音楽

中高年のためのギター教室

伊勢市でコンサート活動をささやかに続けています。中高年向けの講座風メールマガジンです。「ずっとクラシックギターを弾いていきたい」という方はぜひご購読を!

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中高年のためのギター教室

2014/12/17

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 <メールマガジン>     中高年のためのギター教室(11)

 発行者;広垣 進(伊勢市) 第1、第3水曜配信
 ホーム http://www.amigo.ne.jp/~hiro7167/
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9.テンポとリズムの問題

1)テンポの決め方

 「いちばんよく指が動いた若いころに弾けなかった曲で、今弾けるも
のがある」といいますと、「エッ」と思われる方が多いかと思います。
 実は、簡単な説明がこれにつきまして、「若いころよりも、遅く弾い
ている」となるわけです。「若いころよりも、遅く弾けるようになった」
と言いかえればよかったかもしれません。

 一般的な傾向ですが、若い人はテンポを速めにとろうとします。
 それが年齢とともに、テンポを遅めにとり、表情たっぷりとうたいあ
げる音楽をもとめるようになります。
 聴く立場の方々を見渡しても、そういう傾向がありそうです。

 どうやら、人が「心地よい」と感じるテンポは一定ではないようです
ね。
 「若い連中は、速く弾くばかりでちっとも音楽性がない」と思うのは
勝手ですが、大きな声で言わないようにしましょう。「このオジサンが」
と笑われるだけです。

 その上で(私自身に対しても)言いたいと思います。
 「もっと、ゆったりと弾かれた方が表情豊かになると思いますが」
 「テンポを落とせば、弾けるようになりますよ」と。

 それからもうひとつ。
 ときどき、「この曲のテンポは、本当はどのくらい?」という質問を
受けて答えに窮します。
 が、たいていは「どのくらいで弾きたいですか?」と問い返します。
 「正しいテンポ」というのは、あり得ないんです。
 あるとすれば「できるだけたくさんの方々が心地よいと感じるテンポ」
ということです。

 でも、そもそも「心地よさ」自体が曲の速さのみで決定される、なん
て馬鹿なことはないんです。ひとつひとつの響きが豊かであるとか、メ
ロディーの歌わせ方であるとか、躍動感であるとか、音量の幅であると
か、そういうもろもろの条件をトータルで感じて「心地よい」と思うわ
けです。

 ですから、楽譜の冒頭にある速度記号などは、いちおうの目安くらい
に考えてよいでしょう。
 もしかすると、作曲者のほうで書かれている通りのことを要求されて
いる場合があるかもしれません。が、速度だけを全く指定通りにとって
弾けたとしても、その他の部分がおざなりになっていれば、その作曲家
先生も決して満足はされないでしょう。


↓Please use this site for a more necessary English translation. 
http://www.excite.co.jp/world/english/?before=&wb_lp=JAEN
     ……英訳の必要な方は、このサイトをご利用下さい……

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◆ブログ「私の音楽日記」⇒  http://blog.goo.ne.jp/hiro7167

12月13日(土) 「音が少ないから」

ソルの「グランソロ」を最後に弾いたのは、いつ頃のことでしょうか。
ネット上で公開しているリストにも、手持ちのUSBメモリーにも記録
が残っていません。どうやら我が家にパソコンが来た年よりも前のよう
です。もしかすると20年以上が経過しているかもしれませんね。
ですから、明日のコンサートでこの曲をとりあげるのは、私にとって、
かなりの冒険と言えます。
この曲に出会った学生時代、国内で一番出まわっていた譜面は、原曲に
最も近いとされる「ユージュル版」ではなく、これよりもシンプルに書
きかえられた「ジムロック版」でした。「シンプル」とは言っても、技
術的には、私の力量をいくらか超えている難曲です。ひたすら練習して、
何とかかたちになってきた後で、「ユージュル版」の存在を知りました。
そして「今さら、もっと難しいのが弾けるわけがない」てなもんで、私
はそのまま、この版で弾いていました。
明日の演奏も、このシンプルな方の譜面がベースになっています。
某有名ギタリストのブログによると「今では、ジムロック版で弾く人は
あまりいない」とあります。
要するに私は「時代遅れ」ということになりますが、これまでに出会い、
感動した名演奏の多くがこの版によるものでしたので、「音が少ないか
ら出せる良さがあるはず」と思うようにしています。


12月15日(月) 「やっとスタート地点」

昨日、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の例会「冬のギター」を
終えました。
そして、先ほど配信したメルマガ「私の音楽日記帳」の冒頭には、「こ
の難曲(グランソロ)が、まだ射程距離にあることがわかりました」と
記しました。
「やっとスタート地点までもどってきた」という感がします。ゴールを
見失わないように、今後も、継続的に弾き続けたいと思います。さしあ
たっては、来年、2〜3のコンサートでこの曲をとりあげる……という
のが自然な手法でしょう。


12月17日(水) 「基本練習のテンポを決める」

昨晩から、メトロノームの音がか弱くなったかと思うと、すぐ止まって
しまうようになりました。
「おかしいな、機器も電池もまだ新しいのに……」と思いましたが、ほ
かに手立てがないので、近くのコンビニで新しいボタン電池を買ってき
ました。電池を交換したらすぐ元気に動き出しました(鳴り始めました)。
単なる電池切れです。
どうやら「電池は何年でももつ」と思っていたのは、教師をやっていた
頃の話でして、さすがに今は練習量が増えていますので、よく減ります。

メトロノームといえば、実は最近、基本練習(音階、アルペジオ等)の
テンポ設定の仕方を変えました。
私は若いころからずっと(先月まで)、とりくんでいる曲に関係なく、
年中決まったテンポで音階やアルペジオの練習を行ってきました。それ
を、コンサートの本番を迎えるまでの一定期間、「テンポに課題あり」
と感じている曲の拍子とテンポに合わせてメトロノームをセットするこ
とにしたわけです。
たとえば、14日の演奏曲では、「パッサカリア ニ長調」(ヴァイス)
と「グランソロ」(ソル)に照準をあわせ、「3拍子,4分音符=66」
「4拍子,4分音符=112」で基本練習を行いました。そして、少な
くとも練習の段階では、「2曲とも、こちらの練習法の方が、テンポが
安定してくるようだな」と感じました。
この方法ですと、「練習していない曲は、テンポが定まりにくい」とい
う弱点が生じるかもしれませんが、そこには目をつむり、あまり欲張ら
ないで1曲1曲を丁寧に仕上げていった方が現実的だという気がします。
せっかくメトロノームを毎日長時間使っているわけですから、それなり
の成果をあげたいものです。当面、この方法でいきましょう。



<演奏予定など>  

★ご案内/広垣 
http://blog.goo.ne.jp/sh72 ……をどうぞ。

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創刊日:2003-02-16  
最終発行日:  
発行周期:不定期配信  
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