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賢者の道

忙しく複雑化したストレスの多い社会で生活するためには、どうしたら良いのでしょうか?体に食物が必要なように、心にも栄養が必要です。賢者の知恵=「聖書の教え」を配信します。難しく考えることなく、シンプルに生きられたら幸いです。

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賢者の道〜 Vol.1222

2019/04/03

賢者の道〜Vol.1222「主の愛されたベタニヤ村」2019-4-3
聖書:マタイ福音書21章1節〜17節

◎イエスの一行はエルサレムの近くの村にやって来ました。イエスは
2人の弟子を使いに出そうとして言いました。

「向こうの村に行きなさい。そこにろばがつながれており、子ろば
も一緒にいるのを見る。それをほどいて引いてきなさい。もし誰かが
何か言ったら『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡して
くれる」と。

ここで主イエスの全知と主権を見ます。主はご自身を心の深みに迎え
る人を清め、悪霊の呪縛から解放し、天のビジョンを与え、共にいて
下さるのです。

◎主がこのようにろばを入り用としたのは4節によると預言者ゼカリヤ
によって語られたこと(ゼカ9章9節)が実現するためでした。
それは「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところに
おいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろば
に乗って』。」

シオンの娘とは、エルサレムの民を意味し、王がろばに乗るのです。
母ろばに乗ってエルサレムの都に近づき、入口近くで子ろばに乗り
換えられたのでしょう。

マルコ、ルカ、ヨハネ福音書では子ろばだけを述べています(マルコ
11章、ルカ19章、ヨハネ12章)。

ですから強調は、子ろばにあります。これは、柔和とへりくだりを
もって来られたことを印象付けています。主は誇らしげに馬に乗って
入城したのでなく、小さな子ろばに乗って来られた、つまり人と
戦ったり、競い合ったりする為でなく柔和な王として来ましたのです。

弟子たちは、自分たちの衣をろばの上にかけ、大勢の群衆は自分の衣
や「勝利の命」を表徴する棕櫚(なつめやし)の枝(ヨハネ12:13)
を道に敷き、主を崇めます。

すなわち持っているもの全てをもって主を崇めています。
このように私たちの状態がいかに貧弱であろうとも、主を崇める
心がけが求められています。
気張ったりせず、ありのままの自分でもって主を崇めることが求め
られています。

そして群衆は、「ダビデの子にホサナ(「主よ、救ってください」
の意〔詩編118:25〕!、主の名によって来られた方に祝福あれ!)
と叫び、神が遣わされた方であることを示しました。

しかし、ある者は「ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と
(11節)卑しめられていた地の出身の預言者だと肉的・この世的に
認識しました。

◎それから、イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いをしている
人々を皆追い出し、両替商の台や鳩を売る者の腰掛をひっくり返しま
した(12節)。

これは2回目の宮清めで「人々を追放」しました。1回目の宮清めは
カナの婚礼の後、なしたもので「羊、牛を追放」しました(ヨハネ2章)。
主は都に入り直ちに御座に着いたのではなく、自分の為でなく、
神の為に、神の住まいである神殿を清めました。

私たちも主を王として内側に迎える時、主は直ちに私たちの心の深み
の座に着くのでなく、内なる霊に来て、それを清めます。

私たちの霊は「祈りの家」(イザヤ59:7)であり、聖なるもので
あるべきですが、堕落のゆえに、「強盗の巣」となっています。
主が来られるや全ての強盗や悪霊を追放し、霊の宮を清めます。
その後、イエスは傍にやって来た目や足の不自由な人々をいやしま
した(14節)。

これは、主が宮を清めることが、人々に見る視力と行動する力を得さ
せることを示しています。これは私たちについても同じです。
内なる霊が清められ、正常になれば、健康な精神と肉体が回復する
からです。

主イエスの行動を見て、子どもたちは「ダビデの子にホサナ!」
と叫びました。内側の霊が清められ正常を回復した人は子どもたち
のように賛美する者に変えられます。

しかし頑なな祭司長たちや律法学者たちは、逆に立腹しました。
高慢と嫉妬に基づいています。それが彼らを盲目にし、天の
ビジョンを見させず動けないようにしているのです。

◎夕方、主は都を離れ、12人を連れてオリブ山の東斜面のベタニヤ
に行かれ宿を取られました。そこにはマリヤ、マルタ、ラザロの家と、
シモンの家がありました(ヨハネ11:1、マタイ26:6)。

ベタニヤ村には主を愛する人々がいました。そこは主を愛する者の
場所です。

主を愛する霊の清められた者は、検査され、屠られるエルサレム
でなく、良き友人、良き家族・親族、良き師に囲まれたベタニヤ
に常に居るべきなのです。
そこに主イエスもまた共に泊まられるのです。

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