億の近道

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億の近道 2018/04/02

2018/04/02

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投資情報メールマガジン                   2018/04/02

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
      (本日の担当:炎のファンドマネージャー)


      ◆コラム「バリュー株礼賛」
      ◆コラム「フラクタルな株価形成を活かす運用」


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【炎よりお知らせ】


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■相場展望
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◆コラム「バリュー株礼賛」


 行き場のないお金がIPO市場に大挙して押し寄せている昨今の株式相場で
すが皆さんの運用成果はいかがでしょうか。
 短期変動の激しいIPO相場についていけない投資家も多いのかも知れませ
んがそうした投資家の皆さんにはバリュー株でお楽しみ頂きたいと思います。


 バリュー株への投資は極端な株価変動はないのでじっくりと楽しむことがで
きる点で良いのですが、それが面白くないと言われる可能性もあってやや限定
した投資手法なのかも知れません。それでもバリュー投資をこよなく愛する投
資家も多く、それを礼賛する声を聞くことがあります。

 ある株式同好会の会長などはとにかくバリューをコアにしてじっくり添い寝
しながら配当を楽しむスタンスで株式投資を楽しんでおられます。

 バリュー株投資は我慢の投資、地味株投資となりがちですが、一定の期間で
動きが見られますので、長期にずっと動かないということはありません。

 配当利回り2.5%以上でPER10倍以下、PBR0.8倍以下、キャッ
シュリッチで業績もそこそこ良いというバリュー株を対象にポートフォリオを
組んで楽しんで頂きますよう7銘柄をピックアップしましたが今回はそのうち
の3銘柄を取り上げさせて頂きます。
 バリュー株好きの皆さんの参考に供したいと思いますので宜しくお願いしま
す。


【バリュー株セレクト3】


1.テノックス(1905・JQ)
 時価1016円 昨年高値1355円 3月期

 下期15円分の配当落ちをした直後ながら比較的堅調な株価推移が見られま
す。
 工事の不具合発生で前期はイレギュラーな業績ダウンがあり、株価は921
円の安値をつけたが、その後は穏健な推移。今期は通常のペースに戻るとの前
提でバリュー株として評価。
 今期予想EPS129円に復活。PERは7.9倍。前期実績BPSは4Q
の業績赤字計上で目減り。PBR0.65倍と推定。配当利回りは2.85%。
 住友商事出身の新たな経営者の下で今期は収益向上を期待。


2.森六ホールディングス(4249・東証1部)
 時価2932円 IPO後高値3450円 同安値2775円 3月期

 昨年12月にIPOした創業350年の日本最古の化学品会社。IPO直後
からいきなりバリュー株となり上値が重い我慢の状況が見られるがリサイクル
炭素繊維に絡む材料性を有す。
 今期予想PER9.3倍、PBR0.76倍、配当利回り2.8%(82円
配当前提)という水準をどう見るか・・。


3.ウエスコHD(6091・東証2部)
 時価397円 昨年高値450円

 7月決算で昨年は4月から7月にかけ300円から450円まで5割の株価
上昇が見られたが今年はどうだろう。岡山地盤の建設コンサルタントで典型的
なバリュー株。
 今期予想PERは10倍、PBRは0.47倍、配当利回りは12円配当を
前提に3%が見込まれる。10円配当だとすれば2.52%。


 このほか日本フェンオール(6870)、フジコピアン(7957)、ナン
シン(7399)、協立エアテック(5997)といったバリュー株をピック
アップしておりますが、それらは次週発行の私の有料メルマガにてご報告の予
定です。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第11回目「株の損は株で取り戻せ!」がアップされました。

 [第11回]「株の損は株で取り戻せ!」
 【YouTube】https://youtu.be/-Cp31qXVVxA
 【ニコニコ動画】http://www.nicovideo.jp/watch/1522379170


 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや話題のRPAホールディングス動向などを5〜6分にまと
めておりますので、ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めております
ので宜しくお願いします。



【炎氏がインタビューアーのマネーボイスのクロスフォー記事】


 炎のファンドマネージャーが土橋社長へ突撃した、クロスフォートップイン
タビューが、マネーボイスに掲載されました!
 ぜひお読み下さい。

「踊る宝石」が起こす一目惚れのイノベーション クロスフォー・土橋社長の
世界戦略

 http://www.mag2.com/p/money/379995


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◆コラム「フラクタルな株価形成を活かす運用」


 株式投資は奥の深い世界だというのは皆さんも十分に理解されているかと思
います。投資する以上はリターンを得るのが目標になりますが、未来のことは
誰しもわからないので、投資には絶えずリスクが伴います。

 それでもリターンを求めての株式投資を続けておられる訳で、このあたりは
銀行に預けていても得られないメリットを享受されて当然のことなのです。


 日本人の多くは銀行に依存して生活をしています。

 株式投資は長い間博打と同様の語られ方をして参りましたが、様々なリスク
を分散しながら運用に努めれば比較的、安全な資産形成ができるということに
多くの投資家は気が付き始めたようにも思います。

 ということで3700もの銘柄が株式市場に上場している中で投資家の皆さ
んはそれぞれに思いをめぐらし、ご縁もあってその銘柄に投資されていること
だと推察されます。

 企業評価を考え、企業の未来を考え、成長期待を先読みしながらの投資を行
って、時には失敗を重ね、時には大変な成果を収めそれぞれに資産形成をなさ
っておられる皆さんがたまたこのメルマガに辿りつき、様々なコンテンツと出
会いながら運用の参考になさって頂いているものと思います。


 さて、本日これから取り上げるのは「フラクタル」というテーマです。

 フラクタルって何?という疑問が最初に湧くかと思いますが、ご存知でしょ
うか。
 過去あったことはまた似たような形で起きる・・。簡単に言えば相似形。
 学問的には幾何学で語られる言葉ですが、株式市場でもテクニカルなチャー
トなどで言われる言葉です。

*WIKIPEDIAより
 フランスの数学者ブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念である。
 ラテン語fractusから。図形の部分と全体が自己相似になっているも
 のなどをいう。


 株価の変動は日常知らない間にフラクタルに形成されていることを知ると、
これを運用に活かせないかと思う訳です。
 これがテクニカルアナリストという立場の人達の発想の原点と言えるのかも
知れません。

 どんな株でもIPOしてから様々な株価変動が続きます。投資家心理や企業
の業績などファンダメンタルズの変化などでうごめく株価は結果としてチャー
トとしてプロットされます。多くの投資家が参考にすることになり相場の方向
性を占う場合のコメントとなって出て参ります。

 最近もまた株価が乱高下し、やれ底割れ相場だ!!日経平均2万円割れだ!!
と叫ばれていますので投資家心理は委縮しがちになりますが、それも過去の株
価形成になぞらえての見通しになります。

 あらゆる相場商品は結果としての価格変動がチャートになって表され、それ
を眺め分析しながら解説を加えるプロがお見えになります。
 高い時に強気をぶつかたもいれば下げた時に弱気を言う方もいます。

 経済評論家の上念司氏はこうした方々に逆神という呼び名をつけて多少揶揄
した言い方をしたりしています。結果として、その強気、弱気の見通しは短期
的には外れることになるのですが、そうした見方が長期では当たったりもしま
す。


 客観的な経験則を蓄積されている若い投資家の皆さんにとってはベテランの
株式評論家の意見になどかまっている暇はないかと思いますが、こうしたベテ
ランの評論家諸氏がフラクタルな株価形成をベースに将来を語ることが多いの
が興味深いところです。

 マクロ経済と日経平均株価の相関関係があるのは当然でしょうが、日経平均
3万円説も1.8万円説も満更ではない見方ではあります。過去の日経平均の
推移にはフラクタルな要素がたくさんあります。
 何しろ過去の日経平均は3.8万円もあったし7500円という水準もあっ
た訳で、その間に小さな変動があってその時々の株価形成がなされてきた訳で
す。

 時価2.1万円にはそれなりの意味があるようで、もしかしたら皆さんの資
産形成にとっては余り意味がないのかも知れません。

 日経平均が3.8万円の時に売って7500円で買い戻せば良いではないか。
または7500円で買って2.1万円で売れば良い・・。などと言ってみても
仕方がない世界です。

 とは言えフラクタルな株価形成があるからこそ、そこに売買の原動力が湧く
ことになります。


 もしかしたらあの時のパターンと一緒だからここは買いなのか・・・。
 もしかしたらあの時の天井のパターンと似ているからここは売りなのか・・。

 などという経験則から来る投資の判断が下されることで相場が変動すること
になるのかも知れません。

 全体相場よりも個別銘柄には一段とそうした経験が生かされることがありま
す。

 過去の類似を求めて高値から1年以上も下落し続けてきた銘柄をピックアッ
プして打診買いを始めた投資家や長期に動かなかった銘柄に待ち伏せ的に仕込
んでこっそり楽しむ投資家もお見えかも知れません。
 また、実際にはフラクタルな株価形成をリアルに再現して仕掛けをする投資
家だってお見えなのかも知れません。

 投資の発想は自己責任の下、原則自由です。美人投票なので市場の潮流を捕
まえるのが先決とすべきか、自らが潮流を作り出すのか投資家のパワー次第で
すが、過去あったことは一定期間を経て再現されるという考えを基に取り組ま
れるのも面白いのかも知れません。

 フラクタルは心理学でも用いられているようですが、図形に留まらず、一定
の業績変動パターンと株価形成においても関連性があって応用が可能だと思わ
れます。

 筆者がよく引き合いに出すテノックス(1905)なども滅多に起きない予
期せぬ工事の不具合で今期の業績を大幅に下方修正(予想経常利益の半分)し
た結果、株価は1000円後半から921円まで一気に売られてしまいました。
 本来なら経常利益が半分となれば株価も半値に落ち込むか心配されたのです
が、そうはならず、結果としては過去のフラクタルなパターンとなって株価形
成がなされました。この場合は昨年11月高値1355円からの下げパターン
に基づく株価形成が順当になされたと言っても良いかと思います。

 一方で920円台で投資した投資家は同社のバリュー価値がベースにはなっ
ているのかも知れませんが、2015年8月の高値913円から2016年2
月安値532円、その後の1年9か月に及ぶ上昇パターンを思い描いたのかも
知れません。

 つまりいずれもがフラクタルな変動をベースに投資家が判断した結果の株価
形成となったと言えます。
 なお、同社の場合、長期的には1991年の高値8700円形成時に対する
株価の位置と収益水準の関係が気になるところです。


 こうした事例は随所に見られます。

 最近では筆者が年初のセミナーでお話したバーチャレクスHD(6193)
が1月に続き3月後半もフラクタルな株価形成となっています。短期的な変動
が周期的に起きるパターンであり、ストップ高後の株価上昇といった心理的な
フラクタルを醸成した動きになっています。
 株価はフラクタルな変動を見せるという認識があれば一定期間ごとに株価の
位置と出来高を確認しておけば面白いという認識ができそうです。


 上場した後の何気ない株価変動は結果としてフラクタルな形のパターンで中
長期の投資判断に活用できそうですのでぜひ皆さんも研究なさってみてはいか
がでしょうか。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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