金融・保険

アクティブ・シニア・クラブ

リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな!中高年サラリーマンよ。国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を社会保険労務士&行政書士の國井正が伝授します。

全て表示する >

アクティブ・シニア・クラブ

2009/12/14

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

アクティブ・シニア・クラブ2(兼業起業家への第一歩)

――NO.56――――――――――――――――――――――――――――

「リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな!中高年サラリーマンよ。

国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法と会社員のまま

で事業主になる方法を社会保険労務士&行政書士の國井 正が教えます。」

――――――――――――――――――――――2009/12/14――

社会保険労務士&行政書士の國井 正です。


このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。

定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思い

ますが、それでは準備が遅れます。

また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれません

が、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事

の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方が

うまく軟着陸できるはずです。

在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得

の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付され

ます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレ

ンジしましょう。

今回も、兼業起業家への第一歩としてサラリーマン時代に準備することに

ついてお話いたします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「兼業起業家への第一歩」シリーズ創刊号 第56回

その1 サラリーマン時代に準備すること

<その6 退職金・年金活用 その3 年金の活用 その1 公的年金>

今回も年金の活用のなかで公的年金・私的年金の活用について説明します。

今回は、国民年金の第2号被保険者である厚生年金保険(厚生年金という)

について解説いたします。


1.厚生年金とは


厚生年金とは、国民年金に上乗せする報酬比例の年金であり、厚生年金が

適用される事業所に勤めるサラリーマンが加入します。


厚生年金に加入している会社、工場、商店、船舶など(適用事業所)に常

時使用される70歳未満の方は、国籍や性別、年金の受給の有無にかかわ

らず、厚生年金の被保険者となります。


「常時使用される」とは、雇用契約書の有無などとは関係なく、適用事業

所で働き、労務の対価として給料や賃金を受けるという使用関係が常用的

であることをいいます。


株式会社などの法人の事業所は厚生年金の適用事業所となります。また、

従業員が常時5人以上いる個人の事業所についても、農林漁業、サービス

業などの場合を除いて厚生年金の適用事業所となります。


2.厚生年金の保険料


厚生年金の保険料は、総報酬制として毎月の給与(標準報酬月額)と賞与

(標準賞与額)に共通の保険料率をかけて計算されます。保険料率は平成

17年9月以降毎年9月に引き上げられ、平成29年9月からは固定され

ます。


(1)標準報酬月額

厚生年金では、加入者が受け取る給与(基本給のほか残業手当や通勤手当

などを含めた税引き前の給与)を一定の幅で区分した報酬月額に当てはめ

て決定した標準報酬月額を、保険料や年金額の計算に用いています。現在

の標準報酬月額は、1等級(9万8千円)から30等級(62万円)まで

の30等級に分かれています。


(2)標準賞与額

標準賞与額とは、実際の税引き前の賞与の額から1000円未満の端数を

切り捨てたもので、150万円を超えるときは150万円とされます。


(3)保険料の納め方

保険料は、加入者と事業主とが半分ずつ負担することになっています。事

業主は毎月の給料または賞与から保険料を差し引いて翌月の末日までに納

めることになっています。


3.厚生年金の給付内容


厚生年金の給付は、被保険者の老齢、障害または死亡という事由に対して、

次のような給付を行うこととしています。


被保険者は老齢となったときは、老齢厚生年金、障害状態となったときは、

障害厚生年金または障害手当金、死亡したときは、遺族厚生年金が支払わ

れます。


なお、厚生年金は、昭和61年からの基礎年金制の導入により、国民年金

から支給される基礎年金(1階部分)の上乗せ給付(2階部分)を受け持

つこととなりました。


次回は、厚生年金の個別の給付内容などについてお話します。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆編集後記

民主党のマニフェストに掲げられていた雇用保険の適用基準となる雇用の

見込み期間を現在の「6カ月以上」から「31日以上」緩和することと保

険料を納めたにもかかわらず、手続き上の問題で未加入扱いになった人の

遡及期間を現在の「2年まで」から「2年超」に延長する雇用保険改正が

労働政策審査会で検討されています。


非正規労働者を救う目的であり、救済期間の延長は問題ないと思いますが、

雇用保険の加入基準見直しよる雇用保険特別会計の収支は、年1512億

悪化する見通しであり、新たに255万人が被保険者になるとしています

が、財政的には厳しいものがあります。


さらに来年は雇用保険の保険料率(労使折半)を賃金の0.8%から1.

2%へ引き上げることがおおむね了承されており、保険料が0.4%上が

ると、月収30万円の保険料は、月2400円から3600円に増えます

ので、このうち家計の負担増は600円となります。このように会社や個

人にも負担を増やすことに抵抗がある上に、国庫負担も増やす予定であり、

果たして基準緩和も同時に行うか厳しい状況です。


本来は、すべての労働者に雇用保険を適用することが理想的ですが、問題

は給付水準にあります。現在の雇用保険では、解雇などがない一般に場合

は、加入期間1年未満では基本手当は支給されません。また1年以上10

年未満までは、90日と区分の期間が長く、約10年単位で日数が決めら

れています。1年と10年が同一の日数という考え方も今回見直する必要

があるのではないでしょうか。


加入基準や保険料ばかりが検討材料となっていますが、給付面の見直しも

含めて検討が必要であると思います。


<最近の出筆活動>

スタッフアドバイザー「会社契約の保険実務」の連続掲載

http://www.staffad.com/

今年度4月号からスタッフアドバイザー(税務研究会発行)では、NPOの

セカンドライフ検定のQ&Aを活用して「アクティブセカンドライフへの

道」として毎月記事を掲載していただいております。また10月号より小

職が記事を担当する「会社契約の保険実務」がスタートしました。10月

号では「火災保険」について、12月号では「所得保障保険、法定外補償

保険」について記事を書いています。ぜひご覧ください。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆メールマガジンに関するご意見、ご相談は、こちらへどうぞ!

メールによるご相談は原則として初回は無料です。(2回目以降は相談内容

により決めさせていただきます。)

総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス
mail : kuni-con@dg7.so-net.ne.jp

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆NPO「アクティブ・シニア・クラブ」からのお知らせ


◇第2回セカンドライフ・アドバイザー養成講座&認定試験◇


来年もセカンドライフ・アドバイザーを養成する講座を開催しますので、

ぜひ下記のNPOのホームページのセカンドライフ・アドバイザー養成講

座&認定試験の資料ダウンロードから申込用紙を印刷してFAXにて申込

をしてください。

NPO「アクティブ・シニア・クラブ」

http://www.asc.vc


◇東京都地域中小企業応援ファンド第1号に認定◇

小職が理事を務めるNPOアクティブ・シニア・クラブの「セカンドライフの達人講座」

の事業が、東京都中小企業振興公社の「東京都地域中小企業応援ファンド」の第

1号に選ばれました。


公社では、今年度より地域の魅力向上や課題解決に取り組む意欲とアイデアに溢

れた中小企業等の事業に対して「東京都地域中小企業応援ファンド」事業を開始

し、今回第1号として14事業を決定しました。


今回の事業テーマは「セカンドライフ達人講座の構築」で、内容は「中高年齢の

方々が定年退職し、充実したセカンドライフを過ごすために必要となる法律的な

知識、資産運用、健康・介護に関する情報等を、1冊の本、数時間の講座という

コンパクトな形で広く浅く理解するためのツールを提供する」ものです。


またこの講座を体験していただくために「セカンドライフ検定」の本を出版し、そ

の本を購入していただければ、WEBによるセカンドライフ検定(3級、2級、1級)

が受験できるようになっています。


ぜひ下記ホームページから「セカンドライフ検定」の本を購入してください。

セカンドライフ検定

http://www.seclife-kentei.com/


◇NPOシルバー会員(無料会員)◇

シルバー会員は、無料で登録することが可能であり、メールによる相談も

受け付けます。またNPOとしてもメールマガジンを発行していますので、

ぜひ下記のホームページからご登録下さい。


NPO「アクティブ・シニア・クラブ」
http://www.asc.vc


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

発行:総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス
   社会保険労務士 行政書士  國井 正

HP:http://kuni-con.com/ 
Mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp
このメールマガジン転送はOKですが
掲載された記事の内容を許可なく転載する
ことを禁じます。 © Copyright ―2009 Tadashi Kunii
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇構成◇

<サラリーマン時代に準備すること>
1.自分の得意分野発見
2.資格取得方法
3.再雇用制度の確認
4.雇用保険・健康保険制度
5.在職老齢年金と助成金活用
●6.退職金・年金活用
7. 定年後のライフプラン作成

<いよいよ起業!会社員兼務の事業主>
1.起業家講座への参加
2.法人設立方法
3.法人設立のメリット・デメリット
4.個人事業主のメリット・デメリット

<定年後も兼業起業家>
1.嘱託再雇用と個人事業主
2.契約社員再雇用と個人事業主
3.嘱託再雇用と会社社長
4.契約社員再雇用と会社員

<完全独立後も安定と成長>
1.資産運用ビジネス
2.様々な法人形態を活用
3.生涯のライフワーク

以上の順番で発行していきます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス
社会保険労務士&行政書士  國井 正
HP::http://kuni-con.com/
E-mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-02-02  
最終発行日:  
発行周期:週一回発行  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。