、「おとう」の対語は「おかあ」です。質問者が、おか
しいと思ったのは当然でしょう。では、「かあさん」と「とうさん」、また
は、「おかあ」と「おとう」だったらどうでしょうか? そう考えると、この
「かあさん」に対して「おとう」という表現は、窪田が一番苦労した部分だっ
たのではないでしょうか。「かあさんは 夜なべをして」「おとうは 土間
で」と歌い上げた時、この歌はヒットする運命が決まったのかもしれません。
(池田小百合―なっとく童謡・唱歌より)

投稿: 海道 | 2012年5月27日 (日) 13時54分

投稿者・海道さんのエピソードではなく、「なっとく童謡・唱歌」を執筆され
た池田小百合さんが遭遇されたエピソードの文章を一部省略されて引用したも
のです。
http://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/doyobook/doyo00sengo.htm#kaasannouta

池田さんは父・母に当る日本語をいろいろ検討されていますが、メロディーに
ぴったり合った言葉の選択であったと言うところで収められているようです。

特に異議を唱えるわけではないのですが、「おとう」と「かあさん」のことに
ついて私の印象を書いてみたいと思います。

この歌の歌詞は二つの部分で成り立っています。一つは都会で働く子どもの思
いを書いたところで、もう一つは田舎で暮らす母からの手紙の文章です。

一番の歌詞でいえば

 かあさんは 夜なべをして
 手袋 編んでくれた
 ”木枯らし吹いちゃ 冷たかろうて
  せっせと 編んだだよ”
 ふるさとの 便りは届く
 いろりの 匂いがした

” ”で囲まれた部分が手紙の文章に当たるところで、池田小百合さんの紹介
しておられる歌詞には、はっきりとその区別がしてあります。(同上)

昭和31年と言う時代を考えています。戦後の復興が進み、農村から都会への
人の移動が始まりました。

都会へ出てきた若者たちは、あっという間に都会の文化に巻き込まれます。そ
の典型は言葉でした。私の周りでも、東京へ行って三月して帰ってくると、標
準語のアクセントになっている人が何人もいました。

「せめてラジオ 聞かせたい」。田舎にいる父母にはラジオもなく、昔ながら
の麻糸つむぎ、藁打ち仕事で寒い冬をすごす暮らし。ラジオが買えない、聴取
料が払えないといった貧しさだけでなく、ラジオの電波さえ届かなかった地域
がまだ沢山残っていた時代でした。

一方都会では、街角のテレビでプロレスの映像に人がたかり、マンボのリズム
に若者たちが浮かれ、太陽族の風俗に若者たちの憧れを掻き立てていました。

子どもが「おかあ」ではなく「かあさん」という言葉を使い、母親が「とうさ
ん」でなく「おとう」と言う言葉を使うギャップ、それはそのまま当時の文化
的ギャップ、都市文化と農村文化のギャップが世代間のギャップとして現れた
ものでした。

経済の発展とともに「おとう」も都会に出稼ぎにゆき、「母ちゃん」「じっ
ちゃん」「ばあちゃん」の三「ちゃん」が農業を支える時代がすぐにやってき
ます。

作詞・作曲した窪田聡さんは共産党員として歌声運動の中心である中央合唱団
で活動されていたそうですが、共産党中央が農村を拠点として「農村から都市
を包囲する」というそれまでの中国革命方式の武装闘争方針を放棄することを
明らかにしたのがこの歌のできる前年のことでした。

文化も経済も政治も、急速に都市中心に変わっていく世相を、図らずも表現し
たのがこの歌のもつ「リアリズム」であったように思います。

昭和31年の3月、中学校を卒業する直前に私は母を亡くしています。3歳上
の兄は高卒で決まっていた就職先が倒産し、就職しないうちに失業者になって
いました。国中が好景気で豊かになるまでにはもう少し時間が必要でした。

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創刊日:2005-07-19  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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