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リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな!中高年サラリーマンよ。国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を社会保険労務士&行政書士の國井正が伝授します。

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2006/01/09

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アクティブ・シニア・クラブ
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「リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな!
中高年サラリーマンよ。
国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を
社会保険労務士&行政書士の國井 正が伝授します。」
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社会保険労務士&行政書士の國井 正です。
政府は、社会保険庁から年金業務を引き継ぐ新組織の名称を「ねんきん事業
機構」とすることが決まりました。

この機構は、国家行政組織法上の「特別の機関」となり、新組織の大枠が決
まり、通常国会で法案が成立すれば、新組織は平成20年10月に発足する
予定ですが、法的には現在の社会保険庁との違いはほとんどなく、職員も公
務員のままで移行するとすれば、看板の掛け替えになる可能性が十分ありま
す。

政府や与党では、当初は民営化や独立行政法人への移行も検討されたが、厚
生労働省が巻き返し、同省の外局での再出発を検討しましたが、3000人
の職員が年金情報をのぞき見していたことが判明し、外局では国民の批判に
耐えられないと判断されて、特別の機関に落ち着いたようですが、外局と特
別の機関では、ほとんど変わりはないのが現実です。

新組織では、有識者で構成する「年金運営会議」が意思決定機能を持ちます
が、人選によってはNHKの経営委員会のように飾り的な存在になる可能性
もあり、本当に機能するかは未知数です。

また今年は、年金の納付率を高めるために、昨年の年金未納者の3万100
0人の4倍強の14万人に対して強制徴収を行うとしていますが、この強制
徴収だけでは、納付率を目標の80%に高めることは到底、無理ですので、
抜本的な改革が必要です。

この状況の中で、今回の新組織案では、いい組織になるか疑問です。

今回は、労災保険の傷病補償年金および傷病年金について、お話しいたしま
す。

◇◇◇◇第101回 いよいよリストラ!準備はできているか?◇◇◇◇
その4 労災保険の仕組を知ろう!<傷病補償年金および傷病年金>

<1>傷病補償年金と傷病年金の給付内容

傷病補償年金または傷病年金は、労働者の業務上又は通勤による負傷又は疾病
の療養開始後1年6カ月を経過した日、またはその日以後において、当該負傷
または疾病が治らず、それによる障害の程度が労災保険法施行規則別表第2の
傷害等級に定める傷病等級に該当し、その状態が継続している場合に、その障
害の程度に応じて支給され、給付の内容は次表のとおりです。 

したがって、療養開始後1年6カ月を経過しても、その障害の程度が傷病等級
に該当しない場合には、傷病補償年金又は傷病年金は支給されず、休業補償給
付または休業給付が、引き続さ支給されることとなります。

なお、傷病補償年金または傷病年金が支給されることとなった場合には、その
労働者に対して、従来行われていた療養補償給付または療養給付は継続して行
われますが、休業補償給付または休業給付は支給されなくなります。

また、この傷病補償年金または傷病年金の支給については、他の年金の場合と
同様に、毎年2月、4月、6月、8月、10月、12月の6回に分けて支給さ
れます。

傷害等級 第1級     傷病の状態が継続している期間1年につき
            給付基礎日額の313日分
傷害等級 第2級    傷病の状態が継続している期間1年につき
            給付基礎日額の277日分
傷害等級 第3級    傷病の状態が継続している期間1年につき
            給付基礎日額の245日分

<2>特別支給金

1.傷害特別支給金

傷病特別支給金は、傷病補償年金または傷病年金の受給権者に対して支給され
る一時金です。その額は、次の表に掲げるとおりです。

傷害等級 第1級     特別支給金額 114万円
傷害等級 第2級    特別支給金額 107万円
傷害等級 第3級    特別支給金額 100万円

ただし、傷病特別支給金は、障害特別支給金の前払い的性格を有するものであ
ることから、次のような調整が行われます。

傷病特別支給金を受給した労働者の負傷や疾病が治り、身体に傷害が残ったこ
とにより障害特別支給金を受けることになった場合は、その障害特別支給金の
金額がすでに受けた傷病特別支給金の金額を超えることになった場合は、その
差額を障害特別支給金として支給されます。

2.傷病特別年金

ボーナスなどの特別給与を算定の基礎とする傷病特別年金は、傷病補償年金ま
たは傷病年金の受給権者に対して支給され、その額は、次の表に掲げるとおり
です。

傷病等級 第1級   算定基礎日額の313日分
傷病等級 第2級   算定基礎日額の277日分
傷病等級 第3級   算定基礎日額の245日分

傷病特別年金を受ける労働者の障害の程度に変更があり、他の傷病等級に該当
することとなった場合には、その新たに該当するに至った傷病等級に応ずる傷
病特別年金が支給されます。

次回からは、介護補償給付および介護給付についてお話いたします。


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<年金財政逼迫!自分の年金は大丈夫か?>
1.年金制度改革とは?
2.年金の種類は?
3.老齢給付
4.障害給付
5.遺族給付
6.年金と税金
7.年金改正のすべて(号外)

<いよいよリストラ!準備はできているか?>
1.助成金を活用して資格を取ろう!
2.雇用保険の仕組みを知ろう!
3.健康保険(含む介護保険)の仕組みを知ろう!
●4.労災保険の仕組を知ろう!
5.個人事業主のメリット・デメリットを学ぼう!

<どっこい会社は辞めないぞ!生き残る方法は?>
1.パワハラに負けるな!労働者の権利を主張しよう!
2.ウィークエンド企業家を目指そう!
3.妻を社長にして会社を立ち上げよう!
4.定年後の再雇用制度を活用しよう!

<いっそのこと独立してやる!その方法は?>
1.雇用・能力開発機構や商工会議所の創業セミナーを活用しよう!
2.助成金・最低資本金特例・NPOを活用して会社を設立しよう!
3.国や国民生活金融公庫などの融資を活用しよう!

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創刊日:2004-02-02  
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