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日刊ショートショート劇場

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創刊日:2001-11-18  
最終発行日:2018-09-26  
発行周期:日刊  
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ショートショート「パンツ国のパンツ」第5話

2018/09/26

日刊ショートショート劇場 No.6066

『パンツ国のパンツ』第5話


 見事パンツ国製パンツのマニュアルを持ち帰ってきた男。

「よくやった!」

「キミならやってくれると思ってたよ!」

 さながら英雄の凱旋のような勢いで迎えられるのでした。

「して、こちらからは向こうになにを提供することになったのだ?」

 コレに男は答えました。

「いえ。こちらからはなにも」

「え? どういうことだ?」

「パンツ国のパンツを広めること。それが向こうにとってのメリットだと説得
したのです」

 男はウソをついたのですが……、

「そんなことが!?」
「言葉の魔術師かよ」

 と、そんなことは知るよしもないみなは素直に感嘆するのでした。

 出世街道をばく進する自分の姿を想像し内心でほくそ笑む男。

「ではさっそくそのマニュアルとやらを見せてくれたまえ!」

「はい社長。こちらです」

「おお! すごい量だな!」

「ここにパンツ国最王手パンツメーカーが持つパンツ製造ノウハウのすべてが
入っていますから」

「それはすごい。どれどれ? どんなことが書いてあるんだ?」

 と、マニュアルの一冊を開いてみた社長。

「こ、これは……」

 社長は眉をひそめてつぶやきました。

「これはいったい、どういうことだ?」

「ええ?」

 他のみなも、マニュアルを手に取り中を見ました。

「な、なに?」

「なんだこれは?」

 困惑の表情を浮かべる一同。

 社長始めみなは男の方に視線を送るのでした。


+かいせつ+

ご愛読ありがとうございます。敷布団です。

またしばらく雨が続くそうですね。
なんか雨多いですね。
週末も雨みたいです。

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最新のコメント

  • 名無しさん2018-01-18 10:21:02

    前半がとくに面白かった。

  • 名無しさん2016-05-05 17:06:35

    やはり、そうきましたか。

    口は災いの元ですからね。

  • 名無しさん2016-05-03 16:54:16

    これからも読みますよ!