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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1291

2019/12/04

賢者の道〜Vol.1291「受胎告知」2019-12-7
聖書:ルカ福音書1章1〜13節」

◎クリスマスの物語は、ザカリヤという祭司の話から始まります。

彼は、エルサレムの神殿に勤めていました。その神殿には、幾人もの
祭司たちがおり、何組かに分けられ、交代しながら礼拝をつかさどり
ました。

そのザカリヤに起きた出来事を、救い主の誕生の備えとしてルカの福音
書は、描いています。それは何のためだったのでしょうか?

ザカリヤの組が礼拝の当番だった時のことです。神殿の中央に聖所があり
そこに入るのを許されたのは、選ばれた祭司だけでした。クジで選ばれた
祭司だけでした。

クジで選ばれたのは、ザカリヤでした。彼は聖所に入り、決められた手順で
香を焚き祈りをささげます。これは大切な務めで、選ばれたことは名誉な
ことでした。一生に一度あるかどうか、一世一代の晴れ舞台です。

ところがこのようなときに、その聖所の香壇の右に天使が現われたのです。
ザカリヤは驚き、恐怖に襲われたのです。そこで主の使いは彼に
「あなたの妻エリザベトが男の子を産むであろう、彼の名はヨハネと呼びな
さい」と語ったのです。

彼は男の子が生まれるように祈っていたのです。「あなたの願いが聞かれた
から」と告げています。これはまず私達の祈りが、神の活動を遂行すること
を示します。

そして神の活動がザカリヤの神聖な行動によって始まるためには、私達の
天然の力でなす活動が終わらされなければならないことを暗示しています。

にもかかわらず突然、祈りが聞かれると困惑します。それも一世一代の
晴れ舞台に立とうとしているときに、来たこのお告げは、予想外の事態
なのでした。そのとき彼は「今はそれどころでない」と思ったのでしょう。

彼は御使いに「私の妻は年老いているのにそんなことはあり得ません」
と否定的になり、それよりも今覚えた手順で聖所に入って儀式を練習した
とおりになさねばならないと考えたのでした。

彼は天使ガブリエルに言いたかったのは「お願いだから、邪魔をしないで
下さい」ということでした。すると主の使いは「あなたは、私が言うこと
を信じなかったので、子供が生まれるときまで話をすることができなくなる」
と告げたのです。

ザカリヤにとって踏んだり蹴ったりでした。名誉ある務めも果たせなくなり、
それを邪魔され、きちんとできなくなり、そのうえ話すこともできなくなった
のです。散々な目に遭った。それが、クリスマスの主イエスのご誕生の出来事
の始まりの序曲でした。

◎神は、ザカリヤの予定していた手順を混乱に陥れ、儀式は滅茶苦茶になって
しまいました。皆さんもこのような経験をされたことがあると思います。
けれども、そこから新しいことが始まるのです。

ザカリヤとエリザベトには、子供がいませんでした。その老いた夫婦に
神様は恵みを示され、子供を与えて下さったのです。それが洗礼者ヨハネ
で、大きくなって救い主が来られると人々に伝えたのです。

人は計画を立て、仕事の段取りを立て、これをしよう、あれをしようと
考えます。それが予定通りいけば満足します。達成感で満たされます。

しかし、思ってもみなかったことが起こるのです。邪魔が入ったり、迷惑行為
によって妨害されたり、しばしばこのような経験をいたします。
しかし、それもまた、神の必然でして、そこから新しいことが起こって来る
のです。

神は御子イエスをお送りになるということが、予定されていたのです。
私達にとって迷惑なことが神の計画の必然であったのです。

人を罪から救い出し、暗闇から光と導き出す、救いの始まりだったのです。
翌年、ヨハネが誕生しました。彼は救い主をお迎えする大切な準備をする人
になりました。神が計画通り働き出し、その時、ザカリヤは話すことができる
ようになりました。

◎緻密に予定を立てていた人生でも、思わぬ邪魔が入り、計画が崩れる
ことがあります。

ため息をつき、嫌になります。時には絶望します。しかしそこに神の計画が
あるのです。私達は、実はその復活の主イエスの霊の誕生をなすための胎
なのです。

受胎告知は、ザカリヤ、エリサベト、主イエスの母マリアだけでなく私達に
いま伝えられており、神の必然に従うとき、私達は救われるのです。

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発行:ファイアサイド  協力:おとずれ社 
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創刊日:2002-11-10  
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発行周期:週1〜2回発行  
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