文学

桜・第一集

桜にまつわる短編小説集です。今お送りしているのは、無実の罪で牢に入れられた罪人とその罪人を牢に入れた領主の物語です。

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桜・第一集・第二話(4)

2006/09/07




           桜・第一集・第二話




               4




     落武者は、自分の目を疑った。それほど、そ
    こに広がる桜は、見事だったのである。落武者
    は、自分が、その満開の桜の光景の中に居る事
    に気が付いたのであった。
    「夢を見てゐるのか?」と、落武者は思った。
    だが、それは夢ではないのだった。落武者は、
    馬の背中に乗ったまま、その満開の桜の中を
    岸に沿って進んだ。

                    (続く)



    平成18年9月7日(木)







             西岡昌紀(にしおかまさのり)

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創刊日:2002-04-01  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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