経営

〜ビジネスに効く!〜 『言葉のお薬』

たった一言でも、人を幸福の絶頂にすることもできれば、不幸のどん底まで落とすこともできます。この違いはビジネスにおいては決定的です。『ビジネスに効く!言葉のお薬』では、言葉の悩みに毎週答えていきます。

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言葉のお薬 [2007/05/22] 言葉は心を伝えるツール

2007/05/22



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         〜ビジネスに効く!〜 「言葉のお薬」
           http://www.ohanashi.co.jp/mm/

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                     2007/05/22号 読者数:5,099

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 「言葉のお薬」は、日本話し方センター創業者、所長江川ひろしの
 「心」を継承していく隔週火曜日発行の週刊メールマガジンです。
 ビジネスにおける効果的な「言葉」の使い方を一緒に考えていきましょう。
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■ 「話はテクニックではなくハートだ」
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私は、お客様との交渉や会議での発言で、話し方のテクニックを覚えればもっ
と楽に、あるいはもっと良い成績がだせるようになると思っておりました。

話し方教室に参加して最初にお聞きしたのは「プラス積極思考をしよう」「あ
いさつの大切さ」などの精神面の話が中心でした。
“これはちょっと違うかな”と思いましたが、テキストを見るとテクニック面
も書いてありましたので参加させていただくことにしました。

2回目以降は、テーマの選び方や自分を印象づける自己紹介の仕方など、テク
ニック面のウエイトが高くなっていきました。それは初めに自分が求めていた
ことでしたが、講義が進めば進むほど、なぜか精神面の内容が気になってきま
した。何か引っかかるのもがあったのです。

そこで、日ごろの職場でのことを振り返ってみました。すると“相手に自分の
言いたかったことが素直に伝わっていないのではないか“と思ったのです。

私の職場は普段みんなスーツを着ていません。思い思いの格好をしています。
まれにきちんとスーツ・ネクタイ姿をしているときがあります。

「今日はスーツですか」
「はい、お客様のところに行くので・・・」
と返事が返ってそれで会話が終わってしまいます。私は心の中では「似合うな」
と思いつつも、言葉に出して言うことはありませんでした。
そのときに「きまっているね。それならいけるよ・・・しっかりな・・・」と
ひと言声をかけていれば、相手は気持ちよく出かけられ、お客様との商談もよ
りスムーズに運ぶのではないでしょうか。

日常のなにげない会話のなかでこそ、言葉をだす前の心がけひとつで、聴く人
の心に強く響く言葉になることを実感いたしました。

今まで考えてもみなかった「ことばの前に心あり。ことばの後に行動あり」を
気付かせていただきました。

  (平成19年3月『話し方教室』修了式成果発表コンクールより一部抜粋)


■ 今日のポイント「言葉は心を伝えるツール」
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ある会社の専務さんの話をご紹介します。
その方は大のお茶好きで、毎日会社で飲む日本茶も銘柄にこだわるほどでした。
ある夏の日、秘書の女性にいつものようにお茶を持ってくるように頼みました。
ところが、10分たっても、20分たってもいっこうにお茶は出てきません。
30分待ったところで、とうとうしびれを切らせて、もう一度頼みました。と
ころが頼んだ秘書は、ずーと席を外しているというのです。
専務さんはイライラしながら、きっと彼女は自分のお茶のことなどすっかり忘
れて、ほかの人から頼まれた仕事をしているのではないかと考えていました。

一時間ほとたち、やっと秘書がお茶を持って現れました。専務さんはつい、
「今ごろなんだ! もうお茶はいらん!」と怒鳴ってしまいました。
すると彼女は半分泣き顔になり、
「申し訳ありません。専務のお好きな銘柄のお茶が切れていましたので、買い
に出かけましたところ、いつものお店でも品切れでしたので、隣町まで行って
おりました。遅くなってしまいました」
「なに、隣町まで買いに行ったのか?」
専務さんはおどろきました。

その会社は工場団地にありますので、近隣にはほとんどお店もなく、隣町へは
20分も歩かなければなりません。秘書はわざわざ一杯のお茶のために往復4
0分も真夏の炎天下を歩いて隣町に行ってきたのです。
「怒鳴ってすまなかった。そこまでしてくれたお茶なら味は格別だろう。どう
もありがとう」と言って、専務さんは美味しそうに飲み干しました。

一杯のお茶のためにそこまでしてくれる秘書をお持ちとは、なんと幸せな方で
しょう。普通だったら、近所の店になければ、適当な銘柄を買ってすませてし
まうところでしょう。

一方でこの秘書の方も、専務さんの怒鳴られたとき、きちんと自分の行動を説
明せずに何も言わなければ、彼女の苦労は水の泡だったのです。言うべきこと
はきちんと言う、ということが大切なのです。

この話のように、相手を思いやって、その人の気持ちになってみると、おのず
とそれをねぎらう気持ちや感謝の言葉が出てくるのではないでしょうか。
人を思いやる優しい気持ちが、優しい言葉をかけるということなのですから。

人に感謝したり、優しい言葉をかけるのがどうも苦手という方は、もしかした
ら口先だけで言おうとしているのではないでしょうか。

相手を思いやる心や気持ちがないのに、優しい言葉を使えるはずはありません。
また、無理に言ったとしても、どこかしらじらしく聞こえるものです。
相手の気持ちを理解して初めて、心からの言葉になるのではないでしょうか。
気持ちがあって初めて言葉がでるのです。


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■編集後記
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先日「ほめ言葉の使い方」について取材をしていただきました。
6月に発売される「OLブック」に載せていただけるそうです。

ほめ言葉は良い人間関係を作っていくための潤滑油であることや、ひと言の
ほめ言葉が一生の運命まで変えてしまうほど力のあること、ほめ言葉を使うと
きに気をつけるポイントなどをお話いたしました。

そして、終わりに「ほめ言葉+ありがとう」ということをお願いいたしました。
ほめ言葉を使うだけでなく、「あなたのお陰で私まで気持ちよく過ごせるのは
・・・」という感謝の気持ちをこめて「ありがとう」という言葉をたくさん使
っていただきたいな・・・と願いをこめてお話いたしました。
それは自分に対する戒めでもありました。

今週もよいときをお過ごしくださいますように・・・ありがとう存じます。

                    日本話し方センター 島田 浩子


*次回の配信は6月5日になります。

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