社会・社会学

暦のツボ

「○○の日」って、誰がどうやって決めたの?「旬の魚」って、どんな魚なの?生活や食、歴史の視点から、暦や記念日に関する疑問を一歩踏み込んでズバッと解決!年中行事の由来や背景も、民俗学的にサラッと解説!さぁ、暦の「謎学」を楽しもう。

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KOYOMI_Tsubo[Jan-1] 2007 中国では豚の年です

2006/12/31

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┃ ╋━━╋       暦のツボ   12/31号 (毎月10日・20日・月末刊)      *
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        前回の『暦のツボ』300号の発行に際して、
     メルマガ読者の方々からお祝いのメールを頂きました。
         本当にありがとうございました(嬉泣)。

             亥年である2007年も、
   もっと面白く、もっと好奇心をくすぐるメルマガを目指して、
             頑張っていきたイノシシ。
         (今年の締めがこれでいいのか!!)

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■この日の由来  2007年  1月 1日〜 1月10日分      January / 睦月
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1日(月) 大安 五黄 [旧暦十一月十三日]

  【元日】
   「新しい希望と決意とを持って新しい年の始めを祝う日」とする国民の
   祝日のひとつ。最も大切な年中行事であるお正月は、元日に門松で年神
   様を迎え、井戸から若水を汲んで供え、雑煮やお節料理を食べて祝う。

  【少年法施行の日】
   1948年(昭和23年)のこの日、20歳未満の少年の健全な育成を目的として
   少年院法とともに施行された。

  【神戸港記念日】
   1868年(明治1年)1月1日、神戸港が外国船の停泊地として開港したこと
   を記念して。神戸港は古くは「大輪田の泊」と呼ばれる。

  【鉄腕アトムの日】
   1963年(昭和38年)にフジテレビではじめての国産アニメとして「鉄腕ア
   トム」が放映開始された。ちなみにアトムの誕生日は2003年(平成15年)
   4月7日。

  【太陽暦施行の日】
   太政官布告により、従来の太陰太陽暦を廃し、太陽暦を採用すると公布
   された。太陽暦が採用され、明治5年12月3日が明治6年1月1日となる。


2日(火) 赤口 六白 [旧暦十一月十四日]

  【初夢の日】
   1月2日の夜から3日の朝にかけての夢を初夢とすることで生まれた日。
   初夢に見ると縁起がよいといわれるのは「一富士、二鷹、三なすび」。

  【初荷】
   この日に多くの職業で年が明けてから初めての仕事が行われるが、荷物
   を運ぶことの多い商店ではこの荷物のことを初荷と呼ぶ。

  【月ロケットの日】
   1959年(昭和34年)の今日、旧ソ連の打ち上げた月ロケット「ルーニック
   1号」が、月面観測後に太陽の周囲を公転する史上初の人工惑星「メチ
   タ」となった。

  【皇居新年一般参賀】
   天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下らが、おおむね7回、皇居・長和殿
   のベランダにお出ましになる。

  【筆始祭(ふではじめさい)】
   書道の神でもある菅原道真を祭神とする京都・北野天満宮にて行われる
   祭礼。子供達が書いた書初が奉納される。


3日(水) 先勝 七赤 [旧暦十一月十五日・望]

  【ジョン万次郎帰国の日】
   1851年のこの日、ジョン万次郎こと中濱万次郎がアメリカ船に送られ、
   琉球国の摩文仁(まぶに)間切小渡浜に上陸、日本へ帰国を果たした。
   万次郎は1841年の14歳の時に出漁して嵐に遭い、太平洋の無人島・鳥島
   に漂着。その後、アメリカの捕鯨船に救われ、本人の意思でアメリカへ
   渡った。坂本龍馬の世界観にも影響を与えたといわれている。

  【かけおちの日】
   1938年(昭和13年)に女優の岡田嘉子と杉本良吉が、樺太国境を越えてソ
   連へ亡命したことによる。 

  【ひとみの日】
   ひとみをいつまでも美しくという意味で、「1」「3」を「ひ」と「み」
   と語呂合わせした。


4日(木) 友引 八白 [旧暦十一月十六日]

  【石の日】
   お地蔵様、狛犬、墓石など、この日に願いをかけた石ものに触れると願
   いがかなうということで「1」「4」を語呂合わせした。

  【官庁御用始め】
   1873年(明治6年)の太政官日誌で、官庁の公休日を1月1日〜3日、6月28
   日〜30日、12月29日〜31日と決めたことからこう呼ばれた。


5日(金) 先負 九紫 [旧暦十一月十七日]

  【いちごの日】
   いちごの日は、15歳という高校受験を間近にした世代を応援するために
   設けられた。1月15日も同じく「いちごの日」と呼ばれるが、これは、
   全国いちご消費拡大協議会が制定したもので、文字通り「苺(いちご)」
   の日。

  【囲碁の日】
   日本棋院(きいん)が囲碁の普及を進めるために提唱。「1(い)5(ご)」の
   語呂あわせから。


6日(土) 仏滅 一白 [旧暦十一月十八日]

  【小寒】
   24節気のひとつ。寒の入りにあたり、冬至と大寒の中間。これから大寒
   に向かい、寒さが厳しくなっていく。天文学的には太陽の黄経が285度
   の点を通過する日。

  【色の日】
   カラーコーディネーターなど、色彩に関する職業の人たちの記念日で
   「1(い)6(ろ)」の語呂合わせにより制定。

  【ケーキの日】
   1879年(明治12年)に上野の風月堂が日本初のケーキの宣伝をしたことに
   よる。

  【消防出初】
   1659年1月4日に旗本率いる定火消が上野東照宮前で一年の働きを誓った
   のが始まり。消防の出初め式がこの日に慣例になったのは1953年(昭和
   28年)から。

  【良寛忌】
   江戸後期の曹洞宗僧で、歌人・能書家でもある良寛の命日。享年74歳。
   天衣無縫な万葉風の和歌は高く評価されている。生涯寺を持たず、晩年
   は托鉢して回ったり、子供らと遊んだり、農民と酒を飲んだりと、無欲
   で自由な生き方を貫いた。

  【ホリー・スリー・キングス・デー】
   幼いイエスのもとに、東から贈り物を持った3人の王(東方の三博士)が
   訪れたことを祝う日。ヨーロッパ地域ではこの日がクリスマスの幕切れ
   であり、ツリーのオーナメントなどが外される。


7日(日) 大安 二黒 [旧暦十一月十九日]

  【七草】
   セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ(オオバ
   コ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)が春の七草。この日の朝、七
   草を入れたおかゆを食べると健康に過ごせるといわれる。

  【千円札の日】
   1950年(昭和25年)に初めて聖徳太子の肖像画入り千円札が発行された。

  【つめ切りの日】
   新年になって初めて爪を切る日は、昔から七草爪といってこの日に決ま
   っていた。草を浸したお湯に爪をつけて柔らかくしてから切ると、その
   年は風邪をひかないといわれた。

  【鷽替(うそかえ)】
   大宰府天満宮の神事。人々が広場で手にした鷽を交換しあう。神職の鷽
   を手にした人はお神酒を授けられる。

  【かるた名人位・クイーン位決定戦開催】
   滋賀県大津市の近江神宮にて、かるた第53期名人位と第51期クイーン位
   の決定戦が開催される。

  【若草山山焼き】(成人の日の前日)
   奈良公園の若草山で、午後6時から恒例の山焼きが行われる。一般には、
   春日・興福寺と東大寺の領地争いが起源といわれている。
   点火を担当するのは、奈良各地から派遣された消防分団の皆様です。


8日(月) 赤口 三碧 [旧暦十一月二十日]

  【成人の日】(1月第2月曜日)
   各地で新成人を祝うイベントが行われる。ハッピーマンデー法の制定に
   ともない、2000年(平成12年)より1月第2月曜日に設定された。

  【「平成」元号施行の日】
   昭和天皇の崩御により1989年に元号が「平成」になった。

  【外国郵便の日】
   1873年(明治6年)に結ばれた日米郵便交換条約により、1875年(明治8年)
   に外国郵便を取り扱いが横浜郵便局ではじめられた。

  【勝負事の日】
   「1」「8」を「イチ」か「バチ」かと語呂合わせして制定された。


9日(火) 先勝 四緑 [旧暦十一月二十一日]

  【とんちの日】
   「1(いっ)9(きゅう)」=「一休」の語呂合わせで制定。

  【風邪の日】
   1777年の春場所から63連勝(4年間)の記録を樹立、230回中、負けが11回
   という第4代横綱、谷風梶之介(たにかぜ かじのすけ)が、1795年当時流
   行したインフルエンザにかかり、現役中にこの世を去った。


10日(水) 友引 五黄 [旧暦十一月二十二日]

  【明太子の日】
   1949年(昭和24年)のこの日、食品会社ふくやの創業者である川原俊夫、
   千鶴子夫妻が「明太子」をはじめて店頭に並べた。福岡名産「明太子」
   の誕生の瞬間である。

  【110番の日】
   1985年(昭和60年)12月に警察庁が制定した日で、翌年の1986年(昭和61
   年)より実施している。110番通報の大切さとその適切な利用をアピール
   する日で、110番を日付にすると1月10日になることからこの日に。


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■今月のキーワード                                            【1月】
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【自然】   小寒・大寒、 霜くずれ、みぞれ、 異常乾燥、冬型気圧配置、
           北西の風、つらら、雪雲、寒気、初富士、初日の出、初鳩、
      初東雲、初凪

【暮らし】 年始の挨拶、年賀状書き、整理、新年会、お正月の後始末、防火
           対策、年計、仕事始め、鏡開き、晴着の手入れ、年玉、能初、
      初荷、獅子舞、初伊勢、十日戎、歌留多、双六、福笑い、独楽、
      寝正月、福引、初市


※10日配信分では【健康】【花】【園芸】を、20日配信分では【季語】【誕
  生石】【誕生花】を、月末配信分では【自然】【暮らし】をお届けしてい
  ます。


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■今月の旬                                                【1月の魚】
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【蜆(しじみ)】
 寒さが一段と厳しさを増すこの頃に食べ頃になるのがシジミ。シジミの旬は
 冬と夏だが、寒シジミは1月が美味。小粒より大粒を選び、口が閉じている
 のが鮮度がよい。シジミは黄疸を直す薬効があるといわれ、味噌汁の具にす
 ると旨みやエキスが出ておいしい。必須アミノ酸、カルシウム、ビタミンB
 2、B12も豊富で肝臓、貧血に効果がある。

【鮟鱇(あんこう)】
 旬は冬から早春。味はフグに比較される。からだが柔らかくぬめぬめしてい
 るので、アンコウの口の骨にカギをかけて、つるし切りする。野菜や豆腐と
 一緒に割り下で煮込んだアンコウ鍋がおいしい。身ばかりか皮や内臓もあま
 すところなく食べ、特に肝臓(トモ)、胃袋(水袋)、卵巣(ヌノ)、ほお骨(柳
 肉)、エラ、ヒレ、皮は、アンコウの「七つ道具」といわれ、珍味としても
 てはやされている。

【金目鯛】
 タイと名が付いているが、タイ科の魚ではない。旬は冬だが、6月頃も脂が
 のっており、その刺し身はプリプリした歯ごたえと脂の甘さがあっておいし
 い。煮魚の場合は、目玉の回りのトロリとしたところまで食べるのがよい。
 頭とヒレの付け根の肉は歯ごたえもあり美味。

【鮒(ふな)】
 小鮒は、甘露煮や昆布巻きに利用される。大きな活魚は洗いや辛子味噌和え
 に、特に寒鮒が美味。

【眼抜(めぬけ)】
 赤魚鯛の一種で、両者を混同して売っていることも多い。濃いめの味で煮付
 け、空揚げ、粕漬けなどに向く。脂肪が多いので、鍋物や汁物にする時は湯
 通しするのがコツ。

【牡蠣】
 流通しているカキは、養殖物が主流とはいえ、やはり冬場がおいしい。カキ
 の旨さは、二枚貝の中でも脂質、グリコーゲンを多く含むためである。グリ
 コーゲンは、肝臓の働きを助ける効果がある。また、銅や鉄などの無機成分
 や脂溶性、水溶性のビタミンを多く含み、貧血にも効果がある。

【鰤(ぶり)】
 天然物は冬が旬。現在では天然物をブリと呼び、養殖物をハマチと呼んで区
 別することが多い。脂ののった寒ブリはおいしく、刺し身、塩焼き、照り焼
 きなどにする。

【ずわい蟹】
 山陰地方では松葉ガニ、福井では越前ガニと産地によって呼び名が変わる。
 メスはオスに比べ小さい。特に卵を抱いているものは珍重され、未成熟卵の
 内子(うちこ)を持っているものは市場価値が高い。オスは足の肉は多く、し
 かも甘くコクがあるので、グルメにとってはカニの王様といわれる。


※10日配信分では「旬の野菜」を、20日配信分では「旬の果物」を、月末配
 信分では「旬の魚」をお届けしています。


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■こよみこらむ
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 来年1月7日は、この日の朝に「七草」を入れたお粥を食べると、その年は
 無病息災で過ごせるといわれています。七草の内訳は地方によって異なり
 ますが、セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ
 (オオバコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)というのが一般的。

 1月7日に七草粥を食べる習慣は、江戸時代に入ってから庶民の間に広まっ
 たそうです。もともと七草粥は、1月6日の夜から7日の早朝にかけて、まな
 板の上の七草を庖丁でトントン叩き刻みながら作っていたんだとか。で、
 その叩き刻むときのテーマソング(?)が「七草囃子」。

 その歌詞は「七草なずな、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に、トントン
 ぱたりトンぱたり・・・」という内容。地方で差はあるようですが、どれ
 も「大陸の疫病が日本に来る前に七草を食べて健康に」というニュアンス
 だそうです。「大陸の疫病」は、もちろんインフルエンザ。

 七草粥の2日後の1月9日は、江戸時代の名横綱、谷風梶之介がインフルエン
 ザにかかって亡くなった「風邪の日」。昔から(昔だからこそ)インフルエ
 ンザは冬の脅威だったんですねぇ。今年日本ではノロウィルスが流行って
 ますが、これからの季節、定番のインフルエンザにもご注意下さいませ。


 さて、今号が今年最後の『暦のツボ』となります。
 今年、300号の発行を迎えることができましたのも、『暦のツボ』を
 ご購読して下さる皆様があってこそ。
 本当に感謝、です。
 来年も読者の皆様にとって、よい一年でありますように。

                 (暦.com 酒井 ☆ tsubo@koyomi.com)


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六曜と九星は、暦.com発行の「暦注」カレンダーを参考に記載しています。
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