億の近道

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億の近道 2010/05/13

2010/05/14


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投資情報メールマガジン                   2010/05/13

              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)

     ◆コラム「日本国のアドバンテージ」:街のコンサルタント

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◆コラム「日本国のアドバンテージ」

 「失われた20年と言われているが、日本にはまだまだ優秀な技術がある、
勤勉な労働者がいる、金融機関の傷も浅い、個人金融資産も潤沢でまだしばら
くは債務(国債発行)を自国内で消化できる、これから数年のうちに財政再建
の道筋をつけ、産業振興に努め、税制改革も出来るのなら陽はまた昇るのでは
ないか・・・。」
 これが今、我々が漠然とイメージしている、日本が現在の困難な時期を脱し
て再度浮上するかもしれないと期待する際のストーリーです。

 世界では日本の環境技術を必要としていると言われますし、インフラ整備や
原発、水ビジネスも漸く官民を上げての取り組みが進展してきたようです。迷
走しきっている政治の状況は毎度のこととして一旦忘れ、では、何をキッカケ
として国富の再上昇に繋がるのか、景気が持ち直し、そして雇用が増え、プラ
イマリーバランスが実現し、新しい安心な社会が生まれてくるのかを見たいと、
誰もが望んでいますが・・・可能なのでしょうか。

 前回の「番頭さん」の話の続きになってしまいますが、先日とあるヘッジフ
ァンドの電機関連アナリストから、韓国サムソンや中国の有力メーカーと最近
はどんな話をしているのかを聞く機会がありました。

 彼曰く、ここ1、2年は5年前辺りまでとは様変わりで、韓国や中国系の大
手企業からは「もう日本のハイテクメーカー系の技術で欲しいものは無い」
「これからは素材や材料製品の基礎技術が欲しい」「金は出すから能力のある
技術者を紹介してくれないか」と、こんな話ばかりになっているそうです。
 中には、日本の素材メーカーが持つ要素技術において、高い知識や技能を持
った技術者なら1億でも2億でも出すのでスカウトしたい、安く放置されてい
るのなら会社をまるごと買っても良い、今は特に電池技術が欲しい、それらが
手に入ればもうそれ以上のものは日本に求めるものは無い・・・と断言してい
るそうです。

 そう、十数年前まで優良ハイテク企業を指した「ブルーチップ銘柄」という
言葉は既に陳腐化し、且つソコソコの成長性さえも期待されなくなってきた時
代です。残されたものは素材などの要素技術だけなのかもしれません。

 つい先日は金型のオギハラが中国企業に買収されました。この高度な金型技
術があったからこそ日本の大手メーカーは海外メーカーに対する優位性を維持
できていました。
 ところが、大手自動車メーカーが形振り構わぬコスト削減を重ねていった結
果、資金繰りが厳しくなり、有力な工場を海外企業に手放さねばならなくなり
ました。

 アジアの大手企業からは日本企業を退職した沢山のOB達が高給で誘われて
います。高給とは言え、それまでの(金融機関や商社、大手企業、地方公務員
に比べて)給料の安いメーカーにいた頃より少しだけ高い賃金で。つまり、折
角の能力の高い人材が日本では安く使われた揚句に早期退職勧奨により(無念
さを胸に)会社を去っています。
 要素技術(基幹技術)を持った人材や会社が、わずか数百万円ほど高い年俸
や、数十億円か百億円ほどで売りに出されてしまうことによって、年商20兆
円(関連企業を含めればその倍以上?)のトヨタ自動車をはじめとした日本の
有力企業が競争力を失い、没落してしまう懸念がある訳です。「技術があるか
ら」などとノンビリしていられません。

 上場企業でも貴重な技術を持った会社で、毎年ちゃんと利益を出しているに
もかかわらずPBR1倍以下の銘柄がゴロゴロしています。メーカーがひしめ
く国内競争で体力を消耗し、幾ら良い製品を作っても安く買い叩かれ、そして
既得権者達がいつまでも決断できないうちに高技術を持ちながらも企業体力が
落ち、株価も下がり、いい加減下がったところで海外企業に買収されてしまう。
 鉄鋼メーカーなども、いつまでも国内基準の規制で縛り続けることで、原料
の価格交渉力は見るも無残な状況です。

 子育て、教育、企業育成、規制緩和、税制改革・・・大事な施策が先送りさ
れ続け、目先の票のために、政治家個人の政治生命を維持する目的のためにバ
ラマキだけが続けられ、そして国力が衰退し続けています。

 今やるべきことは、国民の金を郵貯で吸収して国債(歳出)に振り向けるな
どという目くらましをすることではなく、まずは将来の日本のグランドデザイ
ンを示し、国の無駄を徹底的に排除し、その上で自信を持って増税を説ける政
治をすることのはずです。

 ユーロ問題が沈静化してくれば、漸く海外が金利を引き締める素地が出来て
きます。その過程で、どこかで堰を切ったように日本の市場に金が流れ込んで
くる時期があるのではと期待しています。これからの数年間が日本再建の最後
のチャンスです。
 その時のためにも一刻も早く、投資環境の整備、産業活性化への施策を進め
ていって欲しいと願っています。政治家の為の政治、政局の為の政治はもうウ
ンザリです。

(街のコンサルタント)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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  • 名無しさん2010/05/14

    5月13日、最高でした。

    (初めて、コメントを書こうと思いました)皆が読む新聞、皆が見るTVで目にしたら、皆が皆、いろいろ考えるかもしれません。政権は腐敗するものだったとか?

  • 名無しさん2010/05/14

    強く同意します。