文学

春・第二集

春を題材にした短編小説集です。第一集は、
「私」と言う架空の人物を主人公にするのに対し、この第二集は、主人公を三人称の形で語る
作品をお送りする場とします。

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春・第二集・第一話(3)

2004/12/15


(続きです)




                 春・第二集・第一話




                     3




     考えてみれば、彼が、それまで、この事をはっきり意識してゐなかった
    事は、不思議であった。それを、彼が、この春、意識する様に成ったのは、
    彼が、少しではあったが、年を取ったからかも知れなかった。
     しかし、理由はともかく、彼は、今、その事を意識する様に成ったのだ
    った。そして、自分の仕事について、今までと少し違ふ気持ちを持つ様に
    成ったのであった。

                                 (続く)




    平成16年12月15日(水)










                       西岡昌紀(にしおかまさのり)

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創刊日:2003-04-30  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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