日記・blog

物書庵藤一週記帖

物書庵藤一が綴る、森のこと、樹々のこと、野鳥のこと、蕪村のこと、また経済のはなし、地理のはなし、歴史のはなしなどなど、雑感雑記で書き連ねていきます。

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物書庵藤一週記帖(187号)「青息吐息ですが……」

2012/09/02

半年近くもごぶさたしてしまい、たいへん申しわけありません。左脚の
大腿骨を骨折・手術してから、はや十カ月経ちました。週に一度だけで
すが、ロープを使うストレッチ体操をつづけてきた効果もあるのでしょ
うか、おかげさまでほとんど痛みも感じなくなり、老骨にむち打って、
相変わらずフルデー・フルタイムで仕事に出ています。普通に歩く分に
は杖を頼りにする必要もなくなってきたように思うのですが、まだ駅の
構内やホーム、電車内などの人込みには恐怖を感じてしまい、杖を手放
せないでいます。

この夏、やはり東京は暑くなりました。殊に、八月中旬以降の猛暑には
耐え難さを感じました。みなさまの地域はいかがでしたでしょうか。幸
いなことに、東京はこの土日の二日間、二週間ぶりに雨が降り、ホッと
一息ついたところです。ですが今週はまた残暑がぶり返して、週半ばは
猛暑日がやってくるとか……。愚庵が干からびるのが先か、秋めいてく
るのが先かと独りごちては、ただじっと残暑が過ぎ去るのを待つのみの
身です。

涼しくなったら、美術館めぐりや庭園・古刹めぐりをしてみたい。蕪村
翁がまだ無名時代に遍歴した結城・下館地方を歩いてもみたい。この十
カ月はすっかり出不精になってしまいましたが、元もと歩き回ることは
大好きですから、連れ合いを誘い、無理のない範囲でおちこち散策して
みたいものです。

初老を迎えたころの蕪村翁にこんな句があります。「雲裡房(京に住む
蕪村を訪ねた尾張の俳人)、つくしへ旅だつとて我に同行をすゝめける
に、えゆかざりければ」と前書きして、

秋かぜの うごかして行(ゆく) 案山子(かがし)哉

愚庵もあせらず、少しずつ、ちいさな旅をつづけるちいさな旅びとに、
もどりたいと思う次第です。

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「物書庵藤一週記帖」187号――青息吐息ですが……

●編集・発行:<物書庵藤一>松見 藤一
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創刊日:2005-07-19  
最終発行日:  
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