文学

日々雑感

内科医のエッセイです。思いつくままに、医療、医学、科学、社会、政治、芸術、自然、文化、食べ物、本、昔の思い出、などについて語ります。

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日々雑感(53)

2007/05/10


(続きです)




                 5月8日に思ふ




                    16




     又、ポーランドに侵攻した翌年、ドイツは、ソ連に電撃的に侵攻し
    ますが、ヒトラーが、何故、このソ連侵攻を決断したか?と言ふ問題
    について、1990年代に入ってから、或る説が論じられて居る事を
    付言しておきます。それは、冷戦後のロシアから提起された説で、そ
    れに依れば、ヒトラーがソ連侵攻を決断した理由は、実は、その直前、
    スターリンが、ドイツと西欧に電撃作戦を行なおうと計画し、それを
    察知したヒトラーが、先手を打たざるを得なく成ったのだ、と言ふの
    です。−−こんな驚くべき説が、ヒトラーに攻撃された側のロシアか
    ら出て来たのです。
     これは、現時点では、まだ、一つの説ですが、この説には、文書を
    含めて、色々な根拠や傍証が有り、真実だとすれば、1939年のド
    イツのポーランド侵攻のみならず、1940年のドイツのソ連侵攻も、
    ただ一方的に、「ドイツの侵略」と呼ぶ事は出来無いのではなく成る
    事は、明らかです。−−こうして、冷静に考えて行くと、一体、ヨー
    ロッパにおける第二次世界大戦の勃発は、誰の責任だったのか?本当
    に、ドイツだけが一方的に罪を負うべき事だったのか?・・・問はず
    には居られなく成ります。皆さんは、その問ひに、どうお答えに成ら
    れるでしょうか?

                               (続く)




    平成17年5月8日(日)










                     西岡昌紀(にしおかまさのり)

         http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=marcopolo1995011

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創刊日:2003-04-05  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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