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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1260

2019/08/14

賢者の道〜Vol.1260「主の召しからの逸脱」2019-8-14
聖書:列王記下 10:28〜36

◎北イスラエルのアハブ王家を絶滅するよう神に命じられたイエフは、
その与えられた仕事を手際よく果たしました。

私達も主の召しに従い、献身すれば、神がその召しを全うさせてくだ
さり、自分にできるかどうか案ずる必要などありませんし、案ずること
自体神を侮辱するものです。

風のように生き、波のように漂っていれば主が何事かをなしてください
ます。ここで次に学ぶことは、そのような召しと神の指示を逸脱してし
まうことの愚かさです。

◎イエフは、預言者エリシャを通して神の計画を知り、ヨラム王とその母
イゼベルを殺し、アハブの70人の子ども達の首をはね、またサマリヤへの
途上、戦場での傷を負ったヨラム王を見舞いに来ていたユダのアハズヤ王
の身内の者達をも殺しました。

このようにイエフは預言者エリシャから王になるように油を注がれ、使命を
自覚し、バアル信仰にかかわりを持ったアハブ一族の殲滅の為に、主に
対して熱心で、イエフの宗教改革はまれなまでに徹底していました。
 
しかし、列下10:12以下の、その実行の経緯を注意深く見ますと、アハズヤ
の身内の者達を殺すにあたって、主の言葉を口にしていません。

レカブの子ヨナダブに会ったとき、自分の戦車に乗せて、「どれほど
私が神さまに熱心か、とくと見届けてください」と誇っています。

彼は神から命じられた働きが手際よく行ったので気をよくして、一つ一つ
神にうかがうことなく、自分流のやり方で物事を果たしていったのです。

そして、神から命じられもしなかったユダの王の身内の者の殺害をしたの
ではないでしょうか。「生け捕りにせよ」(列下10:14)と部下に命じた
のは、当初、殺す気がなかったことを意味するのではないでしょうか。

また、イエフはバアルの信者全てをだまして一箇所に集めて、レカブ人
ヨナダブと一緒に、皆殺しにしました(列下10:18以下)。これは彼が
勝手にこうすることはよいことだと判断したからでした。

イエフは、バアル信仰にかかわりを持ったものを一人も逃さない為には
こうするほかないと考えたのでしたが、もし、このことも主に伺っていた
ならどうだったでしょうか。

これは主のなさり方ではありません。ダビデ王朝を祝福した神が、ユダの
王の一族42人の殺害などしなかったのではないでしょうか。
これは明らかな主の召しからの逸脱でした。

私達もこのような失敗をしないように注意しなければなりません。
神の名を語って、自分の思いを遂げる勝手な行動を自重しなければなりま
せん。私達の熱心が神の宮を滅ぼすことになることもあるからです。

◎主からの使命に生きることは大事です。そのためには神の下に立つ
ことです。

ところが神の為と言って、礼拝を厳守せず、祈りの祭壇を守らず、神の宮
の維持を怠る人がおります。

仕事をして金を稼ぎ献金するから、神の伝道の為に他での働きに協力する
から許してくださいと、維持すべく与えられた祈りの祭壇の火を灯す
ことを怠る人もいます。

しかし、これは主に召された者のありかたとしては、正しいものではあり
ません。「正しい」とは、「一」つのところに「止まる」と書きます。

神は召した者を神の計画に従って守るべき場所に配置しました。そこで
何をなすべきか、主に問いつつ導きを求めて歩むことを望まれています。

自分勝手に判断して、所属部隊を離れ、持ち場を離れて、それが主のため
と言いつつも、その熱心さが神の宮を破壊することもあります。
 
イエフは、バアル信仰に関係した者を粛清しましたが、これによって
人々の心を満たしたのは、バアル信仰の誤りとそれが神の祝福の道から
遠いことであることを認めることではなく、単に独裁者イエフを恐れる
ことであったのです。

これは神を忘れ、自分の働きに酔った卑しい業であり、神の嫌うことで
した。主に栄光を帰さない、神を讃美せず、自分の誉れを顕示するだけ
のものはむなしい行為です。

◎イエフは、神から「よくやった」とほめられましたが、主の律法に従って
歩もうと努めず、イスラエルに罪を犯させる原因となった金の子牛像を拝み
続けたのでした。これが国家の衰退の原因となりアラム国の侵略となったの
です。

使命を持つだけでなく、私達は一歩一歩、主のお導きを求め主の戒めに
従って歩みたいものです。

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