社会・社会学

医学雑誌から

内科医のメルマガです。内外の医学雑誌から、私が気に成った記事や論文を紹介します。今回取り上げるのは、イギリスの医学雑誌British Medical
 Journal(BMJ)2005年1月22日号に掲載された、或る悲しいニュースです。

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医学雑誌から(3)

2006/06/12


(続きです)




     Bush vs Kerry:health is a cri−
     tically decisive issue

    (The Lancet Vol.363. Number9424
     June5, 2004, p.1837, editoril)




                    3




     続きです。



      The problems facing the US he−
     alth system are not new but ha−
     ve grown more acute. The cost of
     the system, already by far the
     most expensive in the world, co−
     ntinues to spiral upwards. Driv−
     en by increasing demands for ex−
     pensive, high−technology care, 
     high administrative costs, and 
     an aging population, health−care
     inflation in the USA is running 
     at an annual rate of more than
     7%, far outstripping the countr−
     y’s overall rate of 1−2%. Ameri−
     cans now spend about $1.4 trill−
     ion a year on health care, roug−
     hly 14% of gross domestic produ−
     ct.
 
     (Bush vs Kerry:health is a crit−
      ically decisive issue.
      The Lancet Vol.363, Number9424
      June5, 2004, p.1387, editorial)


     訳:アメリカの医療システムが直面する諸問題は、新しいものではな
       い。しかし、それらは、より切迫した状況に至ってゐる。現在、
       既に、飛びぬけて、世界最高の額である医療費は、うなぎ登りの
       上昇を続けてゐる。増大する高額なハイテク医療への需要や高い
       行政の費用、そして、老齢化する人口構成によって、アメリカの
       医療インフレは、この国の1%から2%と言ふ全般的な率を大き
       く上回り、年率で、7%を越える勢いで続いてゐるのである。
       アメリカ人は、今や、年に1兆4千億ドルを医療に費やしてゐる
       が、これは、GDPのおよそ14%に匹敵するものである。




     アメリカが、いかに巨額の医療費を費やす国であるかが、お分かり頂ける
    と思ひます。

                                  
                                  (続く)




    平成16年7月21日(水)













                       西岡昌紀(にしおかまさのり)

                http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=doctordog

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創刊日:2004-06-12  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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