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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1223

2019/04/06

賢者の道〜Vol.1223「愛と裏切り」2019-4-6
聖書:マタイ福音書26章1〜16節

◎マタイ福音書は、物語の書ではなく、命に満ちた天国の教理に
関する書と言えます。従って、天国の原理が明らかになるにつれ、
地上での生き方がどうあるべきかが見えてきます。

マタイ福音書26章1節と2節で、イエスは24章、25章でユダヤ人、
クリスチャン、異邦人(非キリスト者)に関する預言を与えた直後、
彼の弟子たちに、2日後の過越祭に人の子が十字架につけられる、
と告げられました。

それは、過越祭は、15世紀以上にわたって守られてきましたが、今や
終りとなり、またある意味で置き換えられるという暗示です。

つまり過越祭はキリストの予表にすぎなかったのであり、出エジプト記
12章の過越による予表で描写されているように、神が私たち呪われた者、
罪深き者を過ぎ越されるために、キリストは神の小羊とされたのです
(1コリント5章7節)。

この予表の成就の為に、過越の小羊としてのキリストは、過越の日に
殺される必然性があったのでした。

予表では、その小羊は過越の日に先立つ4日間、完全であるかどうか
調べられねばならぬように(出エ12章3〜6節)、キリストも十字架
に先立つ6日間同じように調べられました。

ユダヤ暦では4日は6日と数えられます。1日の一部分が、1日と数えら
れた。従って、マタイは主は6日後に変貌山に登ったと言いますが
(マタイ17章1節)、ルカは8日後に登ったと言います(ルカ9章28節)。
主は何の傷も見出されず過越の小羊となる資格が証明されました。

◎さて、イエスは祭司長や民の長老たちによって憎まれ、殺す相談
がなされていました。

しかし祭りの間は民衆の間の騒動が起こるかもしれないのでやめよう
としたのですが、神の主権の下で、予表の成就のために祭りの時に、
イエスを総督ピラトに引き渡し殺しました(27章15節)。

このようにイエスは憎まれましたが、弟子たちに愛されました
(6〜13節)。イエスがベタニヤ村に出かけた時、らい病で死者の
中からよみがえった人シモンの家に立ち寄りました(ヨハネ12章1節)。

シモンは主によって癒されていたに違いありません。彼は主に感謝し、
主を愛していましたので、宴席を設けて歓迎しました。呪われた人生
から救われたシモンはいまや祝福された人生を送っていました。

そこにマリアがやって来て極めて高価な香油の壷を持ってやって来て、
イエスの頭(ヨハネ福音書では「足」)に油を注ぎました。
彼女の愛が注がれたのですが、それを見た弟子たちは「無駄遣い」
と憤慨しました。過去20世紀を通じて、主イエスの為に大いなる
無駄遣いがなされてきました。

数え切れないほどの尊い命、地位、輝かしい前途が捧げられてきた
からです。愛する兄シモンをよみがえらせた主への愛の注ぎは、無駄
使いではなく、主の愛に対するあかしです。

彼女は16章21節、17章22、23節、20章18、19節の言葉から、主の死の
啓示を受けましたので、機会を捕えて自分の持っている最上のものを
注ぎ出したのでした。

最上のものを注ぎ出すには啓示が必要です。これは肉の業ではない
からです。実際的な意味で、主が十字架につけられる前に葬った
「生前葬」で、主への愛の表明です。

イエスもまた彼女の行為が「葬りの準備」と理解しました(12節)。
それは、私たちの為の贖いである主の死と復活が視野に入っています。

ですからイエスが「この福音が宣べ伝えられる所では、この人のした
ことも記念として語り伝えられる」と言った〈この福音〉とは、
死と葬りと復活の福音への言及です(1コリント15章1〜4節)。

この福音は、主が私たちを愛してくださったことです。主の愛に
応える者は、主の愛、福音を伝え、愛を主の為に注ぎ出さざるを
得ないのです。

◎14節から16節で、偽りの弟子にイエスが裏切られたことを見ます。
主に対する愛の極みまで達した「そのとき」(14節)、別の者は裏切
ろうとしていました。呪われた人の姿です。

主を尊ぶ者がいる一方で、主を裏切る者がいる、侮る者がいるのです。
これは、天国の原理である命と御霊の業を離れ、肉の業をもって神の
事業をなそうとする者の末路です。それが〈裏切り〉です。

肉の思いで行動し人生を失敗したユダの生き方を見ます。それは、
天国の教理を覆すこの世の悪の支配者の論理で警戒すべきです。

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