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日常の法律問題を考えましょう

市民の皆さんは法律に対して実は大変興味を持たれております。そこで「街の法律家」行政書士山本直哉事務所が日常生活に関係ある法律問題を扱います。法律初心者対象に発行しますので具体的にわかりやすく法律問題を説明します。皆様にご愛読頂けましたら幸いです。

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日常の法律問題を考えましょう

2005/11/28

日常の法律問題を考えましょう 「借金問題」
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目次
 (1)はじめに
 (2)日本の消費者金融
 (3)借金と社会問題
 (4)借金問題の法的対処
 (5)最後に 
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(1)はじめに
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いつの世も借金問題は消えてなくなりません。
場合によっては社会的に大きな事件にまで発展します。
場合によっては家庭を崩壊させる離婚問題に発展します。
そこで借金についてお話をしたいと思います。

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(2)日本の消費者金融
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日本の消費者金融などの事情は、おかしいのではないかとの意見がご
ざいます。
それは欧米とくに、ヨーロッパなどでは、利率が一桁台で日本のよう
に二桁になることは少ないというのです。
詳しくは宇都宮健児先生の「消費者金融(岩波新書 ) 実態と救済」を
岩波新書をご覧ください。
日本の消費者金融の特異性が浮き彫りになります。
金融業を営んでいる方には厳しいことが書かれている書物です。

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(3)借金と社会問題
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消費者金融について自己破産・闇金・過剰な取立てが社会問題となっ
て以降、国や都道府県も法律等の改正などで対応しています。
以前より法定上限利率が大幅に下がりましたし、金融業をはじめるた
めの要件などが厳しくなりました。
公共団体も努力はしているかと思います。
しかし相変わらず消費者金融をめぐる問題はなくなりません。
行政書士は債務整理をすることは許されませんので、当事務所では、
借金のご相談頂いた際は、すぐに弁護士をご紹介させてお願いします。
ただひとつ言えることは、借金をしたからといって、債権者から人権
を剥奪されるような扱いを受けるいわれはありません。
消費者金融などの債権者の債務者に対する態度は人権の観点からも許
容できない場合が相変わらずあるようです。
「権利行使と恐喝」などの観点からも法律上の救済が必要と思います。

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(4)借金問題の法的対処
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借金問題はまず弁護士に相談することが一番です。
法律上、一部の司法書士も債務整理など借金問題を扱えるようになり
ましたが、制限などもありますので弁護士が一番だと思います。
法律の詳しい親戚・友人などがいらしても弁護士に依頼した方が、
結局は一番の近道だと思います。
弁護士の選び方は、親しい弁護士がいないならば、弁護士会に紹介し
てもらった方が無難です。
弁護士会が紹介するときは、一般市民では手に入らない情報・風聞を
もとにして弁護士会が弁護士の最低限の色分けをしてくれるはずです。
なお弁護士に依頼して弁護士が動けば、法律上は取立てが止みます。
その後弁護士の判断で、任意整理・自己破産等法的選択肢を提供して
くれるかと思います。
弁護士費用は法律扶助協会にご相談いただくのもいいかもしれません。

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(5)最後に
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借金についての思いもよらない発想をご紹介いたします。
一読した後も私の頭から離れない話があります。ご紹介いたします。
私も消費者金融ではありませんが、奨学金という形で毎月返済をして
いますので、債務者なのですが下記の境地にはなかなか至りません。

「借金には数多くの効用がある。貸した者は、借りた者の長寿と繁栄
を願うだろう。貸した金がフイになっては、一大事だから。どこへ行っ
ても借りた人間のことを褒めるだろう。
(略)
私は一人、債権者は複数である。
その一人に意味ありげな顔付きをすると、その男は自分の件が他の者
より先に返済されるものと早合点して、私の笑顔を現金のつもりにな
って喜ぶ。私はよい気分になる。貸す側よりも借りてしまった側の法
が偉いという気分になる。」
パニュルジュの借金の一部分。下村寅太郎「読書漫録」(二)
ちくま85号より引用

□■著書ご紹介―――――――――――――――――――――――――
【出版社】総合法令出版
【書名】これで納得!会社設立 
【価格】¥1,365(税込)
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□■発行者情報―――――――――――――――――――――――――
【発行人】行政書士 山本直哉
【サイト】行政書士山本直哉事務所
     http://www12.plala.or.jp/naoya-y/ 
     離婚相談・離婚協議書部門
     http://rikon-bumon.kir.jp/
     内容証明作成部門
     http://naiyou.gyosei.or.jp/        
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創刊日:2003-11-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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