金融・保険

アクティブ・シニア・クラブ

リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな!中高年サラリーマンよ。国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を社会保険労務士&行政書士の國井正が伝授します。

全て表示する >

アクティブ・シニア・クラブ

2009/02/09

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

アクティブ・シニア・クラブ2(兼業起業家への第一歩)

――NO.12――――――――――――――――――――――――――――

「リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな!

中高年サラリーマンよ。

国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を

社会保険労務士&行政書士の國井 正が教えます。」

――――――――――――――――――――――2009/ 2/ 9――

社会保険労務士&行政書士の國井 正です。

このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。

定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思い

ますが、それでは準備が遅れます。

また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれません

が、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事

の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方が

うまく軟着陸できるはずです。

在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得

の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付され

ます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレ

ンジしましょう。

今回も、兼業起業家への第一歩としてサラリーマン時代に準備することに

ついてお話いたします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「兼業起業家への第一歩」シリーズ創刊号 第12回

その1 サラリーマン時代に準備すること

<その4 雇用保険制度 定年退職後の手続き その6>


雇用保険は、在職中には受給ができませんので、定年後に受給することにな

りますが、その準備は退職前から必要です。その手続きについてお話いたし

ます。


1.再就職が決まった時の手続きは

前回までで基本手当が実際に支給されるまでの手続きについては、理解して

いただいたと思いますが、実際に再就職がめでたく決まった場合は、どうよ

うな手続きが必要なのか、解説いたします。


実際に再就職先が決まれば、非常に嬉しいのですが、反面では基本手当は最

後までもらいたい気持ちがあり、複雑ですね。またハローワークには、再就

職が決まれば、すぐに報告する必要がありますが、報告すれば、その日から

基本手当が打ち切りになるのでしょうか。


結論から言いますと、再就職が決まっても、すぐに基本手当が打ち切りにな

るわけではありません。基本手当の支給は、就職内定日の前日までではなく、

原則として入社日の前日まで支給されることになっているからです。


ただし、入社日の前日まで基本手当を受給するには、就職日から数えて2回

目の認定日の前日までに、手続きをする必要があります。事前に「採用証明

書」を再就職先の会社から証明してもらい、「受給資格者証」と「失業認定

申告書」を添付してハローワークに提出します。


2.早めに再就職すると「再就職手当」が受給できる

入社日の前日まで基本手当が支給されるのであれば、入社日を遅らせてもら

って少しでも多く基本手当をもらう方が得でないかと思いますが、実は早く

就職することができれば、残した所定給付日数(支給残日数)に応じて「再

就職手当」が支給されます。


現行では、支給残日数の30%が支給されますが、下記の条件に当てはまら

なければなりません。

・再就職の前日に、基本手当が45日以上、かつ所定給付日数の3分の1

以上残っていること。

・1年を超えて引き続き雇用されることが確実であると認められる職業につ

くか、または事業を開始したものであること。

・離職前の事業主に再び雇用されたものでないこと。

・「待期」が経過した後に就職し、または事業を開始したものであること。

・給付制限を受ける者で待機の満了後1ヶ月間については、職業安定所ま

たは職業紹介事業者の紹介により就職したものであること。

・就職日前の3年間に再就職手当、または常用就職支度金の支給を受けてい

ないこと

・再就職手当を支給することが受給資格者の職業の安定に資すると認められ

るものであること。

・原則として、適用事業の事業主に雇用され、被保険者資格を取得している

こと。

・再就職手当の支給の要否に関する調査を行う際、当該事業所を離職してい

ないこと。


以上からすると、大前提になるのは「就職日の前日における支給残日数が所

定給付日数の3分の1以上かつ45日以上あること」であり、所定給付日数

180日の方であれば60日以上、90日の方は45日以上残っていないと

支給はされません。


また「支給残日数」の計算も注意が必要です。会社都合で退職して所定給付

日数が330日ある方が、退職した後の受給手続きが遅れたケースでは、実

際の所定給付日数が1年間の受給期間に収まらないケースもでてきます。

その場合には実際に基本手当の受給が開始された日から、離職日から1年の

受給期間の最後の日までが実際の所定給付日数となります。そうなると支給

残日数の計算も違ってきますので、注意してください。


さらに給付制限を受けた方が、待期後の1ヶ月以内に就職した場合は、ハロ

ーワークかハローワークに認定を受けている職業紹介業者からの紹介で就

職しないといけないという条件がありますので、早期の再就職は注意してく

ださい。


次回も、ハローワークでの手続きについてお話します。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆編集後記

日本経済新聞社が、3月に決算を迎える上場企業972社の業績予測による

と、全産業では売上高が前期より6%減、経常利益が62%減る見通しであ

り、32のすべての業種が減益か赤字になる見通しです。


特に、2009年1月〜3月期の落ち込みが激しく、2008年10月〜1

2月期まで黒字を確保していた企業も一気に赤字になる見通しです。


このような状況では、非正規社員のリストラだけでなく、正社員のリストラ

や賃金のカットなど大企業を中心に行われることは確実ですので、4月以降

も不安が広がっています。


そこで企業は思い切って総労働時間を短縮して、雇用を確保してもらうこと

も必要になってきます。この機会に会社人間を脱却し、資格取得や兼業がで

きる仕事を見つける時間に充てては如何でしょうか。将来のリストラに備え

て自力で生活していける力をつけようではありませんか。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆メールマガジンに関するご意見、ご相談は、こちらへどうぞ!

メールによるご相談は原則として初回は無料です。(2回目以降は相談内容

により決めさせていただきます。)

総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス
mail : kuni-con@dg7.so-net.ne.jp

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆NPO「アクティブ・シニア・クラブ」からのお知らせ

◇NPOシルバー会員(無料会員)◇

シルバー会員は、無料で登録することが可能であり、メールによる相談も
受け付けます。またNPOとしてもメールマガジンを発行していますので、
ぜひ下記のホームページからご登録下さい。

NPO「アクティブ・シニア・クラブ」
http://www.asc.vc


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

発行:総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス
   社会保険労務士 行政書士  國井 正

HP:http://kuni-con.com/ 
Mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp
このメールマガジン転送はOKですが
掲載された記事の内容を許可なく転載する
ことを禁じます。 © Copyright –2008 Tadashi Kunii
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇構成◇

<サラリーマン時代に準備すること>
1.自分の得意分野発見
2.資格取得方法
3.再雇用制度の確認
●4.雇用保険・健康保険制度
5.在職老齢年金と助成金活用
6.退職金・年金活用
7. 定年後のライフプラン作成

<いよいよ起業!会社員兼務の事業主>
1.起業家講座への参加
2.法人設立方法
3.法人設立のメリット・デメリット
4.個人事業主のメリット・デメリット

<定年後も兼業起業家>
1.嘱託再雇用と個人事業主
2.契約社員再雇用と個人事業主
3.嘱託再雇用と会社社長
4.契約社員再雇用と会社員

<完全独立後も安定と成長>
1.資産運用ビジネス
2.様々な法人形態を活用
3.生涯のライフワーク

以上の順番で発行していきます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス
社会保険労務士&行政書士  國井 正
HP::http://kuni-con.com/
E-mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-02-02  
最終発行日:  
発行周期:週一回発行  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。